■日本明慧 http://jp.minghui.org/2006/08/19/mh213878.html 



息子が横断幕を広げ出して母親を求めたが悪警に捕まえられて行方不明になった(写真)

 【明慧ネット2006年8月10日】長春黒嘴子労働教養所に拘禁されている法輪功学習者の朱艶さんの息子である曹陽くんが、2006年8月8日の午前、吉林市公安局の前で横断幕を広げて母親を釈放するように公安局に求めた。彼は、数十分後警察に連れて行かれたが、現在行方不明になっている。

 
曹陽くんが吉林市公安局の前で横断幕を広げている
曹陽くんが吉林市公安局の前で横断幕を広げている

吉林市竜潭区缸竈の法輪功学習者・朱艶さんは、2005年10月に、缸竈派出所(交番)に逮捕され、一年半の不法労働教養を言い渡された。現在、長春黒嘴子労働教養所で迫害を受けている。20歳になる息子と18歳の娘が労働教養所に母親への面会に行った時、母親が深刻な迫害に遭っているのをみて、母親を釈放するように労働教養所に求めた。しかし、労働教養所は、逮捕されたところへ行って求めよと責任を避けた。

 2006年6月12日、朱艶さんの2人の子供は缸竈派出所へ行って無罪を訴えながら母親を釈放するように求めたが、所長の陳新柱などの4人の警察からその場で殴りつけられた。当時、現場の目撃者たちは心痛い思いをし、110番に電話をかけたという。110番はまた竜潭支局に電話を回すなど、このようにして互いに押し付け合いながら誰も関係しようとしなかった。その後、家族と子供たちは吉林竜潭支局に行って告訴をしたが、支局は家族に調査結果の連絡を待てと返事したが、今なお連絡がない。家族はその後また、市人民代表大会に尋ねたが、人民代表大会は、「これは私たちが手を出すことではない。吉林市公安支局と政治法律委員会、あるいは610に行って下さい」と、避けた。

 2006年8月7日、家族と子供たちは吉林市公安局に行って、人を殴った経緯と証人の証明などを監視検察科に手渡した。彼らは、当日はトップの会議で時間がないから待ってくれと返事した。このようにして事は長い間引きずられた。

 現在、労働教養所は家族と子供たちが朱艶さんに面会することを拒否している。息子は母親のために預金しようとしたが応対室のスタッフは本人の確認ができないと預金できないといった。家族と子供たちは朱艶さんの生活と安全をとても心配している。 

 2006年8月8日朝の9時30分、朱艶さんの息子の曹陽くんは吉林市公安局の前で横断幕を広げて無実を訴え母親を釈放するよう求めた。当時、大勢の人々が取り囲んで見ていて、彼は囲んできた人々に事実の経過を説明した。9時40分ごろ、公安局の近くには至る所に警察と私服の警官が見られた。この時、公安局ビル前で変装していた人が手を振って合図をすると警察らが一斉に車の中に着席した。おそらく7,8人の警察の姿をした人たちが取り囲んで群れを作っている傍観者たちのところへ奔走して行った。黄色のTシャツの姿の背の高いものが率先して、人々の中のある1人の両腕をつかんで地面に投げ倒した。倒れて転がっているその人を2人の警官が迅速に付いて行って、恐ろしい形相をして、引っ張って引きずりながら車に乗せて逃げて行った。その他の人間らも慌てて靴さえ落としながらついて逃げて行った。それから公安局側のドアから彼を公安局の中へと引きずって入れ込んだ。同時に、ある警官が横断幕を広げた朱艶さんの息子の曹陽くんに尋問をはじめた。

 現場に居合わせた目撃者の証言によると、当時曹陽くんは大きい声で、なぜ人を殴るのか? と叫んだという。やってきた数人の警察が強制的に横断幕を押さえて、公安局の中に曹陽くんを押し込んだ。この時に多くの人々は、「彼らに付いて行っては駄目だよ。彼らは人を殴るからあなたは大変な目に遭うよ」と、叫んだという。

 曹陽くんとその傍観者の1人(大法弟子の李世剛さんの可能性がある。現在、不法に吉林市第3留置場に拘禁されている)は、一緒に邪悪な警官に逮捕されて、今なお釈放されていない。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/8/10/135251.html

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