■日本明慧 http://jp.minghui.org/2006/08/29/mh312888.html 



花蓮駅の“希望の壁”(写真)

 文/国峰

 【明慧ネット2006年8月24日】台湾の花蓮駅のチケット売り場の隣りには、法輪功学習者が設置した一面の「希望の壁」があり、行き来する旅客に善良な情報を伝えている。例えば「真善忍国際美術展」、「法輪大法弟子が法を実証する写真展」等。

 
切符を買う旅客が「希望の壁」に展示された法輪功学習者の生体臓器摘出の蛮行を譴責するポスターを見ている

先月の「希望の壁」には、台湾の各県市議会が、中共による法輪功学習者の生体臓器摘出の蛮行を譴責する議案を通過させたことを展示していた。今年3月初め、中共による蘇家屯等少なくとも36カ所の収容所にいる法輪功学習者からの生体臓器摘出、不法販売および遺体を焼却する蛮行がぞくぞく暴露された。その後、「中国の蘇家屯秘密収容所ならびに法輪功が迫害されている真相を調査する連合委員会」が設立された。中共による過去7年間に亘る法輪功学習者を拘禁する労教所、刑務所、収容所、拘置所、精神病院と病院等相関施設を全面的に調査するように要求し、この独立調査機構に参加するように国際組織、国家政府に招請し、共同で中共の蛮行を徹底的に調査するためである。

 7月6日、カナダ前アジア太平洋局長で、前議員のデービッド・キルガー氏と国際的に有名な人権弁護士のデービット・マタス氏の二人が独立調査をして、カナダのメディアに「中共による法輪功学習者の生体臓器摘出の調査報告」を発表した。独立調査の結論は、われわれは法輪功修煉者からの大規模で強制的な生体臓器摘出行為がずっと存在し、しかも、今だに続いていることを確信するというものだった。

 約5カ月来、台湾各層の民意機関はこの残酷極まりない蛮行を譴責した。4月18日、立法委員・頼清徳氏は、臨時提案を起こし、立法院が決議文を作成することを要請し、国際人権機関と世界保健機関が中共労教所、刑務所と医療機構を調査することを求め、中共が即刻この行為を停止し、臓器移植相関制度を公開するように呼び掛けた。提案は各党派立法委員54人の連署を獲得し、主席の採決によって手順委員会の討論事項に組み入れることを要請した。

 4月21日、台南市議会の郭信良副議長、王定宇議員、姜滄源議員、5月22日、基隆市議会の游祥耀、張錦煌、韓良圻、セン春陽、ラン敏コウ、陳東財、ロ美玲、張芳麗、宋イ莉、庄錦田、鄭怡信、蔡適応の各議員、6月22日金門県蔡水游議員、6月28日屏東県蘇義峰議員など全員が、中共の生体臓器摘出の蛮行を制止することを呼び掛けた。7月5日、雲林県知事の蘇治芳氏は同様に「法輪功の迫害の真相連合調査団」を支持することに調印した。

 5月4日、嘉義県議会は決議案を通過させ、中共の蛮行を譴責して、国際社会がこれを制止することを呼び掛けた。この3カ月前後、宜蘭県、基隆市、花蓮県、台南市、雲林県、屏東県、澎湖県では、ぞくぞく共に8縣市議会が決議案を通過させ、中共の生体臓器摘出の蛮行を譴責した。他の縣市議会も連署提案が進行している。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/8/24/136281.html

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