日本明慧
■印刷版   

張宏偉に命の危険が迫っている:吉林刑務所は家族の面会を禁止(写真)

 【明慧ネット2006年7月28日】吉林刑務所は法輪功学習者・張宏偉さんの家族の面会を3カ月停止した。張さんは、大法に対する信念を放棄しなかったため、いま吉林刑務所に拘禁されて残酷な迫害を受けている。2年5カ月という長期にわたって小屋に閉じこめられ、この期間中悪警は彼をベッドに縛りつける、吊るし上げる、めったうちにするなどの、さまざまな残虐な拷問で張さんの体はすでにぼろぼろになっている。診察の結果、両側の肺結核(III型)、肋膜炎、心臓病などが発見されたが、刑務所の管理局はまだ肺に空洞がないということを理由に一時保釈を許さず、張さんと家族の面会の権利まで奪っている。教育課の王という名前のスタッフは、張さんはすでに食物が喉を通らなくなっていると教えた。これがまた、刑務所がなぜ張さんの家族の面会を禁止したかの理由であるかもしれない。

 
法輪功学習者の張宏偉さん

7月14日、張さんと義理の母親は彼の子供を連れて吉林刑務所へ面会に行ったが、刑務所から3カ月間面会を禁止すると知らされた。誰の出した決定なのかと聞くと、刑務所の決定だと言った。家族は教育課、政治課、刑務所事務室に電話をかけたが対応してもらえなかった。教育課と、不法に張さんを逮捕した監視区はみな課長、教育係、隊長などが不在だと言った。家族はオフィス・ビルの入り口のところで待つしかなかった。そこで、家族は管理区教育係と教育課の王元春と会った。王元春は家族との面会の時、「言うべきではない話」をしたから、面会禁止だといった。実のところ、家族は「修煉」の二文字しか言ったことがない。

 
吉林刑務所の副監獄長、凶悪警・劉

吉林刑務所面会室の主任、悪警の王燕凌
刑務所管理局刑罰所、所長の王徳恵

7月17日と19日、家族は連続して2度に亘って吉林刑務所へ行って、張さんとの面会を要求したがすべて拒絶された。家族は刑務所所長の劉偉に張さんの病例およびレントゲン写真を見せるように求めたが、劉偉は「家族は見る権利がない」と言ってだました。家族は劉偉に、なぜ張さんは2年もの長きに亘って小屋に拘束されなければならなかったのかを追及したが、劉偉は「通りがけに聞き、行きずりに話さないでくれ」と、否定した。

 張さんの重病のための服役中一時保釈資料は、2006年5月1日以降刑務所の管理局に提出するという。 20日前後、家族は刑務所管理局刑罰所、所長の王徳恵を続けて4日間尋ねたが許可が出なかった。5日目に家族は刑罰所の白雪潔に聞いたら、彼女は「保釈は必ずしも許可が下りるとは限らない。規定にあるように肺に空洞があって、血の咳をしてようやく許可が下りる」と、言った。家族は「もし肺部に空洞があって、血の咳をするとなると命が危なくないのか? 問題が発生したら誰が責任を取るのか」と、追い詰めると、白雪潔は、「誰も責任を負わない!」と、答えた。 

 翌日、家族は王徳恵に許可が下りたのかどうかと聞いた。彼は「許可が降りていないと教えてあげよう。好きなところへ行って勝手に訴えてもかまわんから!」と、言った。家族は「私の父は司法局が許可しなかったためなくなったのだ」と言ったが、彼は、「それは私と関係ない」と、言い、家族は「それでは問題があったらあなたを追及する」と、厳しく言った。

 
重病の時の張宏偉さんの義理の父、宋文華さん
刑務所管理局が保釈を許可していなかったため、無残にも病死

張宏偉さんは、今病状がとても深刻な状態に陥り、生命の危険が迫っている。しかし、刑務所管理局、吉林刑務所は保釈を許可せず、そしてずっとさまざまな手段で家族をだましている。刑務所、所長の劉偉は家族の面会を許さず、家族が張さんのカルテあるいはレントゲン写真を見ることも「権利がない」と、だましながら拒絶している。家族は、張さんの法律上第一後見人であり、張さんの命と人身の自由が脅かされた時、張さんのすべての情況を掌握する権利がある。また、張さんの病状と生命の安否に対して逃れられない責任をも負っている。張宏偉さんが現在もたらされている人身障害に対して、今後のすべての結果に関して劉偉はそのすべての罪責から逃れることができない。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/7/28/134227.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/8/6/76390.html