■日本明慧 http://jp.minghui.org/2006/06/22/mh240663.html 



ドイツ社会が法輪功学習者・王暁艶さんの救出に乗り出す

【明慧ネット2006年6月21日】中国大連市は、ライプチヒ大学コンピューター学科の学生で法輪功学習者でもある張震彤氏の妻・王暁艶さんを引き続き迫害している事件が、ワールドカップが開催されているドイツ社会で強烈な注目を浴びていると、自由アジア放送局が6月20日付で伝えた。

 ドイツの著名な文化古城のあるライプチヒは本ワールドカップの重点都市でもある。日曜日に行われた韓国対フランスの試合ではヨーロッパ各地から来た何万というサッカーファンの目を再び釘付けにさせた。ところが、この熾烈なサッカー試合ム−ドの中の一方で、中国大連市が、ライプチヒ大学コンピューター学科の学生で法輪功学習者でもある張震彤氏の妻・王暁艶さんに対して引き続き迫害を行っているという事実がライプチヒ各界の強烈な注目を集めた。

 この事について、記者は日曜日に張震彤氏にインタビューをした。彼はこのように答えた。「私に対する協力と関心は学校の中から始まり社会へと向かって発展していきました」。

 張氏は、「大学の外国人事務室と学生たちは私のこの状況を知っており、非常に関心を持ってくれると共にとても応援してくれています。彼らは署名表を起草し学校の範囲内で署名を集めました。我々コンピューター学科の学科主任と大学のその他の教授たちも支持を表明し、署名に協力してくれました」と述べた。

 この件に対して彼は特に次の事について言及した。それは学校がドイツの首相に協力を求める手紙を書いたことである。何故ならドイツのメルケル首相はライプチヒ大学の卒業生なのである。現在、学校はこの事件に対し、とても関心を持っており、それと同時に非常に事件の解決を支持してくれているのだと感じている。ライプチヒの教会堂は世界的にも有名であるが、張氏の妻・王暁艶さんに関する事件は教会の大きな注目をも集める事となった。

 張氏は、「ライプチヒには二カ所の比較的著名なキリスト教の教会堂があります。一つはトーマス教会堂であり、当時、バッハがここでパイプオルガン奏者として合唱団の指揮者として活躍していたあの天下に名高い場所であります。ここに1人の比較的著名な神父でウルフ神父という方がいます。彼の家で我々は会う事になりました。事件の詳細な状況を知った後、彼は自らの手で駐ドイツ中国大使館に手紙を書きました。この事件に関して神父は抗議の意を表明すると共に王暁艶さんを釈放するように要求しました。その後の日曜日、神父は1000人近くの人々が出席する礼拝上でその場にいたみんなに私の状況を伝えました。ウルフ神父は法輪功が中国国内で迫害されている状況について述べ、私の妻が国内で捕らえられている事についても話しました。そして、みんなに協力と支持を呼びかけ、トーマス教会堂が将来私と一つに団結すると話しました」。

 記者の知るところによると、ライプチヒの二つの主要新聞はすでに張氏に対するインタビュー記事を掲載しており、中国大連市に迫害の停止、王暁艶さんの釈放を呼びかけている。王暁艶さんがドイツに来られるようにする呼びかけはすでにライプチヒからドイツ各地へと広がっており、その中でも特に大連の姉妹都市であるブレーメンで活発になっているようだ。

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