日本明慧
■印刷版   

デービッド・キルガー氏、「生体臓器バンク」として法輪功学習者の臓器を摘出している中共を告発

(明慧日本)中央社10月11日の報道によると、カナダ前アジア大洋州担当大臣デービッド・キルガー氏は11日、台湾の高雄市で、中共における法輪功学習者の生体から臓器を摘出している蛮行を告発した。キルガー氏は、中国にいわゆる「生体臓器バンク」が存在しており、随時に器官移植に提供して利益を得ている反人道的行為に対し、各国政府は十分に重視し、更に積極的措置を取り、人権を保障するよう希望している、と話した。

 キルガー氏は現在、国内で行われている「中共における法輪功学習者の生体からの臓器摘出」に対して捜査・証拠の収集を行っており、午前、高雄市で記者会見を行い、中共の人道に反する迫害行為を告発し、各国政府に対し、この問題を正視して積極的な対応を行うように呼びかけるとともに、人道に反する国は2008年オリンピックを主催する資格がないという宗旨に対して疑問を表明した。

 キルガー氏は、中共が1999年7月から法輪功を迫害し、学習者を逮捕し始めてから、たくさんの学習者が行方不明になり、労働教養所に送られてから連絡が断絶されており、数年にわたる追跡捜査、証拠の収集結果、18種類の理由により、中共が生きている法輪功学習者の臓器を「生体臓器バンク」として、全世界の臓器移植を望む人々に、短期間で供給していると判断した。

 中国民衆の録音及び映像の捜査により、中国には確実に「生体臓器バンク」が存在し、生体からの臓器摘出を助力する医者の家族、病院の医療関係者も、中共が法輪功学習者を監禁している労働教養所を「生体臓器バンク」としていることを実証した。また、臓器販売価格表も作成し、腎臓移植は6万2千ドル、肝臓移植は13万ドル、肺移植は17万ドルなどであった。

 キルガー氏は、法輪功は修煉運動であり、全世界80ケ国の民衆が修煉しているが、中共だけが迫害し、学習者を逮捕していると指摘した。

 キルガー氏は最近、中国で臓器移植を受けた数人の台湾人を調査し、移植費として大金を支払い、その一部分は手数料であった事を確認した。臓器四歩句を受けた当事者は、その臓器が死刑犯あるいは寄贈者からのものではなく、生きた人から摘出したものであることを知った時、どうしても信じられないと表明した。

 統計によると、台湾では毎年約450人が中国で肝臓、腎臓移植手術を受けており、肝臓移植の場合、生存率が60%で、平均生存率は13ケ月である。

 キルガー氏は、政府が生体から臓器を摘出する反人道的行為を正視すべきであると呼びかけ、各国政府が積極的に行動するよう望むと示した。

 2006年10月25日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/10/12/140007.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/10/13/78917.html