デンマーク「ベーリング時報」、中共の臓器売買を強く譴責
【明慧ネット2006年6月20日】デンマークの「ベーリング時報」(Berlingske Tidende)は6月17日、「中共による生体からの臓器売買を強く譴責する」という文章を発表した。文章では、ヨーロッパ議会の副主席であるスコット(Scott)氏が、中国を考察した期間中、2人の法輪功学習者と面接を行い、中共が生体から臓器を奪取する残酷な行為を理解したことについて述べた。スコット(Scott)氏は、中共の生きた法輪功学習者からの臓器売買行為を強く譴責した。
イギリスから来たヨーロッパ議会の副主席・スコット(Edward McMillan-Scott)氏は、文章で、中共が2008年に開催するオリンピックの資格は取り消すべきだと述べた。その理由は、中共政権はシステム的に、生きている衆人の身体から臓器摘出、売買を行い、暴利を得るからであるとスコット氏は述べた。スコット氏は、中国を考察する期間中、かつて不法に監禁されたことがある2人の法輪功学習者と面接を行い、中共政権が生体から臓器を奪取する残酷な蛮行を知ったのである。
スコット氏は、「独裁政権である中共は、非常に残忍である。その為、この政権の真実をヨーロッパの人々に認識させるのは、非常に重要である」と指摘した。
イギリス保守党から来たスコット氏は、現在、ヨーロッパ議会の副主席である。彼は、文章で、現在、中国で発生していて中国共産悪党政権が直接操縦しているシステム的に生きている犯人の身体から臓器販売を行い、暴利を得る罪行について、強く責めた。
スコット氏は、「私達が述べていることは、ジェノサイドである。もし、あなたが中国の病院に電話して、肝臓が必要だと言ったら、彼らはすぐ生きた法輪功学習者の身体から肝臓を取ってあなたに提供するのである。その理由は、臓器を取られるこの法輪功学習者は、お酒も飲まないし、タバコも吸わない健康で良い人だからである。このような行為は、犯罪である」と述べた。
スコット氏は今年の5月、北京に行って、この事件について調査を行った。スコット氏は、あるアメリカ人を通じて、かつて不法に監禁されたことがある法輪功学習者と面談し、彼らが自分自身で経験した残酷な迫害を知ったのである。有名な人権弁護士・高智晟氏も、彼らが述べたことは真実であると実証したのである。
スコット氏は、「法輪功は、動功と静功を組み合わせた功法であるが、中国では、中共政権により、不法に弾圧されている。かつて、不法に監禁されていた経歴をもつ法輪功学習者の証言を通じて、私達は、現在中国の病院では、不法に監禁されている法輪功学習者の身体から臓器を奪取し、また、臓器を取った後、彼らを殺害していることが発覚した」と語った。
「もし、彼らが述べたことが真実であるならば、我ら文明社会の西洋人は、必ず、中国が2008年に世界オリンピック運動会を開催することを制止すべきである」と、スコット氏は語った。
現在、中国の多くの病院では、十日間もあれば自分に適合する肝臓を探し当てることができるのである。これは、不法に生きた法輪功学習者の身体から臓器を奪取するからである。
スコット氏と中国で面談し、かつて不法に監禁されたことがある36歳の法輪功学習者・曹東氏は、自分の目である法輪功学習者の遺体を見たことがあるが、その学習者の身体の臓器は既に取られていたと、スコット氏に述べた。
スコット氏と面談をした翌日、この2人の法輪功学習者と通訳者は、中共当局に、不法に逮捕された。その中で、一人は今でも不法に監禁されているのである。中共当局は現在に至っても、この法輪功学習者の情況に対してはっきり示さないのである。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/6/20/130918.html)
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