日本明慧
■印刷版   

山東省イ坊の89歳の老人、孫忠仁さんが迫害により死亡した詳細情報(写真)


 文/山東省の法輪功学習者

 【明慧ネット2006年10月8日】山東省イ坊安丘市凌河鎮の法輪功学習者・孫忠任さんは「真善忍」の信念を堅持し、良い人になろうとし、北京へ陳情に行って法輪功の真相を説明しようとしたが、途中で不法に拉致され、監禁され、洗脳され、長期にわたり私生活を妨害され、監視され、恐喝され、自宅を捜査されるなど、中共による人間性の全くない迫害の下で、2003年年末に冤罪が晴れないままこの世を去った。享年89歳だった。

 

孫忠仁さん(男性)は、1996年に法輪大法を修練し始め、始めに『転法輪』を読み終えた時に感動して「これは私が探していた法だ。私の母親は臨終の時、私に必ず法を授けることを待つようにと言ってくれた」と語った。その時から、孫忠仁さんは「真善忍」を信仰し、良い人になる道を歩み始めた。孫忠仁さんは学法と煉功を通じて、大変大きな効果があった。体は非常に丈夫になり、80歳以上の老人が自力で生活できるだけではなく、また多くの野良仕事もできるようになり、手押しの一輪車を押すこともできた。人々はみな驚き、うらやみ、敬服した。現地で多くの人は、孫忠仁さんが法輪功を学んだ後、丈夫な体になったのを見て、相次いで「真善忍」に沿って修煉の道を歩み始めた。

 1999年7.20以降、中共の江沢民グループが法輪功を迫害し始めた。孫忠仁さんは他の法輪功学習者と同じく、「真善忍」の信念を堅持し、良い人になるために、2000年に北京へ陳情に行って法輪功の真相を説明しようとしたが、途中で不法に拉致されて、凌河鎮派出所に拘禁された。凌河鎮派出所にて、孫忠仁さんは自分の信念を守るために、不法な監禁に抵抗し、8日間断食した後に釈放された。

 孫忠仁さんが家に帰った後、大法弟子を迫害する凌河鎮の悪人は、同じ村に住む人に指示して、孫忠仁さんの自宅で孫さんを監視させた。孫忠仁さんはその人が自分を監視していることに気づくと、すぐその人を責め、家から出させた。

 2002年、凌河鎮派出所の悪らつな警官は、不法に孫忠仁さんの家を訪れて私生活を妨害し、恐喝し、転向を強制し、家宅捜査をして、大法の書籍を全て没収した。それから間もなくして、孫忠仁さんは迫害により体が動かなくなり、オンドル(床下にれんがなどで仕切った煙道を設け、焚き口から煙を送り込んで部屋を暖める暖房装置)に横になり、他人の世話により生命を維持した。オンドルで1年以上横になって、2003年年末に迫害の中で、冤罪が晴れないままこの世を去った。

 7年余の間、安丘で少なくとも18人の法輪功学習者が迫害により死亡した。彼らは、宿宝蘭さん、郭瑞雪さん、牛夕功さん、曹桂英さん、宋希山さん、宋金芳さん、王世雲さんの祖父、孫忠仁さん、李春紅さん、張広林さん、王蘭芬さん、周成森さん、張華さん、紀秀蘭さん、周百昇さん、周樹榮さん、王左英さん、李沢民さんである。また10人の法輪功学習者は不法に実刑判決を言い渡され、最長12年である。100人以上の法輪功学習者が不法に労働教養を強制され、中には2回以上労働教養を強いられた人もいる。多くの法輪功学習者が迫害により家族がばらばらになった。一部の法輪功学習者は不法に退職給料を差し押さえられ、ある老年の法輪功学習者は不法に連続4年間退職給料を差し押さえられた。多くの法輪功学習者は不法に家宅捜査をされ、部屋に置いた穀物と農業用の道具と家財を悪人と悪らつなな警官に根こそぎ没収された。例えば、1999年官庄鎮、南流鎮でのケースである。現地でのこれほど厳重な迫害に対して、安丘市委員会の副書記、元政治法律委員会の書記の王ナイ平と前安丘市市委員会の副書記、安丘市長の王継懐は主要な責任を取らなければならない。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/10/8/139658.html