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台湾の嫁・項利傑さん救出の呼びかけ

 【明慧ネット2006年8月12日】10年前に台湾の住民に嫁いだ大陸の婦人・項利傑さんは、法輪功を修煉したため、中共当局から不法拘禁、労働教養、残酷な虐待を受けた。

 6年来、中共当局は項利傑さんを台湾に帰らせることを拒絶した。一つには、項さんが法輪大法の修煉を放棄しないため、もう一つの原因としては、中共が法輪功への迫害で犯した犯罪行為を国際社会にこれ以上知られるのを恐れるからだ。項さんは、この6年間、中共公安及び国保の連行、拘禁、灌食、洗脳など非人道な虐待で苦しめられた。中共の暴政の中、項さんの旦那さんは、妻を待つ苦しみに耐えているほか、おじいさんは項さんの姿を見ないまま、暗然とこの世を去った。

 ここで、国内外の各界知名人に、法律、人権関係の知名人も含め、中共に不法拘禁されている台湾の嫁・項利傑さんの救援を呼びかけます。

 項利傑さんの迫害案件を簡単に述べる:

 項利傑さん(45)は、吉林省遼源市の人で、1994年8月、台湾台南県住民楊進義さんと入籍結婚し、夫婦は仲が良かった。

 1999年中共が法輪功を迫害してから、項さんは、法輪功の信仰を堅持していたので、北京へ陳情に行き、二度も不法に労働教養され迫害を受けた。それからは台湾に帰ることができなかった。

 2001年、項さんは教養所から出た後、台湾定住の許可をもらい、台湾に帰る手続と同時に、中共当局に台湾定住の申請をしたが、地元の中共に何回も妨害された。これは吉林省公安庁が、項さんが法輪功の信仰を放棄しないため、手続をさせないように、わざと困らせたからだ。

 2003年、項さんは、二度目の不法な労働教養中、病気治療のため一時保釈された後、体が虚弱のため、生活の自立ができなかった。旦那さんは一生懸命努力し、台湾の立法院と海基会を通じて、項さんの帰台申請をしたが、再び地元の公安局、国保支隊に拒否された。

 2006年4月23日、項さんは法輪功への迫害の真相を暴露したため、再度中共悪人に連行され、同時に約1万元の財産を不法に差し押さえられた。

 項さんは、今、遼源市の刑務所に不法拘禁され、中共当局は、彼女を不法に告訴する構えだ。項さんは迫害に抗議するため、何回も断食した、刑務所の悪らつな警官に、むりやり鉄の椅子、「抻床」の上に固定され、あるいは、手足に鉄錠を付けられ、家族と面会することも禁止された。遼源市刑務所には、まだ趙岩さんなど10人以上の法輪功学習者が拘禁されている。

 中共の高圧の下で、敢えて法輪功学習者を弁護する弁護士はまったくいません。ここで、特別に国内外法律界の知名人、正義のある方、早めに援助の手を差し伸べて、項さんたち法輪功学習者にたいする法律弁護と法律援助を呼びかけます。各界の知名人の方、断固として正義の行動を取り、遼源市の法輪功への迫害を停止させるために援助してください。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/8/12/135367.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/8/16/76919.html