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イ坊労働矯正所における法輪功学習者への拷問手段

 【明慧ネット2006年5月4日】山東省イ坊市にある昌楽労働矯正所はこの6年間、そこに不法拘禁されている法輪功学習者に対してさまざまな残酷極まりない拷問で迫害を続けてきました。以下はいくつかの拷問方法です。これらを暴露することによって、人々に中共悪党はどのような残酷な方法で法輪功を迫害してきたかを知っていただきたいと思います。

 1、 睡眠をとらせない。この方法は、法輪功学習者が信仰を放棄するために用いられています。この刑を受ける人は3日間から7日間、長ければ14日間睡眠を取ることを許されないのです。7日間ずっと起き続けた受刑者は顔色が非常に悪くて、場合によって鼻から血が出てくるようになります。10日間を超えれば、受刑者はほぼ瀕死に近い状態となります。

 2、しゃがませる。受刑者は眠ることが許されない上、ずっとしゃがむ姿勢を保たなければならない。法輪功学習者は30センチメートルの範囲内に固定されて、両足をそろえて曲げて、両手はひざを抱えるようにしゃがむ。受刑者はこの姿勢を何日間、十何日間の間にずっと保たせられます。この拷問は表面的に見ればなんとも思いませんが、実際は非常に残酷なものです。数時間しゃがんでいれば、両足がすぐしびれてくるので、思わず倒れたりします。しかし、少し姿勢を崩すと、悪らつな警官らは直ちに受刑者を酷く殴り始めるのです。

 3、長期的に手錠をかけられる。受刑者は長期的に手錠をかけられるとき、上で紹介した二つの刑もいつも同時に使われます。昼夜を問わず、食事をとるとき、用を足すとき、また眠るとき、手錠がはずされることはありません。短ければ2週間或いは一ヶ月、長ければ数ヶ月、或いは半年もずっと手錠をかけられたままです。服を脱ぐことができないので、服を着たままで寝る上、服がどんなに汚くなっても着替えることができません。また、手錠をずっとかけられると、手首が腫れてくるし、汗で手錠が錆びてしまうので、外せなくなるのです。そのとき、のこぎりを使って手錠を切るしかありません。

 4、電撃。悪らつな警官らは高電圧電器棒を何本もいっぺんに使って、法輪功学習者に対して電撃を行うのです。短ければ30分電撃を続けますが、多くの場合は1時間から2時間にわたって、法輪功学習者の顔、頭部、背中、胸に電撃を行うのです。この拷問を受けた人はその場で皮膚がやけどをして真っ黒となり、皮膚の下に水がたまってしまい、また顔が傷だらけとなり、元の面容も分からなくなるのです。以前、悪らつな警官らは何万ボルトもある高電圧電撃棒で大法弟子の生殖器を長時間にわたって電撃をしました。

 5、冷水で冷やす。悪らつな警官らは、まずトイレで法輪功学習者を床に押し倒して、学習者が動かないように何人かの人が学習者の手や足を押さえてから、学習者の体に太いチューブを通して冷たい水を流す、或いは、水がいっぱい溜まっている大きなつぼに学習者を入れて浸すのです。零下十数度の冬でも、法輪功の学習者にこの刑を用いるのです。この拷問を受けた人は、非常に苦しくて死にそうになります。大法弟子の劉述春さんはこの拷問を受けて死亡しました。

 6、人を縛って圧する。この拷問というのは、悪人らはまず法輪功学習者の両足をナイロン製の細い縄で縛り、法輪功学習者の両腕を背中のほうに持って縄で縛り、このように2時間から3時間の間に座禅を続けさせるのです。この姿勢で30分だけ座れば、全身が震え始めて、頭から汗が絶えずに流れてくるのです。悪人らは更に、両足両腕を縛られた人の頭のてっぺんに木の板を置いて強く押してその板の上に座るのです。受刑者が極度の痛さで意識を失ってしまうことが多いのです。

 7、靴底で殴る。悪人らは法輪功学習者に対してよく靴底で法輪功学習者の頭部、顔と頬、また臀部を強く殴って迫害を加えるのです。彼らは主に学習者の頭を狙って靴底で殴るのです。少ないときは数十回、多いときは数百回も人の頭を殴り続けるというのです。これの迫害を受けた人は脳しんとうとなり、脳しんとうが治っても後遺症が残されてしまうのです。または、強く打たれた後頭部の皮膚が壊死し、そのため髪の毛が伸びてこなくなるのです。法輪功学習者の竇金宝さんはこのように靴底で強く打たれた後ろ髪の毛が伸びなくなったのです。

 8、他にもまだたくさんの拷問を用いられています。例えば、受刑者の指と指の間にボールペンを挿してから、受刑者の二本の指をきつく握りながら、悪人らは突き通すように、両手で力強くそのボールペンをすぐという拷問があります。これも痛み極める拷問です。そのほかに、竹の板で受刑者の肋骨を痛めつけたり、木の棒或いは鉄の棒で受刑者の足首を強く敲いたりする拷問も使われています。

 邪悪は拷問の実態を暴かれることを恐れている為に、悪らつな警官らは外から見ることができないよう、取り調べ室のすべでのガラス窓に紙を貼り付けたのです。また、彼らは大法弟子を拷問するとき、取調べ室のドアをきつく閉めるのです。しかし、例えば管理監督部門が見学或いは視察に来るようなときだけ、警官らは拷問をいったん停止し、取調べ室を綺麗にして、取調室のドアを大きく開きます。しかし、視察の幹部がそこから去っていけば、イ坊労働矯正所は再び地獄となります。

 イ坊労働矯正所では、法輪功学習者への迫害を加えている警察は主に以下:丁貴華(大隊長)、韓会月(中隊長)、劉安興(中隊長、副大隊長)、馬学峰(中隊長)、傅光波(副大隊長)。

 イ坊労働矯正所は山東省において法輪功学習者への迫害で「模範」を表彰された10の労働矯正所の中の1つです。中国全国各地にある300の労働矯正所の中でも、最も邪悪な労働矯正所です。イ坊労働矯正所はまたさまざまな拷問方法を他の労働矯正所に教えているのです。2003年後半、同労働矯正所は上で紹介した「縛る」という拷問方法を同省の済南労働強制所に紹介し、法輪功学習者への洗脳を使うというのです。

 われわれはここで、国際社会が中国共産悪党による法輪功学習者への集団虐殺に注目し、強く非難するよう呼びかけます。邪悪を暴露し、迫害を止めさせ、犯人を厳しく処罰させましょう。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/4/126851.html