いかなることにも修煉の要素がある
【明慧ネット2006年9月3日】
大法弟子のお金を多く受け取ろうとすることは許さない
一回タクシーに乗って付近の都市に行ったことがある。その日、タクシーは少なく、運転手はどうしても普段10元の料金のところを15元取ろうとした。数人の運転手に聞いたがみな同じだった。当時私は、もし私が払うべき値段であれば、それは私が受け入れるべきだが、そうでなければ、大法弟子のお金を多く受け取ろうとすることは許さない、と思った。
しばらくして、一台のタクシーが来た。とても遠いところから私は手を振ると、10元だと教えてくれた。私が車に乗ると、運転手はここでは1人しか乗せないが、前に行くとまだ3人が待っていると言った。
私は真相を伝え始め、彼に邪党から脱退することを勧めた。彼は同意した。しかし、邪党から脱退することに同意したから、5元を更に払うべきだと言ってきた。私は邪悪が彼を操っていると感じ、彼に「5元は私にとってはなんでもありません。しかしあなたは、済度されるチャンスを失います。そうなるとあなたには不公平になります。私はあなたを救おうとしているのですから、あなたは私に感謝すべきなのに、感謝しないばかりか、かえって私を揺すろうとしています。私がこの5元をあなたに渡すと、あなたを良くない境地に押しやることになります」と説明した。
彼がまだ分かってないのを見て、私は彼に南アジアでの津波の物語と「悪人村」(善悪には報いがあるという物語)も教えた。彼は深く感動し、私に「あなたは本当によく話してくれました」と言った。私は彼に、「私はただ心から話しているだけです」と言うと、彼は「自分も一心に聞いている」と言い、しかも本気で三退したいと告げた。私は彼が真相を分かったことをとても嬉しく思い、彼に「あなたもとても苦労しているから、私はあなたに5元多く払います」と言った。今回は彼は「受け取ってはいけない、すでにいくらかを決めたので、また追加してはいけない。私は本当によい人になりたい、不義の人にはならない」と言った。
娘のカバンがまた戻ってきた
娘は休暇が終わり、学校へ戻って行った。しかし翌日電話がかかってきて、誰かにカバンを取られたと告げた。彼女の声はとても怒っているようだった。私は詳しく聞き、べつに何ごとも発生してないことが分り、彼女を慰め、大丈夫だから、カバンは戻ってくると教えた。彼女はあまり信じず、ひたすら心配していた。私は彼女に、内に向かって探さないといけないと教えた。内に向かって探し、自分の足りないところを探し出してこそ、奇跡も起こりうると教えた。
電話を切り、私は、大法弟子は世間で大法を実証し、衆生を救い済度しているから、われわれの修煉と無関係なことが発生するのを許してはならないと思った。翌日の朝、娘から電話があり、彼女のカバンがまたスーパーマーケットに戻され、すでに自分のカバンを提げて帰ったと伝えた。
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/9/3/136969.html)
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