台湾台中市議会:中共による生体からの臓器収奪を譴責する決議を可決
文/台湾の法輪功学習者
(明慧日本)台中市議会第16回第三次臨時会は、曾朝榮議員と唐國泰議員が共同提案し、33人の議員が署名した「中共の法輪功学習者に対する迫害、臓器の不法収奪および販売蛮行を譴責」する決議案が可決した。
台中市は屏東県、雲林県、嘉義県、基隆市、花蓮県、宜蘭県、台南市、澎湖県、新竹県、彰化県に続き、第11番目の決議を可決した都市である。
今回の決議は、中共が各地の収容所で法輪功学習者の生体から臓器を収奪し、死体を焼却処分している件で、国連や国際人権組織および世界保健機関(WHO)が中国で実際に調査を行い、真相を暴露し、中共の不法行為を制止するよう呼びかけた。そして、彰化県政府はこの件に対して、臓器移植に関する医療水準や人権問題および倫理観念の宣伝を強化するように呼びかけた。
曾朝榮議員は次のように述べた。「私達は中共に強烈に抗議します。法輪功学習者における迫害に抗議します。臓器の収奪行為は人道に反するものです。台湾は中国で臓器移植をする医療行為を法律で禁止すべきです。これは議会の共同決議で、我々は同じことを考えています。台中市議会の全議員はこれからも法輪功学習者に最大に支持します。」
呉春夏議員は「民主は人権を重視します。それは、発展途上国が最も重視すべきな基本的な問題なので、人権に関することは私達は絶対に応援し、人権を維持するために戦います」と話した。
劉國隆議員は国連に調査するよう呼びかけた。「人間それぞれの尊厳を守ることは国連の責任であり、イランの核兵器を調査するように、中国に入って強制調査する決議を可決すべきです。人権迫害は核以上な深刻な問題です」。
王秋冬議員は、このような不正で人道に反する行為を制止すべきだと話した。
臨時会を出席した法輪功学習者の代表・センさんは「台中市議会の決議に対する支持に感謝します」と話し、さらに、カナダ国会人権委員会元主席、外務省アジア局元局長デービッド・キルガー氏(David Kilgour)が11日に台湾を訪れた。キルガー氏は記者会見で。中共が法輪功学習者の生体から臓器を摘出する蛮行は独立調査、証拠収集により、中共は全世界の臓器移植を求める者に短期間で提供できるように法輪功学習者の臓器を「提供元」として使っている理由は18個を挙げられると指摘した、と話した。
センさんは、世界の正義ある人たちにより、法輪功迫害を調査する「真相調査委員会(CIPFG)」を設立した。目的は、法輪功学習者の迫害に対して、中国と海外で独立捜査を行い、中国のすべての労働収容所、刑務所、病院そして関連設施を全面的調査するためである。もっと多くの政府が中共の人権を踏み付ける行為に関心を寄せ、人権を保障することを望んでいると話した。
2006年11月1日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/10/14/140207.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/10/16/79017.html)
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