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河南省第三労働教養所の迫害手段


 文/大陸の法輪功学習者

 【明慧ネット2006年9月1日】河南省第三労働教養所は許昌市にあり,千以上の河南省の男性法輪功学習者を迫害し,現在は40人前後の法輪功学習者が三つの大隊(大法弟子を迫害する邪悪な大隊)で迫害を受けている。法輪功学習者の李進科さんは入所以来,邪悪な迫害に抗議し,数回断食し,迫害によって痩せこけている。2005年5月,会場で「法輪大法は素晴らしい」と一声をあげただけで趙志民に吊るし上げられ、いまだに迫害されている。

 以下は河南省第三労教所で常用されている迫害手段の一部である。

 一、強制的に「誓い」をさせる。各班の壁の上には悪党の国旗の図案で作った誓いの言葉があり,万里の長城を飾りとし,上には警官らが捏造した大法を誹謗する言葉があり,門に入ると見える。毎晩仕事を終えると,各班はすぐに集合して「誓い」をし,同時にこれをもって「転向」したかを判断する。読まない者がいれば,隊の規律に違反したという事で暴行を加える。

 法輪功学習者の湯克玉さんは,2005年1月所内の会議で, 「法輪大法は素晴らしい」と言っただけで残酷な迫害に遭い、さらに収容期間が延長された。その後,邪悪の命令、要求に抵抗したため,絶えず迫害されているが、彼は毎晩の誓いを拒絶し,班の幹部に毎日迫害されている。

 二、 奴隷のような労働。労教法規定によると半日は学習で半日は労働である。その中では一日中労働をする。朝5時半に起床し,掃除し,規定では7時に朝食であるが,実際7時前に朝食を終えさせ,悪らつな警官は食事を急がせ,長くても15分で集合し,食べ切れなかった物は捨てるしかないが、残った蒸しパンを持っていく事も許されない。毎日の仕事終わりから食事まで、そして仕事に行き,仕事場に入り,30分足らずの時間,食事の時間は唯一の休息時間で,その他の時間はずっと夜10時半まで労働する。しかし、時々残業もある。忙しくなくても、通常は深夜2時前後まで残業させられる。正午と午後トイレに行く時間が5分間あるが、ただこの五分間でも,怒鳴られ、殴られる。少しでも遅いと,悪らつな警官は怒鳴り、班長は拳骨で殴る蹴るの暴行を加える。

 許昌は全国のカツラ生産地である。よってすべての労働教養所ではカツラを生産し,そこに座って手を常に動かして作業する。毒があるため,釈放される時に手が変形しない者はおらず,中には爪が取れてしまう者もいる。

 三、強制的に洗脳する。ここで言う 「学習」は一般に夜の仕事が終了後或いは土曜日夜に行われる(これは唯一の休息時間だが,それも保証されず,残業でつぶされる)。そして、強制的に、大法と師父を誹謗する本を読まされ、ビデオ等を見せられる。更には体験談を毎晩提出させられ,書かないと寝かさない。

 四、 「測定評価」による迫害。隊では月に一度測定評価をし,所では季節ごとに測定評価します。大法と師父を中傷、誹謗する選択問題です。これは警官らが「転化」したかどうかを判断する根拠となる。所では「測定評価」を用いて,二種の答案を用意している。第一は不記名答案だが集める時は座席順に集める。第二は記名答案で,もし二つの答案が一致しないと,真実ではないと中傷し,小心者とされ,大会議や小会議で非難する。影では班の幹部に迫害させる。「転化」しない者は,更に厳しい迫害に遭う。

 五、食事の前にある歌を歌う。強制的に修煉者に悪党を贊える歌を歌わせる。2004年11〜12月,所では強制的に大法弟子に悪党を贊える歌を歌わせ,歌わない者は迫害の対象とされた。

 邪悪な大隊長である師宝龍は,大会議上で恥知らずにも、私は悪人表では上から二番目だと言った。所長のエン振業は,数回に渡り大会議上で2003年の「春雷行動」を吹聴し,同時に法輪功学習者らに対する残酷な迫害行動を自分の政治的功績とした。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/9/1/136864.html