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父の冤罪を晴らすため、18歳の少女は大慶市太康県の警官に拉致された(写真)

 【明慧ネット2006年8月31日】黒竜江省大慶市太康県の胡吉吐莫村の朱秀雲さんは、2006年8月19日に拉致された。朱さんは、不法に労働教養を受けた父の冤罪を晴らすため、200人以上の友人の署名による訴状を県の裁判所に提出した。そのとき、凶器じみた610オフィスの悪人の李世林の指図のもとで、県の裁判所は派出所の10人ほどの警官とともに、か弱い朱秀雲さんを拉致した。朱さんは行方不明になった。

 
朱秀雲さん

2006年6月30日、朱秀雲さんの父の朱仰和さんは、610オフィスの李世林ら5人に拉致されたため、朱さんの母は病気を患い、苦しみながらも生計を立てていた。農場の牛と田も長い間手入れをすることができなかった。子供は、両親のことを心配して手稼ぎ先から帰る途中で、家族に告げることなく一人で訴えに出た。

 純潔かつ善良な子供である朱さんは、政府のおじさんとおばさん達が彼女を助け、父を救い出してくれると信じていたが、政府関係者らは訴えに来た彼女を拉致した。すでに疲れきっていた母は、3日後に娘が失踪したことに気づいた。親戚たちは、母とともに娘が拉致されたと聞いて、県の役所や人民委員会などに子供の行方を尋ねた。政府オフィスに610オフィスの者が来て、朱秀雲さんの送った訴状には、李世林が法に違反していることを告知したため、すでに留置場で拘禁されていると話した。

 今のところ、朱さんの母は悲しみにくれ、心身ともに極限状態になっている。李世林はまた、彼女の家に侵入し、朱さん一家が迫害されている情報を誰が漏らしたのかと、とことん追求しようとしている。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/8/31/136767.html