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2001年馬三家労働教養所は検査を回避し迫害の真相を覆い隠していた

 【明慧ネット2006年9月29日】2001年国際人権組織が馬三家労働教養所で立ち入り検査をした当時、国際人権調査委員会が到着する前に、馬三家労働教養所はただちに、急きょ拘禁していたおよそ100人前後の法輪功学習者を秘密裏に当時の少年院に移した。これにより立ち入り検査から逃れたことは、後に周知の事実となった。

 当時、不法に拘禁されていた法輪功学習者はたくさんいたため、移送する際に法輪功学習者は何列にも分かれ、列の中でもいくつかの小さな組に分かれていた。二大隊は、4つの小さな組に分かれ、それぞれの組は100〜150人いた。一人の薬物中毒患者を除いて、その他はすべて不法に拘禁されていた法輪功学習者である。しかも、ほとんどの不法に拘禁されていた法輪功学習者はすでに転向されていた。

 馬三家労働教養所は、記者たちや調査団に見せたのは、すでに洗脳され、転向され、しかも外見は若くて健康的な学習者であった。一部少数の転向されていない学習者もいたが、このような学習者は一人につき少なくとも2人以上の受刑者によって監視されていた。それに対して、外見が年配あるいは病弱な学習者および大半のまだ転向されていない学習者たちは、秘密裏に少年院などの施設に移送され、国際人権組織による調査から逃れようとしていた。そのため、当時の国際人権組織が見たのは、馬三家労働教養所の真実ではなかった。

 記者による事後的な個人調査を恐れ、警官たちは少年院などの施設から戻ってきた学習者に対して、もし記者達が給料や待遇についての質問をしたとき、自らこれらのお金を生活を改善することに使っていたと話すよう言った。その場にいた学習者たちは、「法輪功学習者を迫害するために国家は40億の人民元を投資したではないか、学習者に支給される給料などあるわけはないし、ましてやこれらの給料を生活費に使っていたなんて、まっぴらな嘘だ」と言った。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/9/29/138955.html