中共の臓器狩りにおけるカナダ独立調査の指摘に国際的注目
(明慧日本)中央社10月16日の報道によると、デービッド・キルガー氏(David Kilgour)と国際人権弁護士デービッド・マタス氏(David Matas)によるカナダ独立調査団は、多方面の調査により入手した証拠から推定し、7月に発表した「中共による法輪功学習者生体からの臓器摘出に関する調査報告」は、中共政権による法輪功学習者生体からの臓器摘出に関する指摘は真実であることを証明し、国際の注目と驚愕を引き起こした。
法輪功が告発した、中共による法輪功学習者への迫害、法輪功学習者の生体からの臓器摘出に関して、5月にデービッド・キルガー氏とデービッド・マタス氏が受託し「生体からの臓器摘出に関するカナダ独立調査団」を組織し、中国への入国調査を申請したが中共により拒絶された。そこで彼らは世界各国法輪功証人の陳述、中国器官移植ネット及び病院官員、監獄の者との対話記録などについて調査を行った。
デービッド・キルガー氏とデービッド・マタス氏は12日、今年の4月胡錦涛国家主席の米国訪問時、法輪功団体への迫害を停止するよう声をあげて呼びかけた医学博士の王文怡氏と台湾を訪問し、台湾に「中共による法輪功学習者の生体からの臓器摘出に関する調査報告」を紹介するともに、台湾政府と人民に、実際の行動で中共による法輪功学習者の生体からの臓器摘出を制止させるよう希望を示した。
報告では、中共による法輪功学習者の生体からの臓器摘出に関する指摘は真実であると判断し、また調査方法、証拠、結論、提案、関連の参考資料などを詳しく羅列した。
独立報告の結論は、主に18種類の証拠の証明および反証推敲により得られ、法輪功学習者に対する中共政権の大規模逮捕、迫害、弾圧、移植に用いる器官の98%が家族以外の提供者からであるという疑わしい点、たくさんの法輪功学習者家族が自らの目で家族の死体に手術の痕跡があるが器官の行方を知らない点などを含んでいる。
他に、独立調査報告は、調査を受け入れた多くの証人の証言を羅列し、中には法輪功学習者の角膜摘出に2000回も参与した外科医者の前妻の証言を含んでいる。この外科医者が彼女に言った話によると、角膜を摘出された「寄与者」のうち生存者はいないようである。その理由は、他の外科医が他の器官を摘出後、死体を全部焼き払ってしまうからである。
報告は、中国では法輪功が唯一の人権侵害被害者ではないことも表示している。死刑犯が執行された後も臓器を摘出される。法輪功以外に、人権侵害被害の主な対象はチベット、クリスチャン、ウイグル族、民主運動人士、民主権利擁護者である。
報告は最後に17項目の提案を提出している。中共政権に刑事犯罪の調査展開を要求し、罪犯を告発する、あらゆる政府と非政府組織は厳粛にこの告発に直面し、更に調査を行って真偽を確認する、国連は中共に関して調査を行うべきである、などを含む。
調査報告はまた、あらゆる外国政府は永久に囚人の臓器の交易に介入した医者の入国を禁止すべきであり、あらゆる国家は法律を制定して器官の密輸犯罪を反対すべきであり、 少なくとも中国からの臓器を獲得し、移植することを奨励すべきではないと提案している。
独立報告は、もちろんこれらの証拠の中の任意の一つでは独立的にこの告発の真偽を否定あるいは肯定はできないが、しかし総合的に考慮したところ、これらの証拠は一つの完全なストーリーを描いている。
2006年10月21日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/10/17/140412.html)
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