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正念足りて魔難を除く


文/大陸大法弟子

【明慧ネット2006年4月30日】私は最近、確実に師父の慈悲と大法の偉大さを実感しました。

 去年、私は女の子を産みました。しかし、妊娠中においては常人の心が強まったせいで、邪悪に邪魔されて何カ月も大法を離れてしまい、「三つの事」もしっかりやっていませんでした。今年は正念を強め、「蘇家屯事件」の暴露以来、私は積極的に真相を語り、邪悪を暴きました。丁度その時、再び妊娠の症状が表れました。妊娠判定テストの結果、私は確実に妊娠していました。

 その時6カ月の子供がいました。その上、主人は軍隊で働いていましたので、私とずっと別居の状態でめったに会いませんでした。私たちの両親は共に遠く離れている農村に住んでおり、体の調子もよくありませんでした。私は仕事が大変忙しく、自分一人の給料で家族全員を養うだけで精一杯でした。それに、悪党の邪悪な政策により、私たちは二人目の子供を生むことができません。特に主人の就職にも多大な影響を与えるのです。

 その夜私は主人に電話をかけ、妊娠のことを話しました。同時に子供を生む決意も表明しました。常人から見れば、堕胎が唯一の解決方法です。そこで主人は私に硬軟両様の圧力を加えてきましたが、私の決心は少しも変わりませんでした。それで、二人の仲はほとんど反目の状態に至ったのです。あの数日間、私は自分が大法弟子であると、終始心の中で自分を戒めていました。因みに、私は家庭紛争を解決するのではなく、私は大法を得ようとする命を助けているのです。ある晩、主人からまた電話があり、しつこく私を説得しようとしました。私は終始正念が足りて頭の中で「…心を徹底的に放下し、れっきとした大法弟子らしくなり、願いも執着もなく、残るか去っていくのかを師父の按排に任せます」(『ロサンゼルス市での説法』より)という師父の言葉を繰り返し思っていました。その時、すべての執着やすべての邪魔が消えてしまい、正念を発する度ごとに、背中に電流が通ったように感じました。そのため発した正念も非常に力強かったのです。こうした状況は三、四日間続きました。主人からは相変わらず毎日電話があったのですが、私は少しも動揺しませんでした。五日目、生理がきました。その晩、もう一度妊娠テストをしてみると、妊娠の兆しは全然見られませんでした。

 当時私の母は子供の世話をしていたため、この出来事をすべて目撃し、とても不思議だと感じました。私にははっきり分かっています。これは慈悲なる師父が再び私を守ってくださったのです。

 私がこのことを語ったのは、同修たちに気付いてもらいたいことがあるからです。すなわち時間がますます迫っており、すべての人心を放下して「三つのこと」をしっかり行えば、どんな不意な支障と迫害でも、師父が取り除いてくださるのです。但し、前提としては、必ず正念が足りていることです。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/30/126417.html