トビの生まれ変わることから考え付いた事
文/大法弟子
【明慧ネット2006年6月23日】私は次のような伝説を聞いたことがあります。トビは世界で最も寿命が長い鳥で、70歳まで生きるそうです。しかし、こんなに長く生きるには、トビは40歳の時に必ず困難なしかも重要な決意をしなければならないのです。
トビが40歳になるころ、その足は老化が始まり、効率よく獲物を捉まえられなくなります。そのくちばしは胸に当たるぐらい長く曲がり、餌を食べるのがとても難しく深刻な状態になります。その翼は非常に重くなり、羽が密集して厚いため、飛び回るのも非常に力がかかります。
この時トビは二つの選択があり、死を待つか、あるいは非常に苦痛な生まれ変わりの過程を通らなければならないのです。
トビは力を尽くしていかなる鳥獣もすべて行けない、険しい断崖へ飛んでいき、そこで150日間ぐらいを過ごすことになります。まずトビは曲がっている鎌のような嘴を岩石に打ちつけます。老化しているくちばしが落ちてくるまで打ちつけて、それから静かに新しいくちばしができるのを待ちます。新しい嘴ができたらそれをペンチのようにして、ひとつひとつ足の爪を指から抜き取って、新しい爪に換えるのです。新しい足の爪ができた後、古い羽をすべて抜くと、5カ月の後に新しい羽が生えてくるので、再びトビは飛び回ることが出来るようになって、更に30年の歳月を過ごすことができるのです。トビは死ぬほどの痛みを経て、餓死する危険を犯して、自分を改造して、新しい自分を作り、自分の過去と決別します。この過程はひとつの生まれ変わりの過程です。トビは死ぬことを覚悟して、血を流して有害物を捨てるのです。ものを捨てることも命賭けですね。
今日、私達は幸運にも大法に出会い、師父は私達を地獄からすくいあげてくださいました。これは私達にとって、ひとつの生まれ変わる過程です。私達が宇宙大法に同化し、各種の執着を取り除く過程は、まるで、トビが古いくちばしを落として、足の爪を抜いて、古い毛を落として、再び生き返る過程のようです。鳥でさえ自分に有害なものを恐れることなく捨てるのならば、私達大法弟子は、なおさらではないでしょうか。
秘密収容所の件が報道された後に、大部分の大法弟子は積極的に民衆に真相を伝えて、悪党の蛮行を暴露することができました。歴史上で今までになかった生体臓器を摘出する蛮行は、すべての人の道徳的な良心を直撃しました。このような邪党がまだ要るのか否か、このような蛮行を制止するか否かは、世間の人々が生き残る一つの機会なのです。私達は旧勢力の按排をすべて否定すると同時に、このすべてを利用して、このことを暴露して、世間の人々を更に目覚めさせるのです。
しかし、一部の同修たちは戸惑って、怖くなってしまいました。大法弟子にどうしてこういう事が発生するのか、師父は大法弟子を保護してくださるのではないかと思いました。もちろん旧勢力の按排を師父と私達すべての大法弟子は認めないのです。いかなる事が起きても必ずその理由があると思います、私達にそれの本当の原因は見えないけれども、しかし大法弟子として、旧勢力の按排のすべてを否定し、同時に自分のやるべきことをしっかりと行なって、邪悪が毎回事をつくる度、すべて真相を伝えるチャンスとして、すべて民衆を目覚めさせ、同時に邪悪を取り除きます。私は個人的には同修が恐れる大きな原因は体の痛みに対する恐れから生じたもので、その他の執着もあると思います。実はすべて生死を悟っていないためで、何が生なのか、何が死なのか、死はただの最大の一層の分子が落ち、後天で食糧を食べて成長した体が脱皮することで、それは何か執着する価値があるものでしょうか?
またトビのことを思い出してください。一羽の鳥でさえ自分に有害なものと決別するために、あんな大きな勇気があるのに対して、法を正す時期の大法弟子はなおさらすべきではないでしょうか。もし私達が自分のなかなか放棄できない執着を、トビのように恐れることなく取り除けば、邪悪はまだ迫害する理由があるでしょうか? 実は邪悪が学習者を迫害するのは、ちょうど学習者に執着心を取り除かせ、それらの基準に達するためではないでしょうか。
すべてが学習者のまだ取り除いていない執着心に付け入るのです。もし学習者の執着心がすべてなくなったら、邪悪は自ら消えてしまいます。法を正す過程で発生したすべての事に対して、法理からはっきり認識でき、法を正す勢いについていき、だんだん熟成に向かうのであれば、迫害はすぐに終わります。
以上個人的な悟りで、適当でない所は、慈悲にご指摘を願います。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/6/23/131154.html)
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