■日本明慧 http://jp.minghui.org/2006/08/28/mh302624.html 



ヨーロッパとカナダ政界が中共による生体からの臓器摘出を暴き、オーストラリア組織省議会での討論会の反響は強烈なものだった(写真)

 【明慧ネット2006年8月19日】(明慧記者;欣宇シドニーでの報道)2006年8月17日,今回の中共による法輪功修煉者の生体からの臓器狩りを主題とする討論会がオーストラリア組織省議会で開催された。当該討論会は非政府組織Edmund Rice Centreの主席菲尔•戈郎得宁(フィル・クロットニ)先生の司会で、欧洲議会副主席エドワード・マクミラン-スコット氏とカナダ前国会議員、前アジア太平洋局長デビッド・ギルガー氏が発表した。議会場内は満席で、視聴者には省関係者、市議員、弁護士、医者、教授、人権組織の代表等がいて、多くの方々が立って最後まで聞いていた。中共の法輪功修煉者の生体からの臓器摘出の内幕は、会場の人々を驚かせ、来賓は更に詳細を知りたがった。ある弁護士はその場で中共による生体からの臓器狩りというおぞましい事件に対し具体的なアドバイスを提示した。

 
討論会会場は満席 観衆は積極的に質問し討論した

* 組織省議員は中国の人権問題に関心を寄せる


 組織省上議員ゴードン・モルス( Gordon Moyes)氏のトップ発言の中で、自分自身この独自の報告に対してはそんなに驚きませんと述べた。私は過去に数回中国に行った事があり、同時に一部の地下協会の人とも会いました。そして幾千万人もの地下教会メンバ ー(中国にて)が収容され迫害を受けたことを知っています。また、彼は全世界で支持と促進機構を立ち上げるべきであり、オーストラリアと中国における貿易の過程の中で人権を代償として失ったと語った。

 * 欧州連盟副主席:中共の臓器狩りという暴行は大虐殺と集団絶滅罪

 欧洲議会副主席エドワード・マクミラン-スコット先生は話の中で自分自身が1996年に中国に行ったことを明かし、今年の中国行きで、彼は記者、異議を唱える人、外交官及び2名の法輪功修煉者等に会い、現在中国が民主と人権方面においては十年前よりも更に後退した事を知った。中共の宗教と異議を唱える人への弾圧と腐敗が進んでいます。彼は来賓に自分自身の中国での経歴を話し、北京で二名の法輪功修煉者牛進平さんと曹東さんと会った。彼は法輪功修煉者が受けた迫害の経歴を聞いたが、其の中で曹東さんと一緒に収容されていた一人の修煉者が失踪し、その後曹東さんが自分の目で彼の遺体に残された臓器をとられた後の穴を見た。曹東さんと牛進平さんは、会った後、相次ぐ逮捕と住居を監視され、曹東と彼の妻は依然として非法拘留され、エドワード先生はずっと彼等を助ける事に努力している。

 エドワード先生が言うには デビッド氏の報告で人々を驚かした臓器狩りの蛮行は大虐殺であり、集団絶滅罪に属す。彼は香港の友人が以前肝臓移植のため深圳の医院へ電話したところ、告げられたのは一週間以内に移植出来るとの事であった。 この様な迅速な臓器提供に比べ、通常オーストリアでの肝臓移植は平均7年待つ。今回彼とデビッド氏がオーストラリアのシドニーに来た目的はこの事実を暴く為で、更にイギリス、カナダ、アメリカ、オーストラリア組織等民主国家がお互いに協力しこの蛮行を制止するよう希望します。彼は同時に政治家の身分と比較的厳粛な弁護士調査方式を持って証拠の信用度を上げたとの事であった。如何なる団体と個人にせよこの報告を見たら皆一つの結論を得る。それは、中共政府が集団絶滅罪を犯したことである。

 *デビッド氏:中共の無力な反発は更に報告の中の証拠が事実である事を語っている

 カナダ前議員デビッド・ギルガー氏演説の中で彼とカナダ著名人権弁護士デビッド•マタス氏が2ヶ月前、独立調査証拠確認後7月初めに発表したばかりの独立報告の概要及び調査は厳粛な方式を採用した。今ではこの報告は既に多種の言語に翻訳されている。デビッド氏が報告書を提出して3〜4週間後中国政府(中共)がやっとこれに反発した事を指摘したが、中国政府(中共)のこの報告に対する唯一の反発は、報告書の中で触れた2都市の所在省の違いであった。デビッド氏がこの無力な反発は正に報告の中の証拠は事実であると更に確信したと示した。中国国内では確かに大量に法輪功修煉者の生体からの臓器狩りという罪状が実在している。99年から法輪功弾圧を受けてから今日に至るまでの4万件余りの臓器移植の出所も不明である。例えば2個の臓器が一人のドナーに提供されたと計算しても、それでも2万人余りが非正常死亡になる。

 デビッド氏が独立調査報告を発表した後、大きな社会反響を引き起こした。例えば、最近アメリカ腎臓基金会からの情報によると、彼等のメンバーは中国へ行って腎臓移植をしない様に提言しているとの事である。

 一人の視聴者はデビッド氏の発言を聞いた後、耐え切れず怒りながら:これは犯罪ですよ!彼女は自分の娘はオーストリア腎臓専門医であり、今の医療技術では人工腎臓を使用すれば良い、便利かつ道写簑蠅某┐譴泙擦鵑判劼戮拭ぎ

 質問の中でHarry Wu(吴弘达)が最近発表した中共の法輪功修煉者の生体からの臓器狩りが存在するかどうかについて、デビッド氏はHarry Wuが決してこの報告書の内容を否定しておらず、 Harry Wuの疑いはただ蘇家屯の事であり、その内容も二人の証人が蘇家屯集中施設での惨事を暴露した三週間後やっと調査する人が行ったが何も発見できなかったことである。だが、独立調査報告が暴露したのは蘇家屯だけではなく中国各地に分布している百以上の医院と看守所である。

 *貿易は人権を代償にしてはならない

 中国の人権問題を指摘するとオーストラリアと中国の貿易関係の発展に影響するのではないかと心配している視聴者に対し、デビッド氏は、オーストラリアと中国の貿易の赤字は50億で、カナダと中国の貿易赤字は130億、アメリカは更に高い、カナダとアメリカはもっと中国の経済に依存している。だがアメリカとカナダが中国の人権問題を譴責する事を阻止出来ていない。デビッド氏の考えではオーストラリアが中国の人権問題を批判したからといいって、中国がオーストラリアとの天然ガス等の契約を取り消すはずはない。マクミラン-スコット氏は貿易に関しては、どの国にとっても重要であるが一国として人権を代償に貿易と交換しています。マクミラン-スコット氏は中共統治下での中国の人権は悪化し、人々は驚きと哀しみを隠せないが、依然として楽観的な態度で中国の未来を見守ると示した。エドワード氏は例を挙げてポーランド等東欧共産国家の巨变は教会と人々の信仰精神が目覚めたから開始されたのであり、彼は中国政府に信仰の力を馬鹿にしては成らないと提言した。

 当地ブラック市の議員はデビッドとマクミラン-スコット氏に、何故中共がキリスト教徒に対する迫害について調査しないのかと質問した。デビッドは私自信がキリスト教徒であり、今はまだ中共が大量に生きたままのキリスト教徒とその他宗教の門徒からの臓器狩りの証拠は見ていませんが、中共の宗教と異議を唱える人に対する迫害は同様に関心を持っている。彼はオーストラリア民衆にカナダと多種信仰連盟団体を結成し、共同して信仰の自由が迫害されないように守る様意見を述べた。デビッド氏は如何なる信仰の迫害に対しても、迫害は私たち全ての人に対する迫害だと示した。

 弁護士のカルメン女史はその場で意見を述べて、オーストラリアでは、もし貴方が政府に意見を表したいなら、電話一つで15人がこのことに関心がありと見なし、 一通の手紙なら政府20人がこのことに関心がありと見なす。彼女は会場の全ての人が総理宛の手紙を書き、同時に家族、友人にも一緒に参加する様呼び掛け、もし総理が数百の手紙を受け取ったら、総理はこの事の緊迫性に気づき、何かをしなければならないと意識する。

 討論会では,2名の法輪功修煉者が自分及び家族が中国にて受けた迫害の経歴を語り、視聴者を驚かせた。 シドニーの法輪功修煉者王娟さんは中国からオーストリアへ逃げて来た母を代表して討論会にて発言し、母は法輪功を修煉する為過去に中国国内にて非法労働教養三年間に処され、肉体的、精神的迫害を受けたことを紹介した。王娟さんの姉も法輪功を修煉した為に中国にて非法労働教養させられている。オーストラリア公民の戴志珍さんは、視聴者に自分の夫が法輪功を修煉した為、娘が9ヶ月間、中共に迫害致死され、自分は哀しみの中において一夜にして髪の毛が白くなり、娘も9ヶ月後父に会っていません,しかも夫の姉も法輪功を修煉する為夫が亡くなってしばらくして非法労働教養されている。家族は中共の迫害によってバラバラになり会場に居る人々はみな心を打たれた。

 討論会の現場の来賓に質問が殺到し、活動は予定より30分超過して終わった。散会後も、来賓は三々五々討論し離れようとしなかった。人々は主催者の努力によって成功を収め、みな連絡先を残した。連絡を維持出来る事を願い、最新の進展情報が得られるよう希望します。同時に、人々が知った真実を周りの人々に伝えることを示し、さらに如何なる方法を考えあらゆる方式にてこの迫害を制止する事に協力すると語った。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/8/19/135886.html

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