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一年間断食した法輪功学習者が危篤状態 

 【明慧ネット2006年6月16日】林樹森さん(32歳男性)は、大卒、北京の法輪功学習者で、黒竜江省慶安県出身。彼は、2005年4月末に連行された。2006年1月23日,北京西城区の裁判所は、「林は、2004年実名で明慧ネットに前進刑務所における自分と他の同修である法輪功学習者への迫害を公にした文章を発表した」(「北京の学習者は前進刑務所で三年に及んだ迫害の回想」2004年3月25日)という理由で林樹森さんに違法な裁判を行った。現在、北京西城区裁判所の裁判官は、違法に林さんに対して5年の禁固刑を下した。林さんは控訴したが、却下された。

 2006年5月末、林さんは、また違法に第二留置所(北京西城留置所)に監禁されていた。しかし、今大興移動配置局に移送されたそうだが、いまだに行方不明である。

 林さんは、2005年4月28日、北京西城区新街口派出所担当の方革警官などの不法人物に連行され、断続的に一年あまり断食した。その間、家族は数回にわたって、警察側に林さんの釈放を求めたが、林さんとの面会は一回も実現しなかった。林さんは、北京公安局七処にいたとき、長期の断食によって、腎臓機能衰弱になり、北京公安医院へ送り込まれたが、灌食による拷問を受け続けていた。警察側は、釈放の要求を拒んで、林さんは今無事だ、と家族を騙した。家族は、林さんが断食していたことをまったく知らなかった。

 2006年6月14日までに、また半月で林さんの行方がわからなくなった。家族は移動配置局に、林さんについて問い合わせると、移動配置局から、この人はいなかったと返事があったが、西城看守所の責任者は、林さんは間違いなく移動配置局にいたと言った。内情者は、条例によって、移動配置局にいた場合、五日以内に自宅へ知らせを送達する必要があるが、半月も過ぎたがいまだに、林さんについて何の情報もない。

 林樹森さんは、2001年から2003までは、(天津にある)前進刑務所で次のようなさまざまな拷問を受けたことがある。

強制的にバスケットボールのコートのまわりを一日百周走ること
長時間、手を背中に回して手錠をかけて疲労させること
10センチメートルの高さの腰掛に15、16時間も罰として座らせること
15日間にわたって睡眠を剥奪すること
11本のスタンガンで、同時に電気ショックを与えること
強制的に「束縛服」を着させ、「死人ベット」(ベッドのような拷問道具)に縛られることが7ヶ月にも及んだこと

 この結果、林さんは7ヶ月にわたって精神錯乱状態に陥った。当局は、明慧ネットに掲載された「北京の学習者は前進刑務所で三年に及んだ迫害の回想」という文章を林さんへの告発の証拠の一つとした。それによって、当局はこのような文章に非常に怖がっていることが分かった。我々は、北京、天津の法輪功学習者が、全面的に前進刑務所の邪悪行為、地元の邪悪行為を暴き、そして全面的に北京の市民に真相を伝えるよう、提案する。

 我々はここで、即時に無条件で林樹森さんを解放するよう、強く求める。また、ああいう法輪功学習者を迫害した、また迫害している人々に、我々は誠に次のように戒める。善は善の報いがあり、悪は悪の報いがあることは、天の理である。真・善・忍を修める善人を迫害すれば、悪の報いが必ず来るはずである。人間は、自分でやったことは、すべて自分で負わなければなりません。悪運が訪れるときは、もう遅いだろう。危険の一歩手前で早く踏み止まり、是非をはっきりさせ、迫害をやめて、自分の明るい未来を選んでください。

関係箇所の電話番号などは省略(詳細は明慧ネットの中文を参照)

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/6/16/130566.html