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龍ちゃんの苦難に満ちた少年時代(写真)

(明慧日本)2006年旧暦2月22日、長期間に渡り苦痛、圧力、悲しみと怒りに耐えてきたおじいちゃんがこの世を去り、年を取ったおばあちゃんと小さな龍ちゃんが残った。14歳の龍ちゃんはこの厳しい現実が受け入れなくて5回食事が食べられなかった。気が強く人前で泣かなかった子が泣いた。両親の関心と愛がなくなり、もっとも親しいおじいちゃんまでなくなって、もともと悲惨な生活がさらに厳しくなった。

 
龍ちゃんこと張小龍さん
龍ちゃんのおばあちゃん

龍ちゃんは7歳から繰り返し両親と別れなければならなかった。たびたびの別れの苦痛と脅迫を受けなければならなかった。父の張伝正さん、母の郭秀紅さんは法輪大法を修煉しており、村では有名な良い人だった。1999年7.20以降、両親は繰り返し不法に逮捕され、監禁され、ひどく殴られた。龍ちゃんは小さいときから両親と離れなければならなかった。郭家村で年を取ったおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に暮らしてきた。いま龍ちゃんは収入のないおばあちゃんと一緒に苦しい生活をしている。

 これが山東省濰坊市坊子区鳳凰街弁南溝西村にある龍ちゃんの家

 
部屋の中に親指ほどの幅の割れ目が至る所で見られた
部屋の中に親指ほどの幅の割れ目が至る所で見られた
部屋の中に親指ほどの幅の割れ目が至る所で見られた

2002年10月、故郷を離れなければならなかった両親は再び610オフィスに逮捕され、それぞれ3年の労働教養を言い渡された。2003年8月、さらに適当な罪で不法に10年の刑を言い渡され、済南監獄に送られ迫害された。龍ちゃんはこうして毎日父と母を期待する中で14歳の少年になった。

 
龍ちゃんとお父さん、お母さん

誰しも両親がいる、誰しも子供がいる。龍ちゃんの物語に不平を思う人がいるかもしれない。しかし、このような家庭は中国で一つではない。中共が法輪功を迫害してから7年間、数千数万の子供が親族を失い、数千数万の家族が壊された。
倒れている南屋
倒れている南屋


 2006年10月22日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/10/22/140746.html