■日本明慧
http://jp.minghui.org/2006/09/02/mh035453.html
シンガポールの法輪功学習者 シンガポール人権問題に関心を寄せるように国際社会に呼びかける(写真)
文/シンガポールの法輪功学習者
【明慧ネット2006年8月28日】中国共産党の人間性を失った法輪功に対する迫害はすでに7年が経ち、シンガポールの法輪功学習者も民衆に7年間真相を伝えてきた。しかしこの7年間、シンガポールの法輪功学習者は同時にシンガポール政府の彼らに対する不公正な待遇に直面しなければならなかった。シンガポール政府は中国国籍の理不尽な法輪功学習者に対し、国外へ追放した。政府指導者、李光耀などはマスメディアで法輪功に泥を塗り、真相を伝える活動をしていた法輪功学習者を起訴した。
2006年5月28日『聨合早報』の報道によると、李光耀に招請された法輪功を迫害する中共610オフィスのリーダー・李嵐清がシンガポール滞在中、中国大使館及び各区、例えば四馬路観音廟、莱仏士などでシンガポール警官が法輪功学習者の真相説明用の看板、横断幕を没収し、時には法輪功学習者を拘禁した。中国国籍の法輪功学習者は移民庁、人力部に不当に難題を吹っかけられ、理由なく国外へ追放され、最後にはまた一連の起訴事件が起きた。特に中国大使館前にいた3人を起訴した案件の中、73歳の中国国籍の法輪功学習者・陳培育さんは警官に気の向くままに理不尽に「故意的な撹乱」という罪名で起訴された後、またわけがわからず訴訟を撤回され、5年間(2010年まで)有効な社交許可証明を取り消され、また素早く移民庁から国外へ追放された。70歳過ぎの老人は、シンガポールに家があり、家族がいるのに、ただ自分の国の大使館の外で、法輪功を迫害する中共政権に抗議しただけで、ただ中共により集団弾圧されている法輪功の真相をシンガポールの国民に告げたため、なんとシンガポール当局からこれほどない理不尽な待遇を受けた。
これに対して、法輪功学習者の黄才華さんは「一つの政府がただ個人の利益のため、中共の歓心を買うために、気の向くままに自分の国民を起訴、監禁し、また合法的に居住する住民を国外へ追放し、中共の人間性を絶滅する今回の迫害に対して見て見ぬふりをし、かつ悪人を助けて悪事を働くとは、人間性の悲哀と侮辱である。実際、法輪功学習者は中共に集団弾圧されている。これはただ法輪功学習者だけのことではなく、全人類のことである。人類は自分の同類により腹を開かれ、生きたまま臓器を摘出され、死体を燃やして痕跡をなくし、暴利を貪るということは人類の尊厳に対する踏みにじりである。この類の邪悪な行為に対して、すべての人は人類の基本道徳を守る出発点から対処すべきである。如何に法輪功学習者の受けている迫害に対するかは、すべての人、すべての国家政府の基本的な道徳の最低ライン、本当の文明程度を測りだす」と表した。
5月28日『聯合早報』は、李嵐清は李光耀の招請を受け取り、シンガポールを訪問した。その前後、中国大使館前と他の地区で一連の看板、横断幕を没収する事件が発生した。多くの警官は看板と横断幕を没収する時、学習者に対して、彼らもこのようにはしたくないが、これは上からの命令だと言った、と報道した。
中国大使館前で中共による法輪功に対する迫害に平和的に抗議するシンガポールの法輪功学習者
真相を理解しようとするシンガポール民衆は警官に尋問された
私服警官は学習者を撮影し、看板を没収した
中国大使館前で平和的に抗議する時、警官は横断幕を没収していた
法輪功学習者はただ初級法廷の外で記者に写真を取らせたが、大通りを渡った後10人近くの私服警官に包囲されて、看板を没収された
中国領事館の外に2、3人の法輪功学習者がいるのに対し、数台のパトカー(人を捕まえる警官も含め)が中国領事館の外で密かに待っている
シンガポール当局は中共の歓心を買うために、法輪功に対する迫害に参加すべきではない。シンガポール政府は、何度も中国国籍の法輪功学習者を理不尽に国外へ追放し、理不尽に起訴し、自分の国民を拘禁する行為に対して、シンガポールの法輪功学習者は世界各国の政府、国際機構、人権組織、善良な人々に支持と援助を求め、現在シンガポールで発生している人権危機を解決するように呼びかける。同時にシンガポール政府の一部の人に、何度もいわゆる法律、追放などの手段で理不尽に法輪功学習者に対して待遇することをやめるように呼びかける。
シンガポールの法輪功学習者による7年間の真相説明の中で、広範な民衆は迫害の残酷さ、法輪功学習者が努力して真相を説明する平和さと人を救おうとする心を目にし、同時に広範な民衆も政府の一部の人が如何に法輪功に接したかも目にした。このように何度も理不尽に法輪功学習者に接したことについて、シンガポール政府に対して民衆を失望させた!
シンガポール当局による法輪功に対する不当な待遇:
(一)2000年12月31日、法輪功学習者は麦里芝ダムにて中共の迫害により亡くなった107人の法輪功学習者を追悼したとき、15人の法輪功学習者は「非合法集会」で起訴された。
(二)2001年2月に李光耀は『聯合早報』にて法輪功は政治と関係があると公言した。
(三)2004年、法輪功学習者の程呂金さんと黄才華さんは中央警官に許可なく集会を開き、許可のないCD−ROMを持ち、配ったと言う理由で起訴された。2人とも15項目のいわゆる罪名をかぶせられ、また証拠不足の状況下で判決された。程呂金さんと黄才華さんは高級法廷に上訴したが、裁判官は国が小さいという政治理由で判決を下した。
(四)2006年7月、李嵐清がシンガポールを訪問する際、9ヶ月前に烏節路にて分散してチラシを配っていた9人の法輪功学習者は、東陵警察署により許可なく集会したという理由で起訴された。3人の学習者は中国大使館前で迫害に抗議した際、警官に「わざと中国領事館をかき乱し、侮辱」したと言う理由で起訴され、その間中国国籍の法輪功学習者・聶歌さん、楊永利さんと陳培育さんは理不尽にシンガポールを離れるよう要求された。
(五)2006年に、副総理の黄根成氏は資料を配り、看板を並べ、真相を説明する法輪功学習者と犯罪をした犯罪者とを同等化した。総選挙の間、外交部の楊栄文は法輪功学習者と総選挙をいい加減に連結した。
(中国語:
http://minghui.ca/mh/articles/2006/8/28/136609.html
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