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中共は無辜な生命を扼殺

(明慧日本)河北省秦皇島市の法輪功学習者・王頴さんは2度目の妊娠をした。人の生まれつきの善良な本性、生命を大事にし、悪らつな中共による迫害の下でも、王頴さんはようやく胎児を7カ月まで守って来たが、ついに会社の上司に知られてしまった。張増震を始めとする都市管理局の職員たちは中共の邪悪な政策を執行するという理由で、王頴さんを強制的に堕胎させるともに、王頴さんと母親が法輪功学習者であるため、なお子供を残してはいけないと揚言した。

 その邪悪な目的を達成するため、会社の社員を派遣し、24時間にわたって王頴さんと母親の自宅を監視し(王頴さんは当時母親の家に泊まっていた)、交代で迫害を加え、私生活を侵害しようとしたが、王頴さん母親に拒絶された。その後、張増震局長はまた、数台の車と人を派遣して王さんの自宅を囲み、24時間体制で厳密に監視し、夜間も頻繁に見張りを交代した。7月中旬はちょうど一番暑い時期で、どの家も窓を開けっぱなしにし、車の騒音と大きな話し声で住民は眠れず、びくびくして家を自由に出入りすることも出来なくなった。張増震は都市管理局の仕事が麻痺しても妊娠中の子供を放そうとしなかった。妊娠してすでに7カ月になった王頴さんは毎日家に籠ったまま、食欲を失って眠れず、毎日涙にくれて極度に衰弱した。自分だけでなく家族も想像できないほど大きな苦痛と障害を受け、団地の住民たちも恐怖の中で日々を過ごした。

 その後、王頴さんは馬書文(紀律検査委員会書記)に強制的に連行され、入院させられた。病室でも数人の職員を手配して監視、私生活を侵害する方法で王頴さんの人権を踏みにじり、日夜正常な休憩が取れず、室外での活動も制限され、さらにトイレに行く時も監視された。張増震はまた、他の上司を動員して絶えず王頴さんの所に来て大声で叫んだり、電話で恐喝したりし、また病院の管理者に、何の検査もせず強制的に出産させるように要求したが、病院側の制止により目的は達成できなかった。張増震は見境もなく怒り、王頴さんおよび家族を脅迫し、堕胎しないとどんな措置でも取り、計画出産委員会あるいは610オフィスへの身柄引き渡しも検討していると言い、胎児の大きさを問わず、絶対に生きたまま生ませないようにすると脅した。

 王頴さんはすでに長期間に及ぶ迫害に苦しめられ、精神的に極度の緊張状態でいらいらし、非常に疲労困憊している状況で、強制的に出産させられた。このようにして7カ月の男児が張増震らの悪党に追随する手先により殺害された。

 王頴さんが監禁されていた間、母親や家の電話や家族の携帯は全部監視された。母親が病院に見舞いに行く時、団地の入り口で乗ったタクシーの運転手さえ巻き添えになってしまった。

 張増震は郷政府在任中に、計画出産部門で勤務した。いつも妊娠した女性をトラクターに乗せては強制出産所に行き、数カ月から7,8カ月の胎児、更には出産直前の時もあり、車上からは泣き声が聞こえ、悲惨で見ていられなかった。しかし、張増震自身は超計画出産者で、話によると2番目の子は妊娠8カ月になってからコネによって出産許可書を獲得したという。

 2006年11月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/9/25/138479.html