チチハル:16人の法輪功学習者に不法判決
【明慧ネット2006年6月22日】黒龍江チチハルの16人の法輪功学習者は、中共に騙されないようにと民衆に真相を伝えたため、不法に1年半の監禁の後、2006年5月9日に、それぞれ12年、7年、5年、3年の有期懲役を言い渡された。
2004年11月、学習者がチチハルの街や公園に多数の法輪大法の真相が入っている掛け軸をかけた、その後17人の学習者が不法に逮捕された。今回不法に判決をうけた学習者のうち、楊淑君さんは12年、李季秋さん、劉博剛さん、沙秀蘭さんらは7年、王淑新さん、趙李専さん、趙亜珍さん、崔栄さんらは5年、解淑萍さん、劉鳳蓮さん、温淑芹さん、王蓮波さん、皓暁霞さん、徐桂栄さんらは3年、李威嶺さん、荘清学さんは1年6カ月の刑を言い渡された。
法輪功学習者は監禁されて拷問をうけ、ある人は警官に郊外の農場や別荘(警官が遊ぶ場所、暴力団・マフィアにつながる)に連れていかれ、連続数日間つるされ、拷問で迫害された。尋問期間中、高性蓮さんが迫害により死亡し、60数歳の崔栄さんは迫害で目が見えなくなった、趙亜珍さんは重病で保釈され、40数歳の楊淑君さんは迫害で白髪になった。
今回の案件を主管したのはフラルキー公安局局長・林旭で、とくに国安隊長・李瑞新の学習者に対する手段は悪辣で、吊るし上げ、服を脱がせて冷凍させるなどの拷問を施した。この人は2カ月前に報いを受け、18歳の息子が腸梗塞で死亡した。今回の案件を審理したのはフラルキー法院の劉澧で、審判員・于洪興、姜聖智、検察員は成勇だった。
法廷で、法輪大法は正しい、掛け軸をかけることが違法ではなく、まして犯罪ではない、法輪功迫害こそ犯罪行為だと複数の学習者が指摘した。裁判長はまったく答えられなかった。警官は法廷で楊淑君さん、王蓮波さんらの頭を叩き、発言を阻んだ、楊淑君さんらは法廷で「法輪大法はすばらしい」といった。複数の学習者が上訴した。いま学習者はチチハル第一看守所に監禁されており、断食で抗議して、厳しい状況の中にいる。
チチハル市は今年の3月末に、北市区で不法に49人の学習者を逮捕した、2004年11月末から2006年3月末、チチハル市各地区で不法逮捕された学習者は数百人に及んだ。
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