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カナダ調査団が記者会見で質問に回答(写真)

 【明慧ネット2006年7月11日】2006年7月6日、カナダ外務省の前アジア太平洋局長司・デイビッド・キルガー(David Kilgour)氏と著名人権弁護士のデイビッド・マタス(David Matas)氏の「カナダ生体臓器摘出独立調査団」が、オタワ国会山で記者会見を行い、「法輪功学習者に対する中国共産党の臓器摘出の非難告訴に関する調査報告」を発表した。

 マタス氏:非難告訴は真実であり、臓器摘出は確かに存在する

  人権弁護士のマタス氏は、彼とキルガー氏は法輪功学習者に対する中国共産党の臓器摘出の非難告訴の調査を求められたと記者会見で表明した。ワシントンに設置されている「法輪功迫害真相調査聯合委員会」本部は彼らにこの非難告発を調査するように求めたという。彼らは2カ月前にこの要請を受け取った。調査が終わった後彼らはこの報告を書き出し、報告はネット上でダウンロードできる。URLは:http://investigation.redirectme.net

 
マタス氏、キルガー氏の記者会見

マタス氏は、調査のため、すべての探し出せる証拠あるいは反証を検証しようと試みたと紹介した。彼らはいかなる報酬もなく、自らの意志でこのように行った。彼らはいかなる組織とも関係なく、完全に独立してこの調査を行った。

 マタス氏は、「私たちはすべての調査ルートを追跡した。報告の中で見てわかるように私たちは全部で18条の証明と反証の調査ルートを考慮した。私たちは全力を尽くしてすべての証拠を揃えた後、得た結論として、非難告訴は真実であり、私たちはそれが真実であると信じている。臓器摘出は確かに存在している」と、述べた。

 41,500件の臓器移植の提供源が釈明できない

 マタス氏は、何を訴え、独立調査団は何を発見したのかについて「法輪功の迫害の発生時期は2000年(中国共産党)から今日に至るまでであることがわかった。発生場所は、全中国の至る所に及んでおり、ある特定の場所だけではない。私たちは一枚の地図を持っているが、その上に私たちが電話で調査して自供して得た場所を表示している。私たちの報告の中にこの地図も含まれている。表示した場所は全中国の至る所にあることが見てわかる。中国は統計データを公表しないため、私たちのこれらの数字は見積もったものである」と、説明した。

 マタス氏は、「2000年から2005年までの、41,500件の臓器移植の提供源が釈明できない。私たちがどのようにしてこのデータを得たのが報告を見てわかるだろう。しかし、それは私たちが見積もった数字である」と、強調した。 

 どうしてこれらのことが発生するのだろうか?マタス氏は、これは確かにとても儲けのよい仕事であり、それは事実である。かれらは極端に堕落し、人間性を失い商売として処理している。非難告発の内容として発見されたものは世間をぞっとさせるものであると、表明した。マタス氏はまた、「私たちにとって、これらは私たちがこの地球上でまだ見たことのない邪悪であり、これは前代未聞の邪悪な形式です」と、述べた。

 キルガー氏:証拠は驚異的である

  取材した証人について、キルガー氏は特別に医師の妻の取材について述べた。キルガー氏は、彼女は今中国の境界外におり、多くの事を語ったと言った。キルガー氏は、「私が、最も心を驚かされたのは彼女の夫が2,000人を越える法輪功学習者から角膜を取ったことを承認したということです。彼女の証言からわかるように、彼らは角膜を失うと同時に命を失っています。彼が働いている病院(あるいはいくつかの病院)は、角膜だけではなく、心臓、すい臓、腎臓と肝臓なども摘出しています。これは、デイビッドと私が耳にした最も心を驚かされた証拠の一つであると思っています」と、説明した。

 調査員が中国に入っていないという疑いもあり、どのように情況を調べたのかについて、キルガー氏は、「実のところ、私たちはとても賢いやり方で、つまり、中国語が話せるカナダ人とアメリカ人に病院に電話をかけてもらい、法輪功の臓器を求めるふりをさせました。第14条の付録の中で彼らが何を耳にしたのか、ここで二つを紹介します」と、答えた。 

 キルガー氏は、6月8日密山収容センターへの電話録音を例として挙げた。

 問い:李先生、そちらに法輪功の臓器がありますか?

 密山収容センターの李先生:以前はありました。

 問い:それでは今は?

 密山収容センターの李先生:あります。

 問い:40歳以下の法輪功の臓器提供がどのくらいありますか?

 密山収容センターの李先生:いくつかあります。

 問い:男性ですか女性ですか?

 密山収容センターの李先生:男性です。

 それから、彼らは今5〜6人があると言った。これ以上真実なものがないほど真実なものである。 

 キルガー氏が列挙した二番目の事例。他の収容所センターに電話をした。

 問い:あなた達の犯罪者はどこから来るのですか?

 センターの盧先生:刑務所からきます。

 問い:健康な法輪功学習者から来るのですか?

 センターの盧先生:はい、そうです。私たちは良く選ぶことができます。それは、私たちは手術の品質を保障しなければならないからです。

 問い:あなたが言っている意味は、あなた達は自ら臓器を選ぶことができるということですか?

 センターの盧先生:そうです。

 キルガー氏とマタス氏は記者会見で質問に回答

 記者(男性):あなた達2人は5月24日の手紙の後にこの調査を決定したのですか?

 キルガー氏:私たちは実は、その前に調査を始めました。手紙は5月24日にやっと公表されました。私たちは実際、5月初めごろから調査を始めました。 

 記者(男性):それらの電話記録は3月のものであり、前に発生したものですが、これはどういうことでしょうか? あなた達はどのようにしてこれらを得たのですか? あなたが彼らにやらせたのですか?

 キルガー氏:連合調査委員会とマタス先生がこれらの資料を入手したのです。私たちはみなさんが信じないと知っています。ある人がでっち上げているような感じがします。私はこれらの録音を聞いたことがあります。もちろん、彼らは中国語で話しています。私たちが招いた免許を持っている翻訳者が私たちの手元の資料は、録音の正確な翻訳であり、ありのままの対話内容を反映していると教えてくれました。もちろん、あなた達もこれらの電話をかけた人が、カナダあるいは米国から掛けたと言っているわけではありません。彼らは中国国内から臓器移植に関する消息のお尋ねをしたと言っています。

 記者:あなたはこれらの電話の信頼度を確信しますか?

 キルガー氏:はい、私の手元にはこれらの電話番号の記録と日付があります。私は信じています。私はかつて検察官と弁護士をやっていました。疑いもあるだろうと思って、私は最大の努力を尽くして事ごとに間違いのないように正確性を確保しています。 

 記者:私たちは、中国共産党政権が以前と同様に否定すると予想していますが、あなた達はどのように受け答えしますか?

 キルガー氏:はい、私たちは彼らが相変わらず否定するであろうと知っています。私は大胆に借金をしてまでも彼らがすべての事実を否定するに違いないと賭けることができます。今朝、私は彼らが死刑犯から臓器を摘出することを認めているのを見ましたが、私たちはとても合理的な死刑犯の数を推定することができます。結局、私たちは2000年から2005年までのこの6年間にわたって行われた41,500件の臓器移植手術に使われた臓器の出所が解釈できないことを発見しました。

 だから、私たち2人は、この中のすべてもしくは、大半のものが法輪功学習者から取ってきたものだと信じています。私たちは、中国文化は臓器の寄付を提唱していないことを知っています。だから、中国では、自らの意志で臓器を寄付するものは、ほぼ存在しません。 

 マタス氏:中国共産党政権の否定に対してどのような対応を取るかというあなたの質問に答えられたかどうか分かりませんが、明らかにこの報告の中で私たちはこれらの非難告発は、すべて真実であると感じています。私は中国共産党政権に、「あなた達がこれらの非難告発を否定しようとも、あなた達がしたように、あなた達はやはり私たちが提出した大半の提案を実行するでしょう。これらの非難告発が真実であるかどうかを尋ねるのではなく、いかなる国家であろうともあなた達はどのようにこれらの事の発生を防止すべきかを自分自身に問いかけてください。とても明白な常識であなた達はこれらの事の発生を防止することができるのです」と、言いたいのです。

 実際のところ、これらの事の発生を阻止するいかなる方法も、中国では存在しません。例えば、臓器移植の費用、寄付者同意状況不要など、これらの手順のすべてにいかなる監視と管理も存在しません。犠牲になった団体は、これらを探し出せるいかなる法律手段もありません。中国は現在、臓器移植に関して法律を作りましたが、2006年7月1日から実施を始めます。これらによって私たちは、以前発生した(追及できるかどうか)すべてに対して自信がありません。 

 他に中国の一部の法律は、まったく実践できていませんが、憲法の中で民主関連の部分は、特にそうなのです。だから、私たちは中国共産党に対し、「あなた達がこれらの非難告発を認めるか認めないかに関わらず、あなた達は必ず法輪功に対する迫害をやめなければならない。調査員を刑務所の中に入れて、苦痛を与えることをやめ、死刑を停止し、囚人の臓器移植をやめなければならない。移植手術を行う前に必ず寄贈者の同意を得なければならず、臓器の売買をやめなければならない。私たちには多くの提案があり、もしこれらの提案が実施できたとすれば、これらの非難告発もなかったはずだ」と、言いました。

 記者(女性):もし中国共産党政権がこれらの非難告発を認めないなら、あなたはカナダ政府にどのようにして欲しいのですか? カナダ政府あるいはその他の政府にできることがありますか?

 キルガー氏:時間があれば私たちの提案に目を通せばすぐわかると思いますが、その提案の中の一つは、中国からのいかなる医者であろうとも、カナダに来て移植関係育成訓練に参加させないことです。もしかつてこれらの移植手術に参与したことのある医者が他の国に入国しようとし、また、電話記録の中で名前を名乗った医者であれば、私はこれらの人の他国への入国を拒否すべきで、少なくともカナダは彼らをカナダに来させないようにしなければならないと思っています。

 私たちカナダは反人口密輸大会で一つの調査を推進しています。臓器移植もこの大会の内容の一つです。私たちにはたくさんのやるべきことがあります。15項目の提案があります。私たちは、カナダの医者たちに、ある人が中国で移植手術を受けた後、医学院あるいは警察側に報告するよう求めることができるかも知れません。政府はたくさんのことができます。その他、私はとても嬉しく思っていますが、私たちはすべての党派から来ており、与党議員連盟主席のラヒム・ジャファー(Jaffer)先生もいます。政府はこの件に対してとても関心を持っています。しかも、あなたに教えますが、野党も与党同様にこれらのことについて関心を持っているのです。

 すべての人を招いて彼ら自身の調査をさせる

 マタス氏:私たちが政府にやってもらいたいことは、カナダ人の中国での臓器移植手術を禁止するように求めます。もし必要であれば、彼らの旅券を取り消します。私たちは知っている限りの情報を持ってやるべき調査をすべて行いました。しかし、私たちはこれらが全部であるとは言い切れません。私たちは、カナダ政府を含むこれらのことに興味を持つすべての人を招いて、彼ら自身の調査を行い、これらの非難告発が事実であるかどうかについて正しい結論を出すことを期待します。

 記者(男性):報告の中でこの問題に言及したかも知れませんが、私はまだ見ていません。あなた達が出した41,500件の臓器移植手術ですが、脳死患者からの臓器の摘出の可能性は排除しましたか?

 マタス氏:私たちはこれらの統計データを調べました。私たちはインターネット上で様々な文書、報告を検索しました。中国の歴史上いままでの臓器移植手術例は、たった12件の脳死の記録しかないことがわかりました。指折り数えるほどわずかな例しかなかったのです。私たちは臓器寄付者を探しましたが、中国にはまだ自らの意志で臓器を寄付するなどのシステムがなく、たとえば、車の免許証更新の時、臓器提供を望むか望まないかと記入する欄が設けてありません。 

 疑う余地もなく死刑囚の数は多いのですが、毎年その数は上下変動します。法輪功に対する迫害が始まって以来のここ6年の間、中国で公布した死刑囚の数は同じであり、つまり平均で1600〜1700件であり、死刑囚の数は増加していません。移植手術が増えた唯一の変化は法輪功に対する迫害の発生でした。これは唯一の可能な出所であり、中国には別の出所などありえません。 

 私たちが今直面しているのは、かつてない邪悪なやり方である

  記者(男性):あなた達の調査と報告の発表は、見たところ人を信用させるものではありません。ひょっとすると、あなた達はご自分でさえ信じ難いかも知れません。多くの人は、これらの事が現に発生しているという事実を信じることができません。

 キルガー氏:ここにいるいかなる人であろうとも、とても信じ難いことだと思います。私たちは自分でさえ信じ難いのです。しかし2カ月が過ぎるとあなた達は、いずれ信じるようになります。私はある女性に出会いました。彼女の夫は中国共産党の外交官でした。法輪功に対する迫害が始まってから、彼女は大使館に行って法輪功は無害でとても有益な組織であり、真善忍を提唱すると説明しました。結局、彼女は中国に戻されました。それから一年の間彼女は3回にわたって逮捕されました。彼女は労働教養を言い渡されました。ついでに言及しますが、彼女はこれまで法廷での審判を受けたことはありません。

 私たちが言及しているこれらの人たちは、これまでかつて法廷での審判を通すことなく、労働教養所に送り込まれます。上記の女性も1年の労働教養を言い渡されました。生体臓器摘出が始まってから、彼女は手錠と足かせを掛けられた状態で病院に行って全身検査を受けました。病院は彼女に極度の痛みの注射を打ってから労働教養所に連れて帰りました。彼女は、自分がまだ生き残ることができたのは、パリで外交官をやっている夫(いまは前夫になる)のおかげであると言いました。しかし、彼女と同じような配偶者がおり、中国共産党とこのような関係にある人が果たして何人いるのでしょうか? 私たちが得たこのような資料を見て、あなたは驚くでしょう。しかし最終的にあなたはこれらの事が現に発生しているということを信じるようになります。これらのことが発生していないなどと無理して言う必要がありません。なぜなら、これらのことは確かに発生したのです。 

 マタス氏:「信じ難い」について私は、一言説明したいと思います。報告の中で私たちは、この問題について一段落を引用して説明したいと思います。アメリカ最高裁判所の司法官のフィリス・フランクフルト(Phills Frankfurter)氏は、揚Kartzkeという人が彼に大虐殺の消息を教えた時、信じなかったと彼は言いました。揚氏といっしょにいるポーランドの外交官一人がそれは本当であると言いました。フランクフルト司法官は、「私はこの若者がうそをついているとは言っていません。私は彼が言っていることが信じ難いと言っているだけです。この両者は区別があります」と、述べたそうです。

 誰が大虐殺を信じますか? 誰がまたテロリズムが世界貿易ビルを襲撃すると信じましたか?だから、私たちが今直面しているのは、かつてない邪悪な方式です。中国での法輪功迫害と囚人臓器摘出は寄付者同意のない状況下でさらに可能になります。中国はいかなる国と比べてこのような行為に最も近いのです。

 記者(女性):あなたは、あなた達の報告会が中国の法輪功に対して影響があると思いますか?

 キルガー氏:私たちはもちろん、それを望んでいます。私たちの呼びかけの第一条は、この迫害はやめるべきだと言っています。数日前、私はパリで国境なき記者団と会談しました。彼らは今日この報告を全世界の彼らが知っているすべてのこれらに関係のある人に発送すると思います。だから、それの影響を期待しています。

 連合国も見ている

  記者(女性):例えて言いますと、なぜアムネスティは今日この部屋にいないのでしょうか?彼らの言い方によれば、通常彼らはそのようにするのではありませんか?

 キルガー氏:マタス先生と私はすべてアムネスティに参与したことがあります。私は、あなたは彼らの年次例会にも参加したと思っていますが、そうでしょう?

 マタス氏:これらの非難告発を確定するに至って、多少の調査の難度はあります。なぜなら、あなたが処理したものは、犯罪に加えて悪事を働いたものと被害者を含んでいるからです。被害者はすでに死亡しており、証人になることはできず、関連のある凶悪者が自首しない限り、犯罪の現場はいったん犯罪が終わるといかなる痕跡も残しません。手術室でやり終えた後は痕跡がありません。だから、これは確定しやすい非難告発ではありません。 

 私たちは、毎日必ず遠距離でそれらをめぐって調査しなければなりません。私たちの論証を見てください。帰納の推理、演繹推理など私たちはやるべきすべの方法を使いました。アムネスティに私も参与しました。これらが発生していないということではなく、彼らはまだ結論を得ていないだけです。彼らは見ており、調査しており、国連の反残虐体刑機構も同様に、国連国も見ているのです。私たちは、すべてにこれに対して関心のある人々を招いてやってもらっています。それは、ただ私たちの言葉を聞くだけではなく、彼ら自身が調査を行い、彼ら自身の評価を出してこれらが発生しているかどうかを自分で判断するのです。私たちは、これらの組織に対して、「ここには十分な証拠と証明があり、この非難告訴を厳粛に取り扱うべきです。もしあなたが、これらが真実であるかどうかについて関心があるのであれば、それを放置するのではなく、自分で調査してください」と、言いました。

 記者(女性):アムネスティと国連反残虐体刑機関のようなこれらの組織は、みな適切に直ちに行動に出ることができず、実際のところ、あなた達がこの調査を完成しましたね。彼らは何を言いましたか?

 マタス氏:私はもちろん、すべての人権侵害を直ちに止めるように望みたいのです。昨日、20年前、100年前にやめるべきでした。だから、私は関心を持っています。私たちがこれらの調査を行う原因の一つは、ほかでもなく人権社会団体を動員してこれらのことに関心を持つようにと望むことです。なぜなら、これは一種の異なった侵犯方式であり、人権組織と機構が通常慣れている典型的侵犯調査ではないからです。犯罪の恐怖だけではなく、得ることのできる証拠も異なっています。だから、調査方法を変えることが必要となり、そうしてはじめて結論を得ることができます。私たちは、すべての可能なやり方を利用してこの調査を試みています。私はもちろん、もっと早くこれらのことをやり遂げたいと思います。私たちがこの調査の依頼を受け入れた原因の一つとして、伝統的調査団体がまだ動き出していない、あるいは行動が緩慢であるため、私たちの報告がこのような調査団体の心を促す役割を果たすことを期待しています。

 これは反人類罪である

 記者(女性):法律の角度から見て、これはどんな犯罪ですか?

 マタス氏:とても簡単です。つまり、反人類罪です。反人類罪の定義を見てわかるように、それは国民に犯した罪であり、必ず系統的或いは広い範囲でなければなりません。しかし同時にこの二種類の性質を持つとは限りません。なぜなら、私たちはこれが政策なのか、それとも腐敗なのか知らないからです。二種類の中の一つである可能性があります。なぜなら、その中には余りにも多額のお金が絡んでいるからです。しかし、それは決して政策がもたらしたものではありません。ただの腐敗となると、明らかにそれは広範囲で広く分布されていて、それは政策がもたらしたものなのかどうかに関わらず、私はそれを反人類罪に帰属します。 

 記者(女性):あなたは中国に行って調査しようと試みましたか?

 キルガー氏:私たちは試してみました。しかし私たちは行けるとは思っていませんでした。国連の残虐体刑調査専門員は10年もの時間を使ってやっとビザが下りました。まさにあなたがご存知のように、私たちはどうすれば、ビザを得ることができるかを知りません。 

 マタス氏:あなたにキルガー氏に関する物語を紹介します。私たちは、実際のところ中国政府に手紙を書きました。手紙の中で私たちは中国へ行きたいと望んでおり、私たちが行く条件を向こうと相談したいと言いました。彼らは私たちに返事をくれました。彼らは、手紙のことで私たちと会いたいと電話をして来ました。それで、キルガー氏と孫氏が面会したのです。彼はオタワ大使館の行政官吏でした。しかし不幸なことにかれは非難告訴に反駁することだけに興味を持っていました。彼は私たちが中国へ行く条件に関しては一言も口にすることがありませんでした。だから、私たちの手紙をそこに残しました。もし私たちが中国へ行けるのなら、合理的に按配し、やりたい調査ができるなど、なんて嬉しいことでしょう。いつか私たちがそこへ行くことが出来る時が来るなら、とても喜んで行きたいと思います。報告の中で私たちは、今後の私たちがやるべき事について言及しました。もし私たちが中国へ行くことができるなら、まず病院の記録とその他に関してみたいです。私たちは調査問題で許可を求めました。許可を獲得することを望んでいます。しかし強要はしません。

 報告の最も重要な部分は中国共産党にこれらの罪悪の停止を求めること

 記者(男性):あなたはこの調査レポートの最も重要な部分は何だと思っていますか?

 キルガー氏:提案として直ちにやめる(このような罪悪)ことです。もし中国が国際社会で尊重される一員になりたいのであれば、彼らは(この点)理解すべきです。私は、(中国政府)報告について、それが真実ではないと言うこと以外に、相応する回答をおこなわないと思います。国際社会には、中国共産党に対して不法臓器の摘出を停止するように求めることを期待します。私は彼らがきっと、このように行うことを望んでいます。

 記者(女性):キルガーさん、この報告は見たところとても恐ろしいですが非難告訴とも言えるでしょうか?

 キルガー氏:非難告発は重要ではないのですが、すみません、引き続き言ってください!

 記者(女性):大丈夫です。私は、あなたが自由貿易を信じていると知っていますが、しかし、なんと言っても、毎年中国で大量の人権侵害が発生しています。しかし経済の飛躍のため、中国は一面あたりの砂金採集地になってしまっていますが、政府の一員として、あなたはどのように見ていますか?

 キルガー氏:私は政府の中にいません。政府の役人でもありません。私は違います。私は各党派の政府の役人は私たちがやっていることを知っているとわかっています。すべての人々が私たちに望みをかけると激励しています。私たちの報告を読んで、彼らは彼らの尊敬する党の指導者のところに行って、政府に情況が変化して中国は犯罪をやめなければならない、再び作り直して世界の大家族の中の一員になりましょうと言うでしょう。これより悪劣なことはないでしょう!人は殺されて臓器を取られているのに、一部の人はその中から利益を得ています。さきに私が言及したのは、ある人の前夫であった外科医のことです。付録第14ページで見ることができるように、彼はこのような手術を2年もやっていました。2年の間彼は数十万元ものお金を稼ぎました。実際のところ、それから彼はぐっすり寝ることができず、夜には悪夢を見ていました。彼は手術をやめてから彼は派遣されて(彼女が私たちに教えた)、北京でSARS(サーズ)治療に当たったと言いました。政府は彼が死んでくれるのを望んでいると、私は思っています。

 中国はマタス氏と私にとって、私たちは中国の友達であり、私たちは報告の中でも言及しました。私たちは中国の友達です。しかしこれらの事は、小説を書く人でも、科学小説を書く人でも考え出せないことです。どんな事でもあるのです。

 報告を50部コピーしてあなたの隣近所に配ってください

 記者(男性):私たちカナダ人はどうすべきなのでしょうか?

 キルガー氏:できるだけあなた達の国会議員にお会いし、新聞社に手紙を書き、フォーラムに参加し、インターネットを利用してください。報告を50部コピーして、50人の隣近所の人、友達にあげてください。その効果にあなたはきっと感嘆するでしょう。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/7/11/132747.html