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台湾大陸委員会:全世界が中共の臓器狩りと人権迫害に関心を持つべき(写真) 文/台湾の法輪功学習者 (明慧日本)台湾行政院大陸委員会の主任・呉ショウシャ氏は2006年10月13日に「生きた法輪功学習者からの臓器狩り事件に対する独立調査報告」のカナダの独立調査員デービッド・キルガー氏とデービッド・マタス氏、及び医学博士の王文怡氏と接見した。調査員は台湾政府が将来中国大陸と台湾間の臓器交換と移植を禁止することを望むと示した。呉ショウシャ氏は、大陸委員会は政府の関連部門と国際人権機構、及び台湾人権団体に協力して、できるだけのことを行うと承諾した。
カナダ外交部前アジア太平洋局局長で、元国会議員のデービッド・ギルガー氏と国際人権弁護士のデービッド・マタス氏は、台湾衛生署と行政院新聞局を訪問した後、大陸委員会を訪問した。 呉ショウシャ主任は、大陸委員会は法輪功が中国大陸で受けている残酷な迫害に関心を持つ以外に、中国の人権保護人士、弁護士に対する逮捕、家庭教会と新疆回教人士が受けている迫害にも同様に関心を持っていると示した。中国大陸の人権状況は自由社会の基準からはるかに遠い。 呉ショウシャ主任は「中国大陸で起きている、自らの人権に対する迫害と生体からの臓器摘出について、すでに全世界が関心を持たないといけない程度まで酷くなった」と語った。台湾と全世界はみな必ず共同合作を行い、中国の人権改善を促進しないといけない。 デービッド・キルガー氏は、「生きた法輪功学習者から臓器を摘出する事件を調査するため、中国大陸を訪問して独立調査を行うことを要請したが、中国政府(中共)に拒絶された。しかも、私達の中国での独立調査を要請してくれた人権保護弁護士・高智晟氏は、中国政府(中共)に煽動、国家転覆の理由で起訴されている。実際のところ、高智晟氏はただ中国政府に人権、法治と自由を重視するように呼びかけただけである」と提言した。 デービッド・マタス氏は、「生体からの臓器狩りの犯行は中共が主導しているが、その需要は世界各地からあり、これらの需要の中、台湾も一部を占めている。この残酷な犯行を差し止めるのは、提供の面以外に、需要の面からも着手しなければならない。台湾がこの方面で積極的かつ主動的であることは嬉しく思う」と述べた。 マタス氏は、台湾政府が将来、中国大陸と台湾間の臓器交換および移植を禁止することを希望し、台湾人民が中国へ移植に行くことを警告し、かつ台湾内で更に多くの人が自分の臓器を寄贈し、大陸での移植需要を減少させ、さらに外交部が旅行警告を出すことを希望した。 呉ショウシャ主任は答弁の中で、これらはみな台湾政府にできることで、大陸委員会は政府関連部門と国際人権機構あるいは台湾人権団体に協力して、できるだけのことを行う、と示した。 キルガー氏は最後に、「中共はオリンピック主催権を維持するため、生体からの臓器摘出についての告発を完全に否定しているが、もし皆がGoogleで「中国拒否」をキーで検索すると、820万件以上の結果が得られる。中共はいったいどのぐらい多くの人権条約を違反したのか? それならば、オリンピック委員会に中国で調査させよう!」と指摘した。 *法輪功に出資援助したことがあるか? 呉ショウシャ氏「ない」 呉ショウシャ氏が訪問を受け入れた時、現場にいたあるマスメディアが、大陸委員会は金銭上、或いは他の形式で法輪功団体に出資援助したことがあるか、と質問した。呉ショウシャ氏は「ない」とはっきり答えた。 中共は法輪功を迫害する中で、絶えずデマを飛ばして、法輪功はアメリカ政府、台湾からの出資援助を受けていると、事実無根なことを言った。外部はこに対してずっと納得できない様子だった。 呉ショウシャ氏は、台湾では中国(大陸)と非常に異なるところがあるが、それは中国(大陸)で法輪功は邪教とされており、法輪功と関わるあらゆることはすべて犯罪と扱われているが、台湾では、法輪功は他の宗教と同じく、非常に自由な健康行為に属している、と話した。 彼は、自分は台湾で常に法輪功学習者と接触しているが、それは彼らが法輪功だからではなく、業務上の接触であり、しかも周囲の人の中にも法輪功を学んでいる人がいる、これは台湾の自由を十分に現している、と示した。 国際人権弁護士デービッド・マタス氏は応対の中で、「生体からの臓器摘出はただ法輪功に関する議題ではなく、人権問題であり、法輪功が中共に邪教と定められたのは、修煉する人数が多く、しかも法輪功の原則は共産主義とは違うものだからである。生体からの臓器摘出という方法で法輪功を迫害するのは、汚く、想像もつかない邪悪な行為である。法輪功はみな罪がないのに、中共に虐待され、迫害されている。しかも、人権はすべての人に関わることで、罪がない人だけのことではない」と強調した。 カナダ外交部前アジア太平洋局局長デービッド・キルガー氏は、「世界80数ヶ地域と国に法輪功学習者がいることを知っており、彼らは平和で、非暴力な人たちである。私は彼らを非常に尊敬している。我々のやっているこの調査行動は自らの意志で、しかも義務で行っているのだ」と話した。 2006年10月18日 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/10/14/140208.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/10/16/79020.html) |
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