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吉林省監獄管理局でいまだに監禁されている張宏偉さんが危篤状態 

 【明慧ネット2006年6月16日】吉林省通化の法輪功学習者・張宏偉さんは、吉林省監獄で長期にわたって迫害を受け、2006年から身体の状態が著しく悪化し、監獄は3月末に、病気を理由に保釈手続きをしたが、監獄管理局は批准しなかったが、肺に穴があき、血を吐き出すまで保釈を認めないと暴言を振るった。

 張さんの舅である宋文華さんは、朝陽溝労働教養所で迫害されて死亡した。生前の病状は、張さんと全く同じで、なかなか批准がもらえず、治療が遅延したため、宋さんは帰宅してから数日も経たないうちに死亡した。

 吉林省通化の法輪功学習者・張宏偉さんは、2001年北京で真相資料を作ったため不法に逮捕され、13年の重い実刑判決を言い渡された。2001年前半から、長春鉄北監獄で迫害されるようになり、張さんは53日間のハンストを通して迫害に抗議した。2002年3月、張さんは、吉林省監獄で迫害されるようになり、死人ベッドなどの人道に反するさまざまな拷問に遭い、家族は裁判所に上告したことで、2004年8月にやっと釈放された。

 2005年初め、張さんは悪意を持つ加害者に陥れられたため、3ヶ月にわたって牢屋に閉じ込められ、吉林省監獄で長期にわたって人道に反する迫害を受け、心身共に大きな傷害を受けた。

 2006年初め、張さんは毎日咳をするようになり、検査により肺結核などの結果が出されてから、3月から病状がさらに重くなり、高血圧、心臓病を患うようになり、身体はきわめて衰弱していた。張さんは2006年初めから、監獄の病院で治療を受けて現在に至るまでの間に、これほど衰弱しているにもかかわらず、時に迫害を受けていた。監獄側は、3月の終わりに、張さんの保釈手続きを済ませた。監獄の管理局は、保釈の条件が備わった状況下にもかかわらず、保釈を批准しなかったが、肺に穴があき、血を吐き出すまで保釈を認めないと暴言を振るった。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/6/16/130599.html