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ハンブルグで脱党声援パレード、ドイツ民衆は中共による迫害を譴責(写真)


 文/ドイツの法輪功学習者

 【明慧ネット2006年9月18日】ハンブルグでのサミットが終了する前、ヨーロッパの法輪功学習者は今月15日、1300万人の中共脱党を声援するパレード活動を行った。昼ごろ、堂々とした隊列は、腰太鼓チームを先頭に、「共産党なくして初めて新中国あり」「高智晟弁護士を釈放せよ」と書かれた横断幕を掲げ、ハンブルグ駅からにぎやかな繁華街(Moenckebergstrasse)を横切り、市庁舎前のJungfernstieg、名の知れているGaensemarkt、そして最後には市庁舎後ろ側のハンブルグ商工会議所に到着した。パレードの進行中、通行人やお店の人々の注目を集め、記者は数人の観衆を取材していた。

 
駅を出発するパレードの腰太鼓隊

「脱党、脱党、即脱党」の呼びかけが街にこだまする

中共による臓器摘出を暴露し、ハンブルグ市民を震撼させた

ベルリンから来たある学生は、成都で2年間中国語を学び、中国伝統文化に対してあこがれており、腰太鼓隊の雄姿を見て、すかさずシャッターを押した。記者は、中共による法輪功への迫害について、この度のサミットでは議題とならなかったことについて彼

 を取材した。彼は、「中国の人権問題はこれまでずっと絶えず続いており、私は公の場で、中国の人権を改善することには、どのような形であれ助けが必要であるという事実に関心を向けるよう、皆に呼びかけたい」と話した。

 ある67歳の老婦人は、「私は以前東ドイツにいたが、共産党はどのようなものであるか知っている。それは非常に恐ろしく、本当に恐ろしいものである」と話した。彼女は、中共について暴き出す脱党パレードを称賛した。そして、この度はドイツの女性首相が直接中国の指導者に人権問題を提出する良い機会であり、「首相は必ずこの問題を提出しなければならない」と話した。

 パレードでは、ある西洋人がマイクを通して「私たちは皆、中国には少なくとも2千あまりの収容所、労働教養所があり、収容者はそこで奴隷のように酷使されていることを知っています。しかし、皆さんはおそらく聞いたことがないと思いますが、今年3月、中国の多くの収容所において、法輪功学習者や囚人から生きたまま臓器を摘出されている事実が発覚しました。若い生体は、臓器の倉庫とみなされ、いつでも腹を切られる可能性があるのです」と悲痛な叫びで訴えた。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/9/18/138075.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/9/22/78250.html