■日本明慧 http://jp.minghui.org/2006/09/03/mh045177.html 



法輪大法学会は陳培育を強制送還するつもりであるシンガポール政府を非難し、記者会見を開いた(写真)

 文/シンガポールの法輪功学習者

 【明慧ネット2006年8月24日】シンガポール政府が73歳の法輪功学習者・陳培育さんを強制送還する事件に対して、シンガポールの法輪功学習者は2006年8月18日、Peninsula Excelsiorホテルで記者会見を開き、強制送還することに対して強く非難し、シンガポールの法輪功学習者に対する告発を不起訴にするように要求した。

 
記者会見会場

いくつかの海外メディアとシンガポールの二つ主要な中国語、英語メディアが参加した。記者会見はシンガポール政府が陳培育さんを強制送還する事件の経緯について説明した。

 中共の法輪功学習者に対する迫害に抗議するため、3人の法輪功学習者は2006年7月20日に中国大使館前で平和的な形で抗議をし、シンガポール警察に起訴された。8月28日に審理する予定だったが、8月10日に突然下級裁判所(Subordinate Courts)は被告人・陳培育さんを強制送還しようとした。陳培育さんの弁護士・ラビ(Ravi)さんは、まだ訴訟に関わっている人を強制送還することは法律的に相応しくないと話した。訴訟における関係者は出国することはできないという法律の規定があり、このような行為は法廷を尊重していないという。強制送還を非難されたら、今度は突然陳培育さんに対する起訴を取り下げることになった。その目的はただ彼女を強制送還することだけだった。ラビ(Ravi)さんは陳培育さんを主要証人として法廷に申請し、受理されたので下級裁判所(Subordinate Courts)に彼女のビザを審理終了まで延期するように要求した。

 Raviさんは、法廷の法輪功学習者に対する態度は非常にアンフェアだと話した。彼はもう一つ同様な仕事をしているが、検察官は自ら証拠のVCDを被告人に渡した。法輪功のこのケースは何度も要求したにも関わらず、検察官は証拠となるVCDを渡さなかった。理由は「法輪功の人はVCDの映像をネットに流すからだ」という。

 記者会見では、法輪功学習者は図を示しながら、法輪功が、世界で普及している状況および1999年からの中共の迫害を説明した。そしてカナタの独立調査により中共の法輪功学習者に対して臓器狩り事件を調査報告した後、メディアから調査員のインタビューを放送した。

 法輪功学習者が中国で受けた拷問を見て、ある独立メディアの記者は、中共の迫害に対して、他の国はどんな対応を取っているのか? それに中国以外に法輪功を迫害する国はあるかと質問した。学習者は彼の質問に対して詳しく答えた。

 今回の起訴は、7月4日にシンガポールの国立大学から名誉博士号を受ける中共の李嵐清と関わっており、李嵐清は法輪功学習者を迫害する610オフィスの代表者だと知った時に、ラビ(Ravi)さんは、この法輪功学習者の生体臓器狩りや、沢山の学習者に対して残酷な拷問をした殺人犯が、国立大学から名誉博士号を受ける資格はないと言い、「国立大学の卒業生として非常に恥ずかしく感じた。卒業証書の撤回を要求する」と話した。彼は黄色のブレスレットを身に付け、国立大学の恥ずかしい行為に抗議を示した。クラスメートや、卒業した学生にもまだ卒業してない学生にもこの事を伝え、一緒に黄色のブレスレットを身に付けようと話した。当日の記者会見にはもうすでに数人の国立大学卒業生は黄色のブレスレットを付けていた。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/8/24/136316.html

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