臓器移植業績の裏に隠された罪悪
【明慧ネット2006年8月1日】(明慧評論員)3人の中国大陸の臓器移植専門家が2006年7月下旬に、北米で、拷問参与という罪で法輪功団体に告訴された。法輪功迫害追跡調査組織の調査録音によると、この3人の所属している病院は患者に臓器移植をするために、法輪功学習者の生体から臓器を摘出したという。当該訴訟は、法輪功団体が中共の主席、学術界と文化界の人士を海外で告訴することに続いて初めて医療関係者を法廷に送った。
他国においては、臓器はすべて献体から来たものである。中国の伝統的な文化では死んだ人は五体そろった身体のまま納棺するという慣習がある。したがって、中国の臓器移植で最も大きな問題は臓器不足である。しかし、この問題がこれらの移植専門家を困らせることはなかった。名利の誘惑の下で、これらの臓器移植専門家は依然として医学界の「奇跡」を作り出し、わずか数年の間に中国は世界の臓器移植大国となった。
では、親族間の移植件数がわずか4%の中国において、どうして短期間に世界の臓器移植大国となったのだろうか?これらの移植センターに大量のドナーが存在しているからである。親族ではなくでも、あまりに莫大な生体が移植の質の保障を提供している。一人の専門家は「臨床試験の結果によると、生体移植後の6カ月に発生する拒絶反応の比率は明らかに死体移植のそれを大幅に下回っている。1年間、或いは2〜5年間の移植生存率は明らかに死体のそれより高い」と指摘した。
では、どこからこれほど数多くのドナーが来たのか? 最近、暴きだされた監獄、労働教養所と看守所に監禁されている法輪功学習者の身体から臓器を摘出した事件から、中国に莫大なドナーストックが存在する謎が解き明かせるだろう。江沢民の「名誉において腐敗させ、経済において崩壊させ、肉体において消滅させる」という法輪功に対する政策の下で、大量の法輪功学習者は臓器移植の犠牲者となった。
これらの専門家は中共の法輪功への弾圧の共犯者となっており、彼らがドナーの源を知らないわけはないだろう。少なくとも、これらのドナーは生体であることを知っているはずだ。人命を救うという名義の下で、血生臭い罪悪を行っている中共の医師らは罪を言い逃れることができず、遅かれ早かれ、法的な裁きを受けるだろう。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/8/1/134310.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/8/5/76355.html)
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