日本明慧
■印刷版   

フランス人権団体:中共による法輪功迫害の停止に圧力をかけるよう大統領に要請


 文/フランスの法輪功学習者

(明慧日本)フランスの人権団体「人権のために行動を取る」協会の主席であるマリー・フランソワ・ランペルチ氏は先日、大統領外交顧問であるローラン・ビリー氏と面会した際に、法輪功団体が受けている迫害の厳重性を強調し、大統領顧問を通じて、フランス法輪大法協会会長である唐漢龍氏から大統領宛の書簡を渡すようを伝え、書簡の中で、大統領は中国政府と公開対話をし、中共による法輪功学習者迫害を停止させるよう要請した。

 
フランス人権団体「人権のために行動を取る」協会の主席マリー・フランソワ・ランペルチ氏(左)とフランス法輪大法協会会長である唐漢龍氏

ランペルチ氏は同時に、カナダ独立調査員のデービッド・キルガー氏とデービッド・マタス氏から大統領宛の書簡とその他の資料を大統領へ渡すようお願いした。

 二人の調査員は書簡の中で、大統領訪中の際、中国政府に圧力をかけ、すべての刑務所、労働教養所を開放し、国際社会による調査を許可し、無実な国民への殺害を阻止するよう要請した。ランペルチ氏も支持の署名をした。

 ランペルチ氏は次のように話している。「我々は会談の中で、法輪功精神運動のメンバーが拘禁され、残酷な刑を受け、生体から臓器を摘出されており、中国においては、強制収容所の存在は紛れもない事実である。我々は大統領外交顧問を通して、これはすべて事実だrることを大統領に伝えていただきたい。我々は、中国政府はまず国際社会による調査を許可するよう、大統領から促すべきであると認識している」。

 また、「人権団体として、我々はこれらのことについて、大変憂慮している。我々は、フランスの研究者はこのような残酷な臓器売買を助長してほしくない」と話した。

 ビリー大統領顧問は、「どの研究員がこのような残酷な件に関与したのかが明らであれば、彼はフランスの法律に裁かれるべきである」と話した。

 フランス大統領外交顧問のローラン・ビリー氏は、シラク大統領の訪中前、16人のフランス人権団体代表と面会し、彼らの中国の人権状況への調査や要求を聴取した。これはシラク大統領任期以来訪中に際して行われている慣例であり、今回は第4回目である。

 2006年10月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/10/28/141232.html