スウェーデン法輪功学習者は殺害、ジェノサイドなどの罪で来訪中の薄熙来氏を提訴
文/スウェーデンの法輪功学習者
【明慧ネット2006年9月16日】中国商務相薄熙来氏の来訪中、スウェーデン法輪功学習者は9月15日午前11時ごろ、ストックホルム警察署へ薄熙来氏に対する訴状を提出した。
スウェーデンの法律に基づき、薄熙来氏に対して、殺害、ジェノサイド、不法な拉致などの罪を提訴した。
1999年7月、中共により法輪功学習者への迫害が始まった。当時、薄熙来氏は大連市の市長を務め、大連の法輪功学習者への迫害に積極的に関与していたという。2001年2月から2004年2月まで遼寧省省長を務めた期間中、更に法輪功を迫害する主要なメンバーとなった。明慧ネットの記事によると、遼寧省で迫害を受けた法輪功の学習者のうち、357人もが死に至ったという。
薄熙来氏は十億元の資金調達を行い、全省にわたって、刑務所を改築し、特に悪名で際立っている馬三家強制労働収容所だけで、五億元余りの資金を投入した。当該強制労働収容所では、2000年10月、18人の女性法輪功学習者を全裸にした上、男性囚人の監房に押し込んだという、ぞっとさせる事件が発生した。今年(2006年)3月に暴露された蘇家屯秘密収容所及び現地の医療機関による法輪功学習者生体臓器摘出事件も同省内であった。
薄熙来氏は江沢民が実施した法輪功学習者への絶滅政策を積極的に推し進めたため、大連及び遼寧省は全国で、法輪功迫害のもっとも深刻な地区の一つとなった。
薄熙来氏はすでにアメリカ、イギリス、ドイツ、スペインとフィンランドなど9つの国で提訴されている。
スウェーデンの法輪功学習者は次のようにコメントしている。スウェーデンは自由の国であり、このような悪行が際立った犯罪者が我が国へ訪問しに来ることは、我が国に対する恥辱である。我々は彼を提訴する権利を持っている。彼は中国の商務相ではあるが、彼は自分が犯した罪から逃がれることはできない。彼は必ず自分が犯した罪に対して責任を取らなければならないのである。商務相としては、外交赦免権を持っていない。今回の訪問に対して、スウェーデンの皇室や政府は薄熙来氏の人権侵害行為についてあまり知らない。この度、薄熙来氏提訴を通じて、彼の法輪功学習者に対する迫害や迫害の真相をスウェーデンの政府や国民に伝えた。善悪には報いがある。これより大事なのは、我々の主な目的は中国における法輪功学習者への迫害を直ちに停止させることである。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/9/16/137952.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/9/17/78081.html)
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