大法を着実に修め、師父と共に返る
文/日本の大法弟子
【明慧ネット2006年9月10日】
1、法を勉強して心を修め、正しい念で正しい行いをする
私は1998年に法を得て、すでに丸8年修煉しました。今日まで修煉してこられたのは平日の着実な学法と師父を堅く信じる心が源になります。今まで平日いくら忙しくても学法を堅持できました。学法を重要視したため、ことに遇うと自分に向けて探すことができ、師父と共に家に戻るこの道のりで、歩けば歩くほどしっかりし、歩くと歩くほど堅固になりました。
私は法を得てまもなくして、一つの夢を見ました。夢の中で一面の果てしない海が見えました。大きな波は重なり始め、上空では黒い雲がむくむくと湧き上がっていて、とても恐ろしい光景でした。この時、大きな波の中から1隻の大きい船が岸辺に向かって走ってきました。岸の上には面識のない私多くの大法弟子がいました。一部の弟子は船に乗り、一部は見回していてためらっていました。私は急いで船に乗り、まだ船に乗ってない弟子らに手を振りなら「早く乗りなさい!師父がいらっしゃるから、怖いことなんかありません、早く船に乗りなさい!」と叫びました。この時、船は出航しました。大きな波の中で、船は揺れ動きました。私は両手で手すりをしっかり掴み、心では黙々として:師父がいらっしゃるから、法があるから何も怖くない、私は落ちない……と念じました。夢から驚いて目を覚また時、私の両手はしっかりと布団を掴んでいました。
まもなくして、共産邪党は法輪功を弾圧し始め、公に大量の法輪功学習者を捕らえ、私の師父を侮辱しました。当時私はただ一つの考え、私の師父は世界でもっとも良い人で、彼は人に心を修め、善に向かい、良い人になることを教える、中国だけで1億人以上の人が法輪功を修煉している、私は師父のために正義を取り戻さなければならない、師父の潔白を戻さなければならない!ということでした。私は天安門をいくことを決意しました。もちろん中共の邪悪さについて私は知っていました。次女は泣き叫びながら「共産党はそれほど悪いから、ママは行くと刑務所に入れられるよ」と言い、私を行かせませんでした。私は固い決意を持って「例え死ぬとしても私は行かないと行けない」と答えました。そろそろお正月を迎えるとき、私は善意を持って私をやめさせようとする同修と次女の心を苦しめる泣き叫びを顧みず、動揺せず天安門に行き、私の心の声で呼びかけました。その後、真相をはっきり伝え、大法を証明する数年の間、私は前後して、アメリカ、カナダ、ロシア、フィンランド、オーストラリア、スイス、香港と台湾などの国と地区に行きました。
2、真相をはっきり伝え、衆生を救い済度することは私たち大法弟子の責任と使命
『九評共産党』が発表されたのち、私はどうやってこの情報を伝達して、更に多くの善良なる中国人に真相を知ってもらい、この邪党の真の覆う物をはぐか考えました。私自身はあの前例のない大災害「文化大革命」を経験し、この邪党から直接被害を受けました。数十年経ちましたが、善良なる中国人は共産邪党に弾圧されて怖がり、心は麻痺されました。私は大法弟子だから、知っていますが、もし大法が迫害されている真相を世の人々に伝えないと、彼らは共産邪党の悪い宣伝を受けて大法を反対するかも知れません、そうすると彼は救い済度される機会を失い、淘汰されます。ですので、世の人々に真相をはっきり伝え、衆生を救い済度することは私たち1人、1人の大法弟子の責任であり、使命です。
私は自分の肩に置かれた責任がどれほど重いかを知り、人を救いたい切ない気持ちで、時には焦って泣きたい気持ちでした。自分は何かやりたいが、どうすれば良いか知りませんでした。私は毎週土曜日と日曜日に秋葉原に行って、新聞を配っていましたが、いつもそれはあまりにも少ないと感じました。もし毎日秋葉原で新聞を配って、更に多くの縁のある人に真相を伝えられるとしたら、如何に良いか。ちょうど都合よく、私が勤めていた会社は景気が悪く、つぶれてしまい、私は失業しました。当時私にはもし秋葉原で仕事を探せるんだったら、仕事もできるし、新聞を配って真相を伝えられるから如何に良いだろう、という一念が生じました。私は、秋葉原は日本で最大の電気商店街で、世界でもとても有名で、名を慕ってくる中国の観光客は更に絶え間ないと言うことを知っています。これはまさに彼らに直接真相を伝えるよいチャンスではないでしょうか?もしここで午前中の仕事を探し、午後はここで新聞を配って真相を伝えるんだったら、いかに良いでしょうか。私にはこの一念が生じました。
みなさんのご存知のように、日本経済はあまり景気がよくなく、自分にふさわしい仕事を探すことはとても難しいことです。私のような場合はさらに難しいです。背が低いし、体が細く、日本語もあまり良くないからです。数社の会社に行きましたが、彼らはみな婉曲に「家に帰って待ちなさい」と言いましたが、音信がありませんでした。私はその一念が生じてから、安定所に行って仕事を探しました。その結果、本当に私にふさわしい仕事がありました。「日本大紀元時報新聞社」にとても近く、秋葉原駅まではまた道順がよいでした。電話を掛けて、面接を受け、最後には私に家に帰って連絡を待つように言ってくれました。私はこの言葉を聞くと心は半分冷えました。しかし夜になると面接した会社から電話があり、その翌日から勤務するように言われました。当時私はとても信じられず、大急ぎで合掌し、弟子の願いを実現してくださった師父に感謝しました。このことを通じて、私は深く悟りました。師父は時々刻々弟子を見守っていらっしゃる、ただ弟子の心が純粋で正念が足りれば、心で衆生のことを考えていれば、師父はあなたを手伝えられる、縁がある人をあなたの前に連れてくる、と。
ある日、仕事が終わったとき、突然雨が降り始めました。雨はまたとても大きく、とても長く時間待っても止まりませんでした。心で惜しいと思いながら、仕方なく家に帰る電車に乗りました。家の駅の改札口を出た時、雨はやんでいました。家に戻るか、それとも秋葉原に戻る?そのとき、お腹はぐうぐうと鳴いていました。それは私に半日以上仕事をしたのち、まだ食事をしていないことを教えていました。心では、やはり我慢しよう、もしかして秋葉原には多くの人が私を待っているかも知れない、思いながら、私はまた電車に乗って、秋葉原に戻り、大紀元新聞社へ新聞取りに行きました。新聞を配る場所に着くと、遠いところに2台の大型バスが止まっていて、中国の観光客が乗車する光景が見えました。私はすぐ元気付けられ、空腹のことはすっかり忘れていました。急いで一手には「天が中共を滅ぼす 脱党して平安を守る」と書いた看板をもち、もう一手には新聞を持って、中国の観光客に向け大きい声で「大紀元時報です、『九評共産党』です、早く読んでください、大紀元時報です、『九評共産党』です」と叫びました。叫び声を聞き、とても多くの観光客は積極的に新聞を取りに来ました。中にはバスに乗り取り急ぎ新聞を読む人もいました。ちょうど新聞を配り終わったら、バスは動き出しました。彼らの真相を知りたがる表情を見て、心では本当に彼らのために喜びました。縁のある人を1人でも残さない、師父の大いなる慈悲に本当に非常に感謝します。
またある日、わたしがバスの下で中国の観光客に新聞を渡しているときのことです。私の背が低いため、全力を尽くして上へ渡し、上の人もまた力を尽くして取ろうとしてところ、バスに乗っていたひとりの観光客が私に向け親指を立ててくれました。彼の目つきより、私はもう一人の縁のある人が救われたことが分りました。
秋葉原には確かにとても多い中国人がいます。彼らはいろんな電器屋さんを頻繁に往来したり、あるいは乗り換えのためにそこを通ったりします。何回か大型バスが青信号を待っていた時、私は大急ぎで大法弟子の迫害された写真と「天が中共を滅ぼす 脱党して平安を守る」と書いた看板を頭の上に高く取り上げ、バスに載っていた人々に見せました。また「脱党サービスセンター」と書いた黄色旗も空中ではためいていて、とりわけ目立ちました。このように通りすがる中国の観光客に大法の迫害されている真相を知らせると同時に、彼らに法輪功を修煉する人は海外にいくらでもいる、法輪功は押しつぶせない、脅しきれない事実を知らせました。これらの買い物をする観光客の中にはよく身分が高い人もいます。時には甚だしきに至っては中国領事館の人が自らこれらの知名人を連れていっしょにショッピングするときもあります。私たちはチャンスを掴んで彼らに真相を説明し、新聞を手渡します。彼らは一回目は受け取りません。二回目、三回目、……遇う学習者が多くなると、最後に一部の人はこっそりと受け取りました。彼らは海外で自ら見たり、聞いたりした、これらの情報を中国に持ち帰り、親友に伝えると思います。1人が2人に、2人がまた3人に……そして中共の嘘の宣伝は二度と人の心を惑わせなくなり、真相はまもなくして天下にすっかり知れられると思います。これらのことより、私は秋葉原というこのところは如何に重要か、1日行かないととても多くの人が真相を知る良いチャンスを失われると悟りました。
一回、日本人の年輩の方が大法弟子の迫害された写真を見に来ました。注意深く長い時間見ていたが、分かっていないようで、また写真の人はみな囚人と思われ、ポケットから1枚の紙を取り出して私に見せてくれました。それは「腎臓不全」と書かれた診断書でした。彼は自分も中国に行って、腎臓移植手術を受ける考えがあると言いました。私は慌てて、早速彼に解釈しました。写真に載っている人はみは法輪功を修煉する人で、真善忍を信仰する善良な人です。邪悪な共産党が彼らを迫害して死に至らせ、また彼らの臓器を摘出しています。とても多く場合は生きた法輪功学習者から内臓を摘出して、海外に売り出して暴利を貪っています。共産党こそ大罪人です。あなたは絶対に行かないでください、移植手術によりあなたはもしかして命を延長できるかもしれないが、もう1人の人があなたのために命を失います、そうするとあなたも罪人になります。私の日本語は上手ではなかったが、手まねと写真の説明で、彼はやっと分りました。彼は手を振りながら「私は行きません、私は行きません!あまりに恐ろしいです!」と言いました。
もう一回、道を通っている一人の日本人が看板の前に足を止め、注意深く真面目に見ていました。苦しい表情は顔で現れました。彼は「瀋陽」、「蘇家屯」という二つの地名を見ると驚いて、大急ぎで私たちに彼の中国の友人が瀋陽に住んでいると教えてくれました。この中国友人は日本に来たときに彼の家に泊まったことがあります。彼は話しながら、看板を見ていました。またその場で携帯で中国の友人に電話を掛けました。彼に中国の警官が法輪功学習者を迫害し、生きた法輪功学習者から内臓を摘出するような卑劣な行為が海外で暴露されているから、彼に注意するように伝えました。中国の友人は電話の中で、彼は中国でこんなことが発生していることをまったく知らないと言いました。その後、この日本人は携帯を側にいた同修に渡したので、同修は中国で発生していることを彼に説明しました。彼は以前警官だったといい、現在は警官ではないと言いました。続いて同修は彼に、中国の「蘇家屯」で発生したことを彼の親友、同僚に伝え、法輪功学習者を迫害しないように告げました。また彼は共産党員かと聞きました。彼はそうだと答えました。同修は早速彼に、共産党はすぐ崩壊するから、早く脱党しなさい、脱党すると平安を守れますと教えました。相手は少しためらってから、そしたら私の脱党手続きをしてくださいと言いました。
このような人を感動させる例はまたとても多くあります。
3、自分を正し 師父の救い済度の恩に報いる
最初秋葉原に行って、真相を伝えるとき、邪悪の邪魔はとても多くありました。その場もよくありませんでした。私の目は突然赤く腫れました。腫れて苦しく、何を見てもはっきりと見えませんでした。往来する中国人は確かに多いが、この茫々たる人波の中で縁のある人を探すのは決して容易な事ではありませんでした。半日経っても数枚の新聞を配れなく、私はしばらくきょろきょろ見回しすると気絶しました。時には真相を知らない人にやたらに罵られました。この時も眼は痛かったです。朝の仕事を終え、体は疲れて、腹は減り、常人の心が急に生じてきました。私はあなたを救いにきた、あなたに罵られるためにきたのではない、この時間は家に帰って学法したほうがました、こうする必要はあるのか。この念が生じると私は直ちに自分の心の情況が正しくないと意識し、これは邪悪が邪悪していると分り、心では、邪魔と卑しい鬼!私は堂々とした大法弟子だ、正しく行い、正しく歩む、きみらに惑わされるもんか、午後にたとえ1枚の新聞を配れるとして、無駄に来たのではない、右目がはっきり見えなければ、左目がまだあるから、誰も私を妨げられない、と思いました。私は平日法をよく学び、煉功をしっかり行う以外、時々刻々発正念をして、邪悪には付け入るチャンスを与えません。しだいしだいに赤く腫れ部分はなくなりました。
こうして私は秋葉原で『九評』を配り、真相を説明してそろそろ1年が経ちます。しかしよいことは長続きしなく、会社は不景気のため破産し、私はまた失業しました。しかし師父の加護の下で、私はとても速くまた秋葉原で仕事を探しました。この時、試練も次々と訪れました。新しい勤務先は『大紀元時報新聞社』よりとても遠く、道順がよくなく、あいにく元の会社と反対の方向にあります。毎日とても遠い道を歩かないといけず、新聞を運ぶとても重い荷車を引っ張らないといけません。時には自分でも、ずっと堅持できるかどうかと疑います。この不正の念が浮かぶ度に、自分が間違っていると意識し、自分を正します。
また一回大陸の女性観光客に『九評』を説明し、中国大陸で1千万名以上の人が邪悪な共産党から脱退した、脱党、脱団は平安を守るためだから、あなたは脱退しませんか?と聞いたら、私の話がまだ終わらない内に、彼女はどなりつけました。「あなたは中国人ですか?あなたは中国人に泥を塗っています!私はあなたより共産党をもっと良く知っています!」と。私は自分で自分に絶対に心性を守るように慰めながら、笑顔で彼女に「あなたがいくら共産党を理解しているとしても『九評』には比べものになりません。やはりあなたには『九評共産党』を多く見ることを勧めます」と言いました。彼女は容赦なく私を見張りました。中国人は邪党の毒害を受けたため、毎日異なる心理状態を持つ中国人に直面しなければなりません。時には心性を守ることがとても難しいです。しかし私は大法弟子だから、衆生を救い済度するのは私達の使命だから、常人の心に動かされてはいけません、秋葉原でずっと真相説明を続けなければなりません。
修煉は難しいです、人を救うことは難しいです、悟ることは更に難しいです。今日に至って、私はやっと師父が私たちを済度するのに如何に難しいか、師父は私たちのためにどのくらい代価を払い、どのくらい耐えていらっしゃるか、大法弟子として私たちはまたどのくらい感知できるか、を真に体得しました。私たちはただ自我を修め、師父に要求されたみつのことをしっかり行い、大法を堅修してこそ、やっと師父の救い済度の恩に報いられます!
最後に牢獄にいた大法弟子が彼の妻に送った手紙の中のひとごとで私の今日の発表を終わります。大法を証明することは、一日の時間があれば一日行い、一万年の時間があれば一万年行うべきです!
師父、有難うございます、同修のみなさん、有難うございます。
(2006年日本法輪大法修煉体験交流会の発表)
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/9/10/137502.html)
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