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人権問題の国連特使はシンガポール政府を譴責(写真)

(明慧日本)法輪功人権は最近、国連特使が昨年提出した、シンガポール政府による法輪功学習者への不法監禁に対する譴責報告を公表した。

 この譴責報告は3人の人権問題の国連特使によるものである。彼らは国連の「言論の自由」に関する特別調査官であり、「婦女暴行問題」の担当でもある。当時、「任意拘留問題」グループと連合でシンガポール政府に対し緊急に呼びかけた。

 
シンガポールの法輪功学習者と国連、「婦女暴行問題」の特別調査官 (中)

この報告は2005年5月3日にシンガポール外交部へ発信し、当時不法監禁されていた法輪功学習者2人の情況への関心を示した。その法輪功学習者はシンガポール籍の黄才華さん(41)と中国籍の程呂金さん(37)である。報告によると、2004年5月、黄才華さんと程呂金さんはシンガポール当局に不法逮捕され起訴されており、その原因は2003年2月にシンガポール濱海公園で申請をせずに集会を行い、中国共産党による法輪功への迫害の真相資料と真相DVDを配布したためという。2005年4月27日、シンガポールの三十九号裁判所により、黄才華さんに罰金2万4千シンガポールドルと、程呂金さんに罰金2万シンガポールドルが言い渡された。しかし、彼女たちは罰金の支払いを断り、上訴した。その結果、罰金を禁固刑に変えられ、黄才華さんが20週間の禁固、程呂金さんが24週間の禁固となった。その後、樟宜女子監獄に送られた。国連がこの上申書を受けた時、彼女たちは弁護士や親族との面会は一切許されていなかった。程呂金さんの場合、当時母乳で6ヶ月の娘の面倒を見なければならなかったが、突然の拘禁で自分の娘の生活の保障することもできず、娘の顔を見ることさえ許されなかった。彼女たちは、監獄で断食を行い、裁判所の4月25日の不当判決に対し抗議の意を表した。監獄の官員らは、断食をやめないと拷問を重くすると彼女たちを脅かしたという。

 今年の国連人権理事会において、黄才華さんは特別にジュネーブへ向かい、この会議に出席したすべての加盟国官員に、法輪功がシンガポール政府に迫害されている事実を訴えた。

 2006年10月31日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/10/29/141295.html