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オーストラリアの議員は中国共産党による臓器奪取の犯罪行為への調査実施を呼びかける(写真)

【明慧ネット2006年6月10日】5月30日、オーストラリアの法輪功学習者がキャンベラ国会前で集会を挙行し、オーストラリアの全国会議員たちに中国共産党の法輪功学習者に対する臓器強制摘出という虐殺行為への注目を呼びかけた。そして、学習者たちは真相調査委員会の証拠収集を議員が支持し、積極的に同委員会へ参加し、中国共産党の人道に反するこのような暴虐を一刻も早く制止する事を望むと述べた。オーストラリア連邦議員のクリス・ボーエン氏は会場に赴きスピーチした。
オーストラリア連邦議員のクリス・ボーエン氏は中共による臓器奪取の犯罪行為への調査実施を呼びかけた


 連邦議員オーエン氏は、現在中国で起きている中国共産党による法輪功学習者の人体臓器強制摘出という暴虐を指摘し、オーストラリア政府は中共政権に対してもっと圧力を加えるべきだとし、中国共産党に重大な人権侵害行為に対する説明を求めた。

 ボーエン氏はスピーチの中でこのように述べた。「現在、中国から伝わってきた非常に恐ろしい驚愕するようなニュースがある・・・それはまさしく法輪功学習者たちが悲惨な迫害を受け、彼らの人体臓器が強制摘出されているという信じ難い事実である」。ボーエン氏は中国共産党の法輪功学習者に対する不法な臓器摘出の一連の事件に対し独立した調査を行う必要があると考えている。

 ボーエン氏は発言の中で、法輪功学習者たちが自らの信仰の為に行い続けた堅固で不屈な努力と中共の犯罪行為を暴き出した勇気を褒め称えた。彼はまた法輪功学習者たちを支持し協力して行きたいと思う事、またこの事を誠に光栄な事であると感じていると明らかにした。彼は、法輪功学習者たちは世界各地で自分たちの信仰を自由に表現する権利があり、さらに学習者たちの人体臓器が強制摘出されている事件に対してもっと多くの調査をし、証拠を集めるように会場に呼びかけた。ボーエン氏は「私はカナダの前国会議員が現在この事件に関して調査を進めている事を知っている。私は調査の結果を非常に楽しみにしている、何故ならこれこそが近いうちに大きな証拠となり、このようにして中国の法輪功学習者たちは更に多くの自由と権利を得る事になるからだ」と述べた。

 ボーエン氏はこのように強調した。「法輪功は真・善・忍に則っているものだ。このような信仰に反対する人間がいるというのが私にはよく分からない。我々が尊重するこのような信仰が行う全ての事は価値あるものであり、あなたたちと同じ法輪功学習者だろうと私のような人間だろうと、あなたたちの権利を踏みにじるものは我々全ての人間に対する侵犯である」。

 ボーエン氏は最後にこう述べた。「我々は共に作戦を立て、努力し中国におかれている人権の状況をよい方向へ変え勝利を収めましょう。あなたたちと一緒にいられる事は私にとっては一種の光栄な事だと言えます。私は以前あなたたちの集会に参加した事があります。今後も続けて参加していくでしょう。しかし、いつの日か私が参加する必要がなくなる日が来るでしょう。何故ならその時、法輪功学習者はすでに世界各地で自由に自分の信仰を表現できるようになっているからです」。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/6/10/130102.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/6/12/74373.html