日本明慧
■印刷版   

師父はまだ待たれているが、残された時間は本当にわずかである


 文/シンガポールの学習者・瑞内

 【明慧ネット2006年10月7日】私は座禅をした時に見たこと、聞いたことについて皆さんと交流したいと思います。法が人間界を正す日が来る前のこの時期に、法を実証し、衆生を救い済度することの緊迫性が明らかになってきました。

 今日私は座禅した時、ある情景を見ました。宇宙はすでに正し終わりました。すべてが極めて美しく、静かで、穏やかで、殊勝で、言葉にできないほど美しい景色です。そして、正法の強い勢いが地球に近づいてくるのを見ました。もう少しで到達するところでしたが、突然、師父の手が地球の前で庇っておられるのを見ました。師父の手はあまりに大きくて地球を丸ごと覆い、間もなく地球に到達しようとする正法の勢いを阻んでいます。

 私はこの情景を見ると、すぐに感動して涙が止めどもなく流れ落ちてきました。私はなぜ泣いたのかよく分かりませんが、ただ涙が止まらなかったのです。師父の手から放たれた洪大な慈悲と寛容を感じ、私は感動しました。

 私は、「あなた達、早く…時間がもうない…でなければ間に合わない…。」と聞きました。私はこのメッセージに緊迫性を感じました。これまで、私達大法弟子はまだたくさんのことも満足にできておらず、これからまだたくさんの人々が私達の済度を待っていると私は思いました。もし私達が奮起しなければ、正法の勢いが地球の表面に到達したら間に合わなくなります。時間は本当に残りわずかです。 

 師父が正法の勢いを阻まれる理由は、より多くの人々を救うためです。確かに、一旦法が人間界を正すことが始まったら、たくさんの生命にはもう手遅れになってしまいます。

 しばらくすると、私は感激のあまり、心の中で「師父!」と叫びました。 

 「私はここにいる」と、直ちにこだました声が聞こえました。地球全体を覆っておられる、師父の形のない形相が見えてきました。地球およびその中でのすべての生命が厚い慈悲に覆われています。

 私は師父がずっとそこにおられると知っています。私達を抱えて、この地球を抱えて、そして宇宙を抱えておられます。幾度となく、師父を感じられなかったにもかかわらず、私達は師父の実在する形相を探そうとしていました。しかし、師父はずっとそこにおられます。師父はずっと待っておられます。私達が正しく歩み、行うべきことを行うのを見守っておられます。

 その後、私は告げられたかのように感じました。「一つの窓がすでに開かれたにもかかわらず、あなた達は強引にドアをこじ開けようとしている。一歩引けば、すべてのことは順調になり、すべての『問題』は解決できる。」

 私はこれを書いてシンガポールの同修と交流しましたが、これは我が国のすべての学習者に送るメッセージだと思います。師父は私達を励まし、一つの全体として私達が行うべきことの緊迫性を重視することを望んでおられます。同時に、師父は私達が内に向かって探すことを望まれ、如何に私達の態度、観念と行為を変えるかを見ておられます。そうすると、すべてのことは順調に帰し、状況も解決に向かい、私達はまた一つの全体になるのです。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/10/7/139618.html