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ドイツ首相が中国を訪問する前に、アジア専任担当が法輪功学習者と中共の臓器摘出についての談話(写真)   

 【明慧ネット2006年5月17日】(明慧記者呉思静ベルリン報道)ドイツのメルケル首相が中国を訪問する1週間前の2006年5月15日、政府のアジア専門担当者が法輪功代表や中国民主同盟代表、ドイツの人権団体代表と会った。会談で3人の代表はメルケル首相が中国の法輪功学習者からの生体臓器摘出事件に注目し、中国を訪問するとき、中共に対して、法輪功学習者からなる独立の調査団が中国に入り調査できるように提案するよう要望した。

 同時にドイツ法輪功学習者は総理府前で集会を行った。朝10時から午後6時半まで、学習者は総理府前の緑地で煉功し、ビラを配り、拷問の模擬実演、臓器摘出の模擬実演を行った。

模擬実演:中共警察が法輪功学習者に対して暴力を振っている 模擬実演:中共が生きている人体から臓器を盗み取っている

 午後2時、3人の代表が総理府から出てきた。ドイツ法輪大法協会代表・Waltraud氏は記者に「我々はアジア専門担当官に中共が人体から臓器を摘出して販売して莫大な利益を得ていることを話しました。中共のある軍関係の医者の証言によると、彼は6万人の監禁者の偽造ファイルをみたことがあるといいます。これら監禁されている人はほとんど法輪功学習者で、これらの偽造ファイルは彼らが自ら臓器摘出に貢献すると偽っています。我々はさらに、メルケル首相に、中共に対して、中共に事前通知しなくても任意の機構を調査できる独立調査団が中国に入り法輪功迫害を全面的に調査することができるように提案するよう要望しました。もし事前に通知すると、あちこちの証拠が隠滅されて、調査団がいったとき、なにも見つからないのはあきらかですから」と伝えた。

 ドイツのメルケル首相は東ドイツ出身で、前に一度東ドイツ共産党に政治傾向上に問題ありとみなされた人物で、去年彼女が競争相手を破って首相になったとき、マスコミの大方の見方としては、彼女が東ドイツ出身であることから、中国のような共産党国家に対しては、彼女の前任首相とは異なる態度をとるだろうと予想していた。

 Nordrhein-Westfalenからきた法輪功学習者・劉さんは、自身が2001年9月から2003年1月の間北京の女子労働教養所でうけた長期間の暴力、長期間たたされる、睡眠を許されないなどの肉体への迫害や、法輪功を中傷するビデオを無理やり見せられるなどの精神的迫害、さらに長期間奴隷のような労働からの身体と精神に対する傷害をのべた。

 首相官邸前の通行人は繁華街に比べると少ないが、通行人は絶えず、迫害の模擬実演に驚いた。彼らは足を止めて、もっと多くの状況を知ろうとした。

「法輪功に対する迫害はこの数枚の看板でまとめられるものではない」

 ある中国の学生のペアが看板の前にきた。女性は長春からきたという。学習者が彼らに法輪功が弾圧される前に中国でひろく法輪功が伝えられていた状況を説明すると、彼女は「当時、長春で法輪功をやっている人が非常に多かった」と言い、学習者の手の中の中国語の資料をみて、「もらっていいですか?」と聞いた。「もちろんです。あなたたちのためにわざわざもってきました」と学習者は喜んだ。

 彼女の恋人がバナーや学習者が煉功する動作を写真にとった。彼女が臓器摘出の模擬実演を撮ったかと聞くと、「いえ、あまり残忍すぎるので」と言い、それでも彼らは臓器摘出に関する中国語の特集を受け取って帰った。

 10数人のドイツの中学生が通過しているとき、学習者の説明をきいて、彼らはみんな中共による法輪功学習者からの臓器摘出を譴責して署名した。これらの署名は首相が中国を訪問するまえに首相官邸に渡される。

通行人が署名する

 その日に、ある国家元首が訪問していた。一部の取材にきた記者は法輪功学習者のところにきて写真をとって取材した。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/17/128030.html