マレーシア法輪功学習者はシンガポール当局の法輪功への不公正な待遇に対して抗議(写真) 文/マレーシア法輪功学習者
【明慧ネット2006年9月20日】今年7月以来、数人のマレーシアの法輪功学習者はシンガポールへ入国する際に、問い詰められたり、監視されたり、場合によっては入国拒否された事件が発生したという。このため、マレーシアの法輪功学習者は9月19日シンガポール政府の最高出先機関へ行き、シンガポール政府の法輪功学習者への不公正な待遇に対する抗議を行った。同時に、彼らはマレーシアの首相官邸と外務省へ書簡へ提出し、政府から当該事件への関心を呼びかけた。
| シンガポール政府の最高出先機関の前で、公正に法輪功を対処するよう呼びかける |
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| シンガポール政府の最高出先機関の第一秘書デコロジ氏は抗議書簡を受け取る |
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法輪功学習者は抗議文書を読み上げた際に、数人の法輪功学習者のシンガポールへの入国が拒否された経緯を説明した。話によると、二人の学習者は9月12日シンガポールへ入国しようとしたところ、入国審査関係部署に正当な理由もなく入国を拒否されたという。今回は彼らが8月以来二回目に拒否されたことになる。
このほか、8月に新山地区の二人の学習者も、シンガポールの樟宜国際空港から海外へ出国しようとしたところ、同様に拒否された。
新山地区の学習者の林氏は8月、シンガポールの樟宜国際空港から日本の成田空港へ渡航した際、行きは何にも問題はなかったが、日本から帰国するときは、シンガポール側はどうしても林氏の入国を拒否し、マレーシアのクアラルンプールへ行くために新たにチッケトを買うことを強要した。シンガポールの入国審査関連部署からの正当な理由の説明はなかった。
学習者の話によると、このほかに、新山地区の学習者の1人が、8月シンガポールの樟宜国際空港から海外へ旅に出ようとしたところ、同様に正当な理由もなく、シンガポールへの入国を拒否され、旅行代金を無駄されたという。
このほか、マレーシアの学習者はシンガポールで勉学に励んでいる息子の卒業式に参加した際に、大学側の警備員に尾行されたり、ビデオを撮られたりされた。「これは法輪功とまったく関係のない活動をしているのに、ただ私たち夫婦は法輪功をやっているだけで、監視されていた」という。
このように、マレーシアの法輪功学習者がシンガポールへの入国拒否を含めて、シンガポール政府は法輪功学習者への迫害する範囲を拡大している可能性があると、法輪功学習者たちは観察している。上述した事件に関して、シンガポールの法輪功学習者たちはすでに国連の関連機関へ訴え出ている。
今回の活動を参加した学習者の話によると、シンガポール政府の一連の妨害行動、数回にわたって法輪功学習者を不公平に提訴したり、合法的な居住身分の学習者を追放したりした事件を含むこれらの行動は、すでに中共以外に、世界中で劣悪の手本になっている。
マレーシアの学習者は、公平に法輪功学習者を待遇し、法輪功に対する差別視を止めさせるようを呼びかけると同時に、学習者に対する不公正な提訴を直ちに取り下げ、海外にいる法輪功学習者の信仰や行動の自由を尊敬すべきであると強調した。
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/9/20/138227.html)
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