日本明慧
■印刷版   

遼寧義県の劉成さんが錦州労動教養所で迫害を受けて両足が不自由になり、聴覚を失われた

 【明慧2006年9月11日】義県の法輪功学習者・劉成さんは、2004年7月20日、前楊郷派出所の悪辣な警官らに不法に逮捕され、留置場に連れて行かれた後に、不法に家宅捜査をされて家財を差し押さえられた。同年7月20日、劉成さんはまた錦州労働教養所に逮捕されたが、そこで彼は残忍悲道な残虐な拷問に遭った。

 一、「トラの椅子」(刑具の一種で鉄の椅子とも呼ばれる)

  「トラの椅子」の上にはたった一本の鉄の棒しかない。長時間座ると腰椎の位置がずれて、下肢が不自由になり、半身不随になるという。劉さんは馬夾(囚人服のことを指す)の着用を拒否したため、悪辣な警官から強制的に「トラの椅子」に縛り付けられた。手足も同時に縛り付けられて動きがまったくとれない状態で、臀部の下にはたった1本の鉄の棒しかなかった。つまり、全身の重さが鉄の棒一カ所に集中し、しばらくすると腰、腕、下肢、背中に耐え難い激痛が起こる。まるで骨を刻み取るような痛みで死んだほうがましなほどの苦痛である。このような残虐な拷問の下で劉さんは4日間にわたり迫害を受け続けた。

 二、足を縛る

 2004年7月の27日から28日の間、李松涛をはじめとした悪辣な警官らは強制的に劉さんに双盤をさせて、そしてシーツで密封状態に縛りつけた。両手は後ろにひねて縛り、頭にはヘルメットをかぶせ、同時に大法を侮辱するラジオを流して洗脳を行った。悪辣な警官の李松涛は電気棒で劉さんの顔や首に衝撃を与えるなどの拷問が一日中続いた。 

 三、めった打ち、電気衝撃

 劉さんを「転向」させるために、悪辣な警官の劉光江、韓立華、牛継尭と孫某々らは彼をベッドに押し付けて、両手をそれぞれベッドの両端に縛りつけた。そして受刑者の陳長斌、王涛、李煥雨、李峰、尹明徳、孫国沢などに指図して劉さんの胸部、太ももなどの部位をめった打ちにさせ、しかも靴底で彼の頭や顔を蹴りつけさせた。さらに、モップで胸部、ひざ、足首などをめった打ちにした。同時に電気棒で劉さんの頚部と顔に衝撃を与えた。これでもこれらの悪人らはまだ気が済まず、また劉さんを熱い暖房管の上に立つことも座ることもできない姿勢にさせてから続けてめった打ちにし、電気衝撃を与えた。悪辣な警官らは残忍にもベルトピンを劉さんの肋軟骨の隙に刺し込んだり、睾丸をつまんだりした。このような残虐な迫害はなんと3日間も続き、睡眠も略奪された。拷問後の劉さんの顔はまるで別人のように変貌し、体中傷だらけで、気息奄々となった。その後、劉さんは半月に亘ってベッドに横たわって動くこともできなかった。彼の両足は残虐な体刑を受けて、激痛が残り、その上、麻痺状態になり感覚がなくなった。

 このような極度の苦痛の中で彼は一日一日かろうじて生き延びてきた。痛みを解除するために劉さんは煉功をしようとしたが隊長の白金竜の狂暴な脅しと恐喝を受けた。しかも劉さんが深刻な痛みに苦しんでいる情況にもかかわらず、悪辣な警官らは彼の生死をものともせず小屋に閉じ込めて迫害を加えた。隊長の白金竜は受刑者の潘雪海に指図して絶え間なく劉さんに苦痛を与えた。潘雪海は劉さんの両手を腰掛けに縛り付けて殴ったり蹴ったりした。劉さんはなぐられる時に、口にさるぐつわをつけられたという。さるぐつわは凸字形をしていて、尖った部分が喉にまで突き刺さり、劉さんはひっきりなしに吐き気がして嘔吐した。

 このように、毎日さるぐつわをつけられて、半月にわたってめった打ちされてやっと放された。その後も引き続き吊るし上げられて拷問を加えられた。劉さんは両足をきつく吊るし上げられて2カ月に亘って迫害を受けた。両足の傷の状態は深刻で、病院は腰椎が突き出ていると言った。それによる圧迫で劉さんの下肢の感覚がなくなり激痛が起こり麻痺状態に陥った。劉さんは留置場に入る前にはこのような病気をしたことはないという。 

 また、ある日悪辣な警官の李松涛は人を連れてきて学習者の劉向陽さんを殴るのをみて劉さんは人を殴るな、法輪大法は素晴らしいと叫んだ。悪辣な警官の李松涛は報復するために劉さんの刑を1カ月も伸ばした。

 四、小椅子に座らせる

 学習者は毎日強制的に30寸しかない小椅子に10時間以上にわたって座らせられたという。長期にわたって毎日このように小椅子に座わり続けると、お尻はまずは紫になり、それから青くなるという。硬いかさぶたができ、深刻な場合は肉が死んでしまうという。そして、肛門が傷害を受ける。下肢に血液が通らないなど甚だしきに至っては身体障害者になるという。 

 以上は、劉さんが錦州労働教養所で受けた残虐な拷問の一部に過ぎず、いまなお錦州労働教養所では残酷な迫害が続いている。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/9/11/137585.html