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黒龍江省女子刑務所:肖淑芳さんが迫害され死亡 

 【明慧ネット2006年6月12日】黒龍江省牡丹江市の大法学習者・肖淑芳(66)さんは、黒龍江省女子刑務所に数年間監禁されていた。2006年6月8日、家族は肖さんの死亡通知を刑務所から受け、9日、肖さんの子供が遺体を確認する為に刑務所を訪れたが遺体との対面を許されなかった。その後の状況は不明である。

 子供によると、2006年5月28日に面会した際、母親は健康で精神的にも正常だった。

 牡丹江市歩行街に住んでいた誠実で善良な肖さんは、勤勉な働き者であった。法輪功を修煉してから、体が健康になり、親戚友人や隣近所に対して優しく、家庭も睦まじかった。99年7月20日、悪党・江沢民集団が法輪功に対して残酷な迫害を開始してから、肖さんは何度も強制的に連行され、興隆拘置所に監禁され、家庭もばらばらになった。

 2000年末、肖さんは人々に真相を伝え、真相資料を作成したため、牡丹江市政保大隊に再び強制連行された。牡丹江市の公安局で7昼夜にわたる拷問を受け、「虎の椅子」に強く縛られたり、ラー油を無理やりに灌食されたり、頭にビニール袋を被せられ窒息寸前になった。さらに、悪らつな警官らにペンチで強制的に歯を抜かれ、またペンチで指を押しつぶすように強く挟まれ、爪を無理やりに剥がそうとされた。また、7昼夜にわたって睡眠を許されず、拷問を繰り返されたため、肖さんは心身ともにひどく傷つき、息絶え絶えの状態となった。

 肖さん、徐伏芝さん等数人の大法学習者は秘密裏に重刑を科され、2003年6月、ハルピン女子刑務所へ移送された。しかし、長期の監禁と拷問により、学習者たちの健康状態が悪くなっていため、刑務所側は受け入れを拒否した。牡丹江市拘置所側は尚、大法学習者たちを数カ月間監禁し拷問し続けてから、再びハルピン女子刑務所へ移送した。拘置所側は60歳過ぎた肖さんの年齢を58歳と偽った。徐伏芝さんは2004年5月、迫害され死亡した。

 2003年、冬に入ってから、黒龍江省女子刑務所は人間性を絶滅させるような手段を用いて、大法学習者に拷問を強いた。2004年、さらに宙吊り等で拷問し、多くの学習者が虐待に耐えられず失神してしまった。同年2月9日、学習者・王愛芳さんは悪らつな警官に高温になっている暖房器具に縛られ虐待された。肖さんは20日にわたって、身動きできないようにベッドに強く固定され、無理やりに灌食され、迫害を受けた。

 2005年2月、悪らつな警官が肖さんを「転向」させるため、監房を4階から3階へ強制的に移動させた際、階段が見えないようにタオルを頭に被せ、わざと肖さんをぶつけ腰を痛めさせたという。また、肖さんが李先生や大法を罵るよう強制されても服従しない時、首を絞め虐待した。2005年10月、悪党らは経文を捜査する口実で、無理やりに肖さんの下着を脱がせ侮辱した。

 黒龍江省女子刑務所は、表面上は「文明刑務所」、「人間性を重視」のスローガンを掲げて管理を行っていると称しているが、裏では卑劣極まる悪事を働いている。同刑務所は陰険かつ悪らつな手段で大法学習者を「転向」させている。また、大法学習者たちは休む暇もなく、「転向」という拷問を相次いで繰り返され迫害されている。2006年3月末、劉志強・刑務所長が率いる刑事犯や手先ら約80人が、大法学習者に対して再び悪らつな拷問・虐待を始めた。

 肖さんが死亡したという知らせが2006年6月8日、家族に届けられた。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/6/12/130218.html