天津市塘沽区の大法学習者・王霞さんが迫害により死亡
【明慧ネット2006年8月16日】天津市塘沽区の大法学習者・王霞さん(47歳女性)は、天津市大港板橋労働教養所で2年にわたって迫害を受け、その後も引き続き、現地の610関連の役人らの嫌がらせなどにより、2006年6月14日、冤罪が晴れないままこの世を去った。
1999年7月20日、法輪功に対する悪党の迫害が始まった後、王さんは陳情のため北京へ行ったが、現地の610に不法に逮捕され、15日間の拘留を強いられた。2000年7月、法を実証するため再び北京へ行った。そこでまた610の悪らつな警官に捕えられ、めった打ちにされるなどの迫害に遭った。
王さんは不法に塘沽区留置場に送られ、鋼鉄製の籠の中に(籠は縦、横、高さ共に1m)数日間にわたって閉じ込められた。そして、不法な労働教養1年を言い渡され、天津市大港板橋労働教養所に拘禁された。
1年の労働教養期限が満了した時、邪悪らは王さんが大法修煉を放棄せず、「三書」も書かなかったことを理由に刑期を6カ月延長した。その後も王さんは依然として大法修煉を放棄せず「三書」を書かなかったため、残虐な迫害に遭い、加刑が満了した後も労働教養所は釈放せず、またも刑期を6カ月延長した。
労働教養所の警官らはいわゆる「転向任務」のノルマを達成させるために、王さんに強制して、毎日数百キロの豆を拾わせ、昼までに終わらなければ夜までやらせ、それでもできなければ眠らせなかった。その上に50kgから100 kgもある豆の入った袋を車に積み込んだり、車から下ろしたり、豆を担ぐなどを強制した。万という名前の悪らつな警官は「たった一人だけに豆担ぎをさせるとすれば、王霞にやらせる」と言った。動きが少しでも遅くなると、ののしったり暴力を加えたりした。
労働教養所の食事はとても悪い上に、過労とまた人間性のない非人道的な迫害により、王さんは心身共に大きな障害を受けた。体はますます衰弱し、視力がおちて物がはっきりと見えなくなり、両足にも力が入らない状態に陥った。
その後、王さんは検査に送り出されたが、すでに深刻な糖尿病を患っており、血糖値は37であった。このような状態にもかかわらず、警官らは依然として豆運びを強制した。その後、王さんは何もできなくなり、教養所は責任を負うことを恐れてやっと在宅治療を許した。
家に帰ってから大法修煉を続けることによって体は少し回復したが、610は王さんをいわゆる「転向クラス」に入れて洗脳を強制した。大法を誣告するビデオを見せたり、「転向会」を開いたり、いつも電話で嫌がらせをした。
2003年の初め、ある同修と一緒に陳情のために上京することを約束していたが、約束通りに行くことができず、王さんはまた不法逮捕されて15日間拘留された。その後家族が人に頼んで保証人を立て、やっと家に帰ることができた。
悪党からの深刻な迫害と絶え間のない警官らの嫌がらせや家族に対する重圧などで、王さんは心身共に極めて大きな打撃を受け、骨と皮ばかりに痩せこけて極度に衰弱し、2006年6月14日、冤罪が晴れないままこの世を去った。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/8/16/135671.html)
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