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カナダ議員:中共からの脱党が中国にとって真の道である(写真)

(明慧日本)カナダ保守党党首のラヒム・ジャファ−氏(Rahim Jaffer)とロブ・アンダーズ氏(Rob Anders)は、中国で1400万人を超える人々が公に中共の関連組織を離脱したことについて論評した。「真の道は、中国国内にあり、野蛮な政権をもう支持しない人々にあります」と述べた。ジャファー氏は中共から脱退した人たちに敬意を払い、こうした行為を尊敬し、励ますべきだと示した。

 
カナダ保守党党首ラヒム・ジャファー氏(Rahim Jaffer)

カナダ国会議員ロブ・アンダーズ氏(Rob Anders)

10月3日、記者はカナダ保守党党首のラヒム・ジャフー氏とロブ・アンダーズ氏にインタビューした。二人は、中共から脱退する「三退」の現象及び中国の人権問題に対してコメントした。記者の取材にあたって、ジャファー氏は、ギルガー氏とマタス氏の独立調査報告により、カナダ政府は(中共の)法輪功学者に対する生体からの臓器狩りという行動に注目し始め、これに対して声を出そうとしていると言った。

 *カナダ国会議員:中共からの脱党は中国には真の道である

 現在まで、中国大陸で1400万人を超える民衆が、大紀元ネットに通じて脱党宣言を発表した。この現象についてアンダーズ氏は、「より多くの民衆が離党することを期待しています。長引いたこの政権に終わりを迎える時が訪れました。真の道は、中国国内にあり、野蛮な政権にもう支持しない人々にあります」と言った。

 ジャファー氏は、「これらの中国人を尊敬します。(中共)政府からの脅威にさらされているとしても、彼らは依然として基本的権利を堅持して努力・抗議し、内部から変えようとしています。我々は、こうした行為を尊敬し、励ますべきです。その上その中のリーダーシップ役の人々に協力します」と述べた。

 彼は「こうした方法は優れていると思います。こうした方法を支持すべきです。それが中国を変える唯一の道です」と言った。

 *生体臓器狩りに注目し、カナダ政府は他の政府と連携して中共に圧力をかけようとしている

 ジャファー氏によると、ギルガー氏とマタス氏の独立調査報告はカナダ政府を重要視させた。彼は「中国の人権問題において、総理は(中共が人権を踏みにじることを制止するために)カナダを代表して他の国と連携するということです」と言った。

 カナダ外務大臣は近日中、カナダの外交部長は声明または他の方法を通して、「調査報告書における発見」を処理する予定であると発表した。ジャファー氏は「間もなく私達はマイケル外務大臣の公表を聞くようになります。彼はすでに事件の発生に気付いたのです。しかもそれを特に重要視しています。彼は(中共の生臓器狩り問題において)カナダ政府に積極な役割を果たさせるつもりだと私は思います」と述べた。

 ロブ・アンダーズ議員は「私は中国が世界一人権を踏みにじる国だと思います。こうした行為は学生や法輪功学習者を屠殺したことだけではありません。(中共が)法輪功学習者に対して生体から臓器狩りをするという話は、事実に立脚しています。かつて内部関係者の官僚らもこうした事実を証明しました。これは、悲しい事実であり、欧米諸国は、中共の罪を追及するために何かやるべきことがさらにあると思います」と指摘した。

 *中国への支援を取り消すよう助言

 ジャファー氏は中国に流れ込んでいる大部分の支援金を遮断することを勧めた。彼は、カナダ総理の指示を受けて国際開発部長が、今すでに中国への支援予算を審査しているところだと漏らした。

 アンダーズ議員は中国に対する6千万カナダドルの援助を停止したことに感心している。彼は「我々がすべきなのは中国の人権傷害の行為に基づき、中国への援助を取り戻すことです。我々にはこの行動によって対中貿易や外交活動にあたえる影響がみえてくると思います。しかし、中国は自らの人権傷害における行動は跳ね返るものと認識しなければなりません。カナダ政府にはできる事がまだ多くあります。こうしたカナダ政府の動きを期待しています」と述べた。

 ジャファー氏は「多くのカナダ人は、中国の天然資源や貿易などに興味を持っています。しかし、共同の利益を追求し、中国政府と提携する際に、我々がやるべきことはすべての中国の人権を強め、中国に人権を唱導することを保証、堅持しなければなりません。しかも確かに履行したことを実証しなければなりません。同時に、中共は短期的でなく、長期的に少数民族や異なる政見を抱く人々、多様な信仰を尊重することを我々に証明しなければならなりません。これこそ、カナダが求めるものであり、しかも我々の立場を表明しています」と主張した。

 彼は「そして今後は中加関係をより良好なものとしていきます。我々は彼らに人権を尊重することを要求しています。とくにこの点において問題はないと保証してほしい。一つの国として、我々はこのことを行わなければならないのです。また、我々は中国の人権状況の変化を望む国々と連携し、中共に圧力をかけようとしています」と話した。

 2006年10月22日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/10/8/139666.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/10/9/78806.html