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大法弟子李国順さん、迫害で惨死、遺族は口止めされた   

 【明慧ネット2006年6月10日】福建省竜岩市新羅区白砂鎮の大法弟子李国順さんは、2004年8月23日、悪徳な警官に連行され、監禁されたとき、断食をもって迫害を抗議した。同年10月14日、亡くなった。このほど、鎮の派出所の所長は人づてで李さんのお母さんに伝言し、李国順さんのことを調査しにくる人がいれば、「知らないと答えなさい」と強要した。ほかに法輪功関係のことを聞かれたら、一概に「知らないと言いなさい」という。

 李国順さんは迫害で惨死し、派出所の職員に不法に火葬された。家族はカルテ、死亡報告書をもらえず、訴えるところもない。関係者は懲罰を受けていないのに、悲しみにくれている彼のお母さんは口止めされている。

 李国順さん、男性、27歳、1998年竜岩工業学校を卒業。2000年8月北京に陳情しに行ったため、不法に1年の強制労働を言い渡された。2001年8月9日に釈放された。2001年12月、家から真相資料が見つかったため、不法に2年の強制労働を言い渡された。

 2004年8月23日、労働収容所から出て、半年も経ていないが、李国順さんはまた不法に逮捕され、竜岩派出所に監禁された。李さんは迫害に対して、断食を持って抗議した。看守所と病院は彼の体が衰弱しているにもかかわらず、治療を怠った。李さんのお母さんは二度にわたり、保釈を申請したが、いずれも拒否された。李さんが危篤状態になってはじめて、保釈が認められた。2004年10月3日、李さんは病院に送られ、手当てを受けたが、病状はすでにかなり深刻だった。医師の話によると、早い段階で治療をしていれば、ここまでにはならなかったという。

 情報によると、李さんは病院に送られたとき、痩せ細くなって、手足が冷えきっていた。布団に隠された両手にまだ手錠がかけられていた。下半身に着衣はなく、お尻は真っ赤で爛れていたという。その後、看守所は治療費の支払いを拒否し、病院側は家族に費用を要求し、払わなければ治療をやめるという。家族は何度も医師に懇願したが、医師はもう成す術はないという。さらに、看守所の幹部は何回か、家族を追い払って、医師とひそかに会話を交わしていたという。

李さんは十日後の2004年10月14日に亡くなった。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/6/10/130060.html