日本明慧
■印刷版   

曽憲娥さんは湖北沙洋労働教養所で虐殺された情報についての補足


 文/湖北省の法輪功学習者

 【明慧ネット2006年5月19日】私は2000年に不法に湖北沙洋労働教養所第九隊に不法に拘留されていた。不法に拘留されていた間、私は自分のこの目で湖北のある女性法輪功学習者がどのように迫害され、虐殺されたのかを見た。彼女の勤める会社は分からないが、30歳ぐらいで、曽憲娥さんと呼ばれていることしか知らない。

 2001年のある日の午後、彼女はまだ私たちと一緒に農地で草を刈っていたが、その日の夜、彼女が突然病院に送られたと知らされた。彼女は私の隣の部屋で監禁されていた。足音を聞いて望んでみたが、受刑者に阻止された。翌日になって、曽さんは亡くなった。警官に対して、曽さんのことをいくら聞いても答えようとせず、常に情報封鎖しようとしていた。半年後に初めて、曽さんは心臓病で亡くなったと知らされ、解剖によっても死因は心臓病だと診断されたと言われている。

 私は労働教養所で一年半しか監禁されていなかったが、このような殺人事件を目撃してしまった。その当時、私は会社または家族の要求で解剖を行ったと思っていたが、今思い返せば、曽さんの臓器を目当てに解剖したのだと思った。調査委員会が中国大陸の法輪功学習者を監禁しているすべての強制収容所(規模にかかわらず)を調査するよう望む。

 補足:湖北省の工商銀行に勤める36歳の曽憲娥さんは、法輪功を修煉し、2000年12月15日に北京で陳情したため、不法に逮捕された。2001年8月3日、曽さんは心臓病のため死亡したと家族に通知されてから、家族が病院に駆けつけた所、曽さんの遺体の服装は非常に新しく、頭は非常に腫れていて、身体は非常に柔らかかった。曽さんの夫は、妻の身体をもう一度検査したいと申し出たところ、拒絶された。曽さんの弟も、もう一度医学的な検査をさせたいと求めたところ、拒絶された。家まで帰させたいと申し出たが、拒絶された。遺体を火葬する際、家族は近づくことを許されなかった。その後、追悼会を開くこともできず、曽さんが亡くなったことを口外しないよう脅迫された。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/19/128235.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/6/27/74862.html