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悪党が『九評』伝播者を迫害する実例集成(写真)

 【明慧ネット2006年7月14日】『九評共産党』の発表以来、中共が国内において『九評』伝播者を厳しく弾圧しはじめました。大量の法輪功学習者らが続々と逮捕され、その中の多くは重刑の判決を下され、迫害によって身体障害者にされてしまいました。『九評』により、中国共産党の真実の姿を暴く事が、国にも民にも有益なのです。伝播者への迫害は、悪党の恐怖を浮き彫りにしてきました。次に取り上げたのは、最近明慧ネットに報告された実例の一部に過ぎません。 

 内モンゴルの「7.20事件」−50人逮捕

 2005年7月20日、内モンゴルのタラントン(扎蘭屯)市、アロン(阿栄)旗(郡)、モー旗(郡)及びその周辺地域では、『九評』や『江沢民其の人』、脱党に関するパンフレットなどが10万冊も見つかりました。この事件は、フルンベール(呼倫貝爾)市の公安局を驚かせました。従って、公安局の審査により、「7.20法輪功特別捜査隊」が発足しました。この事件は、あまりの重大さにより公安部の直接の指揮を受け、調査が進められました。内モンゴル公安ネットの報道によると、2006年3月27日、その特捜隊から警備員168人とパトカー80台もが出動し、タラントン市とアロン旗という2ヶ所から40人、チチハルから10人の法輪功学習者が逮捕されました。只今秘密の審理が行われています。

 中共高官が山東秘密巡査 20日間に30人以上逮捕

 2005年4月上旬、曾慶紅、胡錦濤が相次いでイ坊と寿光を訪れ、「保先」(2005年1月から、共産党が党内の腐敗に迫られ、「党員の新鋭性を保つ」といった政治活動を展開し始めました。)、「脱党」、「法輪功」に対して秘密に巡査し、指令を発しました。5月に、山東610オフィスが潍坊昌楽県において各県市区の610オフィスを集め、さらに『九評』を伝播する法輪功学習者を捕らえることを秘かに企てました。それに続いて20日間で、寿光、昌邑、青州と諸城などから30人以上の法輪功学習者を逮捕しました。その中で、5月19日に昌邑市の丈嶺だけで11人が捕らえられました。また、多くの人が判決を受け、労働教養に処されました。

 江蘇塩城で大量の『九評』が発現 30人余りが秘密逮捕

 ある事情通によると、2005年6月中旬、江蘇塩城で大量の『九評共産党』が発見されたため、政府は約30人余りの法輪功学習者を秘密に逮捕しました。彼らを「政治犯」と名づけ、家族との面会を一切拒否しています。それに、警察への通報者に対して一冊の『九評』を通報すれば10000人民元(約15万日本円)の奨励金を与え、2人以上の法輪功学習者を通報した場合には、さらに300元(4000円)の奨励金を増やすとのことです。

 家の中に『九評』 山東莒南の10数人が労働教養

 山東莒南公安の内部情報によると、2005年11月、国保大隊、城南派出所が不法に19人の法輪功学習者を逮捕しました。家の中で『九評』や『江沢民其の人』などの資料が見つかったのです。其の中に、楊廣珍さん、趙小慰さん、劉希娥さん、孫茂芹さん、張雅芹さん、楊紀花さん、李世華さん、何士存さんなどの数人がすでに不法な労働教養を強いられました。逮捕された当夜、韓廣梅さんは一晩を通して激しく殴られ、看守所で何度も意識を失い、気絶しました。病院に運ばれた数日前にも3-4回にわたって意識不明になり、気絶したことがあります。彼女は未だに病院で動けないまま横たわっています。

 法輪功の資料と『九評』の所有が摘発され 夫婦二人が重刑に

 遼寧省盤錦市法輪功学習者、辛敏鐸さんと鮑俊岑さん夫婦は、家で1100枚CDを自作したため、2005年9月12日に盤錦市興隆台区法廷にそれぞれ懲役13年、12年の重刑に処されました。公訴官は「鑑定によりますと、1100枚CDはすべて法輪功に関わる内容であり、其の上幾つかの『九評』もあります」と言い切りました。しかし、辛敏鐸さん夫婦はこの判決に不服を申し立て、中級法廷まで上訴しました。この案件について、中級法廷は事実不明、証拠不足という理由で区法廷の判決を取り消し、区法廷に返送しました。ところが、区法廷は610オフィスの指示に従って辛敏鐸さんを依然として原判決で維持しています。鮑俊岑さんは上訴した後、2006年2月20日に再び開廷しましたが、今でもまだ結果が出ていません。労働教養に変更される可能性があるとのことです。

 『九評』CDのため、5歳の子供の母に7年の刑

 胡錦濤訪米の前日午前中、湖南省長沙市開福区裁判所が、家から1850枚の『九評』CDを見つけたという理由で、不法に法輪功学習者・高輝さんに懲役7年の刑を言い渡しました。これに対して一部の民衆は疑問を示しました。なぜ、5歳の子供と母がこんなに中共を脅かさせ、重刑に処せられるのでしょうか?まさか、中共の政権が脆弱なあまり、幾つかのCDで転覆させられるものでしょうか?

 
湖南長沙市法輪功学習者高輝さんと息子の黄潤君

『九評』を所有したため、石家庄法輪功学習者・孫莉さんに5年半の判決


 石家庄法輪功学習者・孫莉さんは、2005年9月6日に家から『九評』と法輪功資料が見つかったため、裕華公安局に捕まり、2006年3月の初め頃に裕華区裁判所で5年半の判決を言い渡されました。孫莉さんは不服を申し立て、5月12日に裕華区裁判所が二審を開いた結果、原判決を維持しました。内部の情報によると、孫莉さんの懲役5年半の判決は610オフィスの指示によって下されたものということです。孫莉さんは法輪功学習者ですので、中国大陸で弁護士を雇うことさえできません。そのため、夫の潘培大さんは自ら法廷に出て妻の無罪を申し立てざるを得ませんでした。北京の高智晟弁護士は、石家庄の黄偉さんを立件できず、法輪功学習者に対する残虐な迫害事情を中共高層官僚に反映するために、インターネットで公開状を掲載しました。そのため、彼の弁護士事務所は閉鎖され、家族全員が長期にわたって尾行・監視されています。只今孫莉さんは石家庄第二看守所に拘束され、断食で不法監禁に抗議しています。

 一冊の『九評』で捕まり、北京法輪功学習者林樹森さんに懲役5年の判決

 2005年4月28日、北京西城区新街口派出所の警官・方革が、統轄している地域の賃貸住宅の住民情報を収集した時、室内で一冊の『九評』を見つけました。そして、彼は他の警官を呼び寄せ、無断入室捜査を強行し、法輪功学習者の林樹森さんを連行しました。2006年1月23日、北京西城区は「2004年に林さんは実名を以って明慧ネットで自らおよび同修たちの前進刑務所で受けた迫害について『北京学習者が前進刑務所で3年間受けた迫害を語る』といった文章を発表した」という理由で、林樹森さんに懲役5年の刑が言い渡されました。林さんは不服を申し立てたが、却下されました。現在林樹森さんは、断食抗議により腎臓が衰弱して、北京公安病院に運ばれ強制灌食の迫害を受け続けているそうです。

 『九評』と三退のことで、服役能力を備えない人も懲役2年半の判決に

 2006年5月10日、中共四川瀘州市司法機関は、「九評と法輪功資料のダウンロード」や「大紀元ネットで三退宣言の発表」したとの理由で、蒋吉雲さんと梁勁暉さんなど4人を2年半から3年半に至る有期懲役に処しました。その中、梁勁暉さんがすでに四川西南司法鑑定センターに「精神病患者の為、服役能力無し」と鑑定されたにもかかわらず、2年半の有期懲役を言い渡されました。その前に梁勁暉さんの母親、袁玉菊さんも同じ理由で1年の労働教養に処され、現在四川資中楠木寺労働教養所に拘束されています。四川司法界の人は「病院に精神病を鑑定された梁勁暉さんが入獄されるべきではないことは、法律に詳しくない人すら分かるはずです。ところが、上からの圧力によって瀘州市司法機関は裁判権を持たなかったのです。」と漏らしました。さらにそれは、羅干に動かされている政治法律委員会(略称「政法委」)から直接の命令と指図を受けたのだと漏らしました。

 『九評』を携帯したため、黒龍江王志革さんは殴られて不自由になり、3年の判決

 2005年3月27日、黒龍江省法輪功学習者・王志革さんは、方正県の実家に戻る途中、『九評』を携帯していたため、方正県国保課長の丑永生などに拉致されました。丑永生は董岩生、翁紅軍と一緒に、王志革さんに長時間にわたって拷問し自白を強要し、王さんを殴って右目を失明させ半身麻痺させた後、無実の王さんを3年の刑に処しました。現在王志革さんは黒龍江省呼蘭刑務所に拘束され、依然として法輪功の信仰を諦めさせようとする刑務所の警察官や其の指示を受ける受刑者らに虐待・迫害されています。

 『九評』の資料を配布したため、国連難民の張新義さんに3年の判決

 張新義さん(51歳女性)は、長沙市法輪功学習者です。張新義さん夫婦は、かつて駐カンボジア国連難民委員会に庇護される認定中の難民だったが、2002年2月にカンボジア警察は中国大使館の指示を受け、張新義夫婦を中国に強制送還させました。2005年4月28日、張新義さんは、長沙市天心区豹子嶺のコミュニティで『九評』および法輪功真相資料を配っていた時に捕まり、2005年8月24日に秘密に開廷した後、長沙市天心区裁判所に不法に3年の刑に処されました。現在張さんは、湖南省女子監獄に拘束されています。家族面会の要求が幾度もなく拒絶されました。一層、人々に彼女の境遇を憂えさせています。

 数枚の『九評』DVDで、広東・呉静娟さんに懲役3年の判決

 呉静娟さん(55歳女性)は、広東掲陽県ある工商所の元職員であり、かつて法輪功を修煉したため2年間広東三水婦女労働教養所に不法監禁されました。2005年10月25日、呉さんは、野菜市場で買い物した時、数枚の『九評共産党』DVDを携帯していたため、数人の私服警官に尾行された後、拉致されました。2006年1月12日、掲東県裁判所は、呉さんに懲役3年の判決を言い渡しました。呉静娟さんは、2006年1月20日に掲陽区人民裁判所に上訴状を出しましたが、現在でも何の消息もありません。

 家中の『九評』の本のため、勝利油田の法輪功学習者が死人ベッドに縛られ

 2005年5月、山東桓台県公安局は、法輪功学習者の張愛泉さん、王明文さんと于徳勝さんたちを家宅捜索したところ、『九評』の本を見つけました。この事は、山東省公安庁を脅かし、必ずこれらの『九評共産党』の由来を見出そうとしました。山東省法輪功迫害重大事件組が勝利油田に入り、3人の法輪功学習者を拷問し自白を強要しました。目撃者は体が血だらけだった于さんを見かけました。それに刑務者から戻された張愛泉さんの衣服には大量の血に染まっていました。彼らは、この3人の法輪功学習者を死人ベッドに縛ったまま一カ月間拷問しても何の情報もつかめませんでした。そして2006年3月1日、山東省桓台県裁判所は3人に対して秘密裏に開廷・審判したが、現在でも家族は何の消息も得ていません。

 好意を以って公安局長に『九評』を贈ったが、彼に捕まれた

 2006年5月、懐徳県公安局長・単田春は、法輪功学習者・張遠航さんの自営の商店で買い物した時、張さんは善意を込めて彼に真相を語り、三退を薦めた後、一冊の『九評』を贈りました。しかし、単田春は好意を断ったばかりか、数日後に大嶺鎮派出所から数10人の警察官を呼び寄せ、商店に押し入り、張さんを拉致しました。その時姉の張岩さんは、事件現場で諫止しようとしたが、一緒に連行されました。現在姉妹2人は、公主嶺市拘留所に不法監禁されています。

 事件の後も、張遠航さん、張岩さん姉妹2人は、終始真相を語り続けています。公主嶺市政法委が彼女たちを不法判決で処罰しようと狙っているとのことです。

 『九評』のため、60代の老人2人が捕まった後、行方不明

 周光雄さん(65歳男性)は、湖北武穴市余川鎮国政エンの出身です。2005年に家から『九評共産党』が見つかったため、武穴市派出所に拉致され、今でも釈放されていません。周さんは判決を受け、刑務所に送られたが、家族は判決書を受け取ったことがないという情報もあります。現在周さんの身がどこにあるのか、行方不明になっています。

 深圳南山区劉培珍さん(女性60歳余り)は、医者です。2005年4月14日に『九評』CDを制作したため、南山区公安分局並びに610オフィスに拉致され、現在まで9ヶ月を経てもずっと南山区看守所に不法監禁されています。親族の面会が拒絶されているので、看守所の中で劉さんの身にどんな迫害があったのか、見当はつきかねます。南山区検察院に関する事務室の当直職員によると、彼女に重刑を処しようとしています。

 『九評』を配ったため、武漢朱漢龍さんが迫害され意識不明の状態に

 武漢市法輪功学習者・朱漢龍さん(男性、30歳余り)は、漢口江岸橋に住んでいます。朱さんは、2005年8月に真相資料の『九評』を配っていた時に捕まり、素早く懲役1年の労働教養に処され、何湾労働教養所に送られました。しかし、10月中旬頃、3ヶ月足らずのうちに、朱さんは生き生きとした逞しい若者の姿がなくなり、苦しめられて息も絶え絶えでした。何湾労働教養所は、人命に関わるトラブルを恐れたため、前もって無条件で朱さんを釈放すると家族に通知しました。しかし、妻、兄と姉は、朱漢龍さんを見たとたん、みんな呆れ返ってしまいました。釈放されたのは、ただ一人の重病人に過ぎません。ひどくやせ衰えて、意識不明で、全身が傷だらけで、息も絶え絶えだったのです。朱さんの両腕にはタバコによるやけどの傷跡が、数え切れないほど肩から手首まで残っています。頭に親指ぐらい大きさの穴が二つ開いています。刑務所の警官が受刑者を指図し、朱さんの頭に磁器のかめを強くぶつけたのです。穴が、奥深く落ち込んでおり、中は血膿でいっぱいでした。

 治療によって、朱漢龍さんは命拾いしました。ところが、労働教養所で何らかの不法の薬物を飲まされたせいか、朱さんはほとんど、ぼんやりして、幻視や幻聴があり、うろついたり、でたらめな事を言ったりしていました。しかも幾度となく一人で何湾労働教養所に行き、「復帰させてほしい」と言いました。朱漢龍さんの状況は、人に心配させざるを得ないのです。

 ある評論によって、中共がこんなにも『九評共産党』を恐れ、一切の力を惜しまずに弾圧しようとすることは、『九評共産党』がまさしく「道」を以って共産党を解明する一冊の「天書」だと示しています。それによって共産党という魔教の正体を見抜いたのでしょう。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/7/14/132976.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/8/3/76309.html