■日本明慧 http://jp.minghui.org/2006/09/07/mh094619.html 



どのようにして睡魔を克服するかについて

 文/中国大陸の大法弟子

 【明慧ネット2006年5月31日】『転法輪』の第一講の「煉功してもなぜ功が伸びないのか」の中で、「常人の次元を超えれば、感得することができます。どうすれば感得することができるのでしょうか? 宇宙におけるいかなる物質も、宇宙に立ち込めるあらゆる物質も含めて、みな霊的なものであり、みな思想を持っており、みな宇宙の法の異なる次元における存在の形態です。それがあなたの昇華を許さないかぎり、いくら自分の次元を向上させようと思っても、向上できません。それが許さないのです。なぜあなたの向上を許さないのでしょうか? あなたの心性が上がっていないからです。どの次元にも異なる基準があり、上の次元へ上がろうとすれば、持っていた良くない考えや汚いものを捨てて、その次元の基準に同化しなければなりません。そうしてはじめて上がって来られるのです。」との法が記述されています。

 私は時々非常に眠く感じるのです。学法、正念を発する時も眠くなるのです。しかも、明慧の文章を読むとき、心性上の問題を反省する時ですら眠くなるのです。なぜ、どうしてといつも自分に問うのです。

 われわれは心性の向上のために修煉するのです。修煉者は法から離れたらどうやって修煉し向上していくのでしょうか? それぞれの次元にはそれぞれ違う基準があります。基準に満たさなければ昇華するができないのです。師父は、「一人のすべての修煉過程は絶えずに人の執着心を取り除く過程であります。」とわれわれにお教えになりました。修煉とは、心を修めるということです。したがって、われわれは自分の心性向上に工夫しなければなりません。師父はまた、「われわれのこの法門は、人の心を直に指しています。」とおっしゃいました。

 私は以上の師父のおっしゃった法にはあまり注意しませんでしたが、最近ようやく少し認識できました。私は長い間に「眠い」、或いは「睡魔」に妨害されました。しかし、最近この執着心を取り除くべきだと師父は私に悟らせてくれました。だから、「睡魔」を克服しようとこの面に非常に注意するようになったので、大きな変化が現れました。ここでは、この問題に対する自分なりの悟りを皆さんと交流したいと思います。大法弟子の全体の向上に絡んでいるので、もし不足なところがありましたら、どうぞご指摘下さい。

 私たちと他人との間でトラブルが起きた時、或いは何かのことで悩み、しかも落ち込む時、私たちはまず自分の心性に向かって自分自身にある問題発生の根本原因を探さなければなりません。更に他人の間でトラブルが起きる時、傍観者としての私たちもそうしなければなりません。自分の心性に障ることが起きれば、大法弟子である以上、必ず自分の心に向かって自分にある根本原因を探さなければなりません。これを継続することはまさに修煉です。また、一人の修煉者として、いつも同様の問題に見舞われているとすれば、もうこの面での心性を向上すべきで注意しなければならない、或いは心性の向上に工夫しなければならないのだ、ということになります。

 大法弟子の皆さんにはもしこのような状況が現れれば、自分の心性に向かって自分の不足を探し出してから、必ずこの不足のところを正してください。さもなければ、さまざまな妨害をもたらします。ある同修はよく修めていないことは個人的な問題で、大法弟子全体に害を与えることはないと思っています。以前私もそう思いました。しかし、実際はそうではないです。なぜなら、大法弟子は一つの完全体です。一人の人間或いは一台の機械を例えにしましょう。その中にある一つ一つの部品がそれぞれ重要な役割があります。したがって、問題が現れた時に、自分の心性に向かって自分の不足を探し出すことは、自分の修煉への妨害を取り除くことであり、法を実証する大法弟子全体への妨害を取り除くことでもあります。

 学法の時に眠くなったり、大法を実証するときに妨害を受ければ、厳粛に原因を突き止めなければならないし、自分自身を治めて正さなければなりません。われわれ大法修煉は人の心をまっすぐ指し、心を修める功法です。私たちの修煉の道を阻むいかなる関門、いかなる障碍を私たちは必ず突破しなければなりません。絶えずに妨害や障碍を突破することこそ、はじめてよりよく三つのことをやり遂げることができます。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/31/129236.html

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