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北京の法輪功学習者・卜東偉さんは偽造された証拠で2年の労働教養処分を言い渡された(写真)

【明慧ネット2006年8月24日】米国のアジア基金会メンバーであり、北京市海淀区の法輪功学習者・卜東偉さんは、2006年5月19日夜、海淀公安支局に拉致された。卜東偉さんは、米国のアジア基金会で、農民に対して法律による援助および諮問を提供することを専門として担当している。周囲からは、誠実かつ善良だと高く評価されており、仕事および家事が忙しいため、卜東偉さんは外界との接触は非常に少ない。

 8月15日、卜東偉さんの家族に、北京市公安局海淀支局法制科からのいわゆる「労働教養決定書」が送られた。決定書の中で、卜さんは実家に「法輪功を宣伝する物品」80枚を隠匿しているため、2年の労働教養処分を言い渡されたことが書かれていた。このことについて卜さんの家族は、家には法輪功の書籍および『明慧周刊』しかなく、決定書に言及された宣伝物品は全くの嘘であり、かつ当時公安局の者が卜さんを拉致する際、『九評共産党』についてだけ言及し、法輪功を宣伝する物品については言及しなかった。
北京の法輪功学習者・卜東偉さん


 詳しいデータによると、最近中共のいわゆる法律機関が、偽造の証拠によって法輪功学習者を拉致する事案が少なくない。中共は卜さんのような人すら逃さないことからも、近いうちに法輪功に対するさらなる厳しい弾圧が準備されていることがうかがわれる。法輪功を弾圧する政策は、中共の高層部が制定したものであるため、執政者は、このような明らかな法に違反する現象について、当たり前と感じるようになっている。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/8/24/136333.html