日本明慧
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時間を大切にして真相を伝える


 文/大陸の大法弟子 王清新

【明慧ネット2006年9月19日】師父は大法弟子に三つの事をしっかりと行なうよう要求されている。しかし、私は全部あまりよくできなかった。最近身の回りの出来事で時間を大切にして真相を伝える緊迫性を感じさせてくれたことがあった。

 以前、法を勉強するとき、なかなか心を静かに出来ず、集中できなかったが、去年の「明慧週刊」に法を暗記する体験が載っていたのを見て、私も暗記し始め、今は3回目に入っている。暗記することによって、以前の状態を大きく改善でき、法を心に刻むような感じで、この状態で、発正念のときも心を静かにでき、発正念の威力も大きくなったと感じた。

 私は真相を伝える面で良くできず、量が少ない。最初は知り合いから伝え始めた。しかし、隣の趙さんは、1人の悪らつな警官の親戚と同僚で、しかも一番仲の良い友人関係であるため、恐れる心から、彼女に伝えたことはない。去年趙さんは定年退職したので、機会を見つけて真相を伝えようと思った。しかし、いつも長引いていた。先日ある出来事があり、人を救う時間を大切にしないと、機縁が消えたら、後悔しても仕方がなく、恐れる心があってはいけないと分かった。 

 その夜、第2式の功法をやっている途中、趙さんの娘の慧慧さんから突然電話がかかってきた。「おばさん、母を呼んでみて、さっき家に電話したら出なかった。母の体調は良くないから。(以前脳出血にかかったことがある)」と言った。私はすぐ庭に出て何回も呼んだが、返事がなく、電気も付いていないが、テレビが付いているので、家にいるようだ。しかし、家に戻って電話しても出なかった。この時、急いでノックの音が聞こえたので、開けてみると、趙さんの妹と弟の妻が来ていた。彼女たちは一日中お姉さんを見なかったと言い、お母さんが2回来てノックしても出てこなかったから、友達の所に行っているのかと思ったが、慧慧さんからの電話を受けて、急いできたと聞き、私達はみんな緊張して、これは良くないと思い、はしごを運んできて、趙さんの妹は壁を乗り越え、表門と玄関に入って、わたしもコートを着て行こうと思ったら、隣から「お姉さん、お姉さん、どうしたの、ここで一日も寝ていたの?」という叫び声が聞こえた。 

 彼女の家に着いたら、趙さんはすでにベッドを運ばれ、全身が濡れて、目が大きく開いているが、話せず、動けず、とても危険な状態だった。趙さんの弟の妻がタクシーを呼んで、私たちは趙さんの服を替えた。私は趙さんに「法輪大法は素晴らしい」と心で念じてと言い、お母さんは「王さんも一緒に呼んであげて」と言った。私は趙さんにタクシーの中でも、病院でも「法輪大法は素晴らしい」と念じ続け、あなたにいいことからと伝えた。しばらくしたら、彼女の口と体が少し動いた。彼女の家族は「少し良くなった」と言って、タクシで市内の病院に送って緊急治療を受けた。 

 家に帰っても、なかなか落ち着かず、眠れなかった。内に向けて探し、私は本当に法の基点で彼女たちを衆生として見ておらず、恐れる心と私心で、真相をよく伝えていなかった。私たちは真相を伝えるときの心理状態がとても重要で、伝えやすい人、安全だと思う人など、人を選んで伝えるのは分別の執着である。人心で物事を見るのではなく、縁があれば伝えるべきで、救い済度すべきである。修煉の時間はもう少なくなっていて、しっかりと行なって、緩めてはいけない。

 文章を書くのは苦手であるが、大法の一粒子として、同修と交流することは大切である。個人的な体得であり、適当でないところは、慈悲なるご指摘を願う。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/9/19/138139.html