ハルピン女子刑務所、法輪功学習者に対する監視・虐待を促す
【明慧ネット2006年9月7日】ハルピンにある黒龍江省女子刑務所では、受刑者を利用し法輪功学習者に対して、監視・虐待をさせている。副刑務所長の劉志強はそれに対して奨励を行っているという。操られた受刑者らは監視・虐待を行うと毎月減刑に充てられる点数が5点加算されるため、実際に作業場で朝から晩まで働かされた他の受刑者らがもらえる点数の3〜4点に比べて多いことから、学習者に対する虐待を憚ることなく加えている。
同刑務所1号監獄2大隊前大隊長・崔紅梅、夏鳳英は、特に刑期が長く、点数を欲しがる受刑者を利用し、さらに法輪功学習者を虐待するよう圧力をかけた。そのため2005年5月末のある日、夜8時ころに、張林文(すでに解放された)さんは4−5人の刑事犯に虐待され、思いっきり投げ倒され、身動きができなくなるよう頭を床に強く押さえつけられたため、その場で失神したという。当時、5階西側に監禁された他の学習者および刑事犯の全員が証人である。また、衰弱して非常に弱った張麗萍さんも同時に4−5人の刑事犯に、いきなり床に押さえつけられ、何人も彼女の身体に乗り、首を締め付けたり、口を強く押さえつけたりしたため、張さんは窒息死寸前だったという。
また、2004年5月14日夜8時ころ、1号監獄2隊で、十数人の学習者が刑事犯に殴打された。姚玉明さん(現在、非合法に病室監獄区に監禁されている。彼女は長期にわたる迫害によって、寝たきりになった)の脚は青いあざだらけになった。于秀英さんは、受刑者の臧淑英にひどく殴られて、鼻血が水道の水ように流れ出したが、さらに脚で強く蹴り飛ばされた。臧の暴行を阻止しようとした学習者の張晶さんも、臧に強く蹴られ、足の指が青いあざとなった。事件後、副刑務所長・劉は、人を殴ることはいけないと認めたが、「警察人員が不足の状況下、受刑者が政府の仕事に協力することは可能だ。政府が後ろにいるから、恐れる事はないのだ」と言ったという。結局、この事件について、何の処理もしなかった。反対に、殴られた学習者に刑具をつけることにしたという。15日、関淑玲さん、宋青さんたち5人の学習者は、「大掛」の拷問に処された(この拷問は死刑囚でさえ使用許されないのだ)。他の学習者は全員十数時間以上手錠や足かせで固定されたという。
2006年初頭、同刑務所では「攻堅隊」、「転向基地」を設立し、各種の非人道的な拷問を用いて、学習者に対して強制的に転向させることを行った。各隊から1〜2人の転向者を出さなければならないことから、現在4階の炊事場を利用し、窓やドアを封鎖して、百余人に上る経済犯および詐欺犯を操り、学習者を監視させている。また、8人の刑事犯が1人の学習者を監視し、24時間寝かさないなどの虐待を行っている。4階の反対側の収監者は常に学習者が殴られる音や呻き声が聞こえるという。同刑務所は、2008年までにあらゆる手段を使い、すべての法輪功学習者を転向させると高言している。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/9/7/137294.html)
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