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自己の念を清浄にしよう


 文/湖南省衝陽の大法弟子

 【明慧ネット2006年8月3日】私はこの数年間の修煉において、正念を強く発すること、真相を伝えること、そして脱党をすすめることにおいて、みな非常に順調だった。しかし、正念が十分でなく、恐れる心や他の正しくない考えが浮かんできたとき、いつもそれを自分の心から生じた魔だとみなし、自己の心にしたがって生じたものだと思っていた。まさに『転法輪』のある法理を学んだ後、私はやっと分かった。

 師父は次のようにおっしゃった。「彼らはわたしの思惟活動を知りたがって、わたしの了承を得た上で、しばらくの間、わたしの考えとつないだわけです。つながれると、わたしの方がちょっと耐えられなくなりました。なぜなら、わたしの次元がどんなに高くても、あるいはどんなに低くても、わたしは常人の中に身を置いており、人を済度するという有為のことをしており、心は人を済度することにあるからです。」(『転法輪』第三講)

 私は次のように悟った。正しくない考えが浮かんだとき、思想においてすでにいわゆる高次元生命(邪悪な生命)とつながっており、思えば思うほど恐れさせ、不安にさせる。他の方面においても同じである。例えば、私は恋愛小説を読んでいたとき、読み終わったら何をするにしても落ち着かず、その本の中のものに非常に心乱された。私は、もうこれ以上これらの存在を許さないと思い、その本を焼却した。その後、あたかもその本を見たことがないかのように、頭の中が一気にきれいになり、正常になった。私は法の中から認識した後、ある一念が生じた。「私の思想とつながっているすべての邪悪な生命、邪悪な要素を根絶する…」。例えば、学法をしていて眠くなったとき、「私の思想とつながっている睡魔を根絶する…」という一念を発すると、眠たい状態がすぐに消える。実は、それらの正しくない考えは、すべて邪悪から送られてきたもので、それを認識できて初めて消滅することができる。

 少しの体験だが、書き出すことで共に学びたいと思う。体験を書き終わった後、学法をし始めた。始めて間もなく、ずっと私の学法を邪魔していた睡魔がまたやって来た。非常に眠くてしかたなかった。私はすぐに一念を発した。「私の思想とつながっている睡魔を根絶し、私に眠たくさせている邪悪な要素を断ち切る…」。頭の中が一瞬ではっきりとし、その後まだ一度出てきたが、再び一念を発し、最後には順調に『転法輪』の一講を読み終えることができた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/8/3/134660.html