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台湾副総統の呂秀蓮氏：臓器狩りは人道に反する重大事件（写真）

　【明慧ネット2006年10月16日】台湾の呂秀蓮副総統は13日、カナダの独立調査員であるデービッド・キルガー氏、デービッド・マタス氏と接見し、中共で起きている臓器狩りの真相についての話をした。翌日、呂副総統はメディアによる取材を受けた際、独立調査員の提出した報告書の中で、たくさんの臓器は、不法に逮捕された法輪功学習者によるものであり、生きたまま臓器を摘出され、取り引きされているのがもし事実であれば、本当に人道に反する重大事件だと話した。もし、台湾の人々が、この臓器の出所を知っていたなら、誰もこのような臓器を受け入れることはないだろう、と話した。

　

14日に行われた台北国家人権委員会に出席した呂副総統

呂副総統は14日、ある人権討論会に出席し、その後取材を受けた際、「私達は台湾人にこの問題の厳重製を伝えなければならない。なぜならこれは、台湾の民衆に最も直結した問題だからだ」と話した。また、呂副総統は、迫害の具体的な状況を知ってから、短期間において、台湾の立法委を含めた関連部門を集結させ、中国大陸における臓器移植の問題について、客観的な分析を行った後、それに対応した措置を取る予定である、と強調した。

　カナダの国際人権弁護士デービッド・マタス氏およびカナダ政府元高官デービッド・キルガー氏＝外務省前アジア太平洋地区担当大臣＝は、長期にわたって法輪功の人権問題に関心を寄せてきた、中国人権協会理事長の蘇友辰弁護士および国際司法正義協会理事の朱婉琪弁護士の同行のもとで、10月13日午後2時に総統府人権諮問委員会招集人である呂副総統と会見した。

　30分にわたる会談の中で、呂副総統は、まず2人の人権調査員に対して、この独立調査報告書を見て驚くと同時に、中共はまさにこのような迫害を行っていると信じている、と話した。

　マタス、キルガー両氏は、台湾の民衆が中国で臓器移植の手術を受ける際のドナーは、おそらく中共が不法に罪のない法輪功学習者から摘出したものである可能性が大きい、台湾の人々はこの真相を知るべきである、と話した。

（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/10/16/140293.html）